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1/21‣ドラッガー&トレーシーで学ぶ‣マネジメント偏差アップ10分講義|HERE&NOW今ここで考える|

こんにちは いけいけです この記事は、有料記事のシリーズものなります

これまで、20年以上もトレーシー・ドラッガーなど名経営者の書いた本を元に、自分の経営や運営や仕事に対しての思考を深めてきました

はじめの10年は自分が成果をあげるために次の10年は組織が成果を上げるために書籍を利用して来たのです

最近5年間は、役員~取締役という立場で、現場のトップ人材をドラッガーとブライアントレーシーやその他の書籍を使って、研修を実施してきました

2020年は、社外のWEB関連会社の若い取締役への講義を、
2021年は、京都大学の学生たちにこの書籍を使って学ぶという講義をしています(これは本当に楽しいのです)

その講義をNOTEでも実施したいと思って連載を開始します

シリーズものの予定です。ドラッガーはそれこそ経営に対しての全ての要素(現代社会のX10思考以外)が系統立てられています。トレーシーも自らの書籍に記載していますが、ドラッガーから常に思考やアイディアがあふれる源泉を与えてもらえると、私自身も感じています

だから何度も何度も読むことで色んな考えを思いつきますが、、、


でも、実際には
Ⅰ.ドラッガーを読み理解し利用するのはかなり難しい(実際には困難)
Ⅱ.(これがポイントですが)忙しすぎる人は、じっくり読む時間はない
Ⅲ.解説や具体事例があれば、深く理解でき、即実践することが可能になる

という状況にわが社はありますし、他の若い人たちと接していても感じます 私の経験と書籍から得たノウハウ、それらをシェアしていきたいと考えています

そんな忙しい方に!!!

ドラッガー&トレーシーで学ぶ‣経営偏差アップ10分講義

でノウハウを共有していきたいと考えています。


第一講義:今いるところから考える

現状を正しく認識するという事です。また、◎とその理由、×とその理由そして、次を考えるために、今【現在地】を見る目線を養います。

①今、最も絶好調なのは、どの部署か?誰か??
②稼ぎを生み出す、スキル・思考・要因は何か?
➂市場の変化の次をとらえるための手段は何か?


①まず、売上(そして一番大切なキャッシュ)は誰が(どの部署が)稼いでいるか?を考えます。これは、現在会社の骨格となっている稼ぎ頭の中身を分析するということです。

大事なことは、分析指標です。何で見るか?です

・売上;(書籍販売で言えば、)総売上
・売上のための数;販売冊数(もちろん、高額な本なら冊数が少なく)
・★本の売上を計測するためのその手前の数(本の冊数増に影響するのはフォロワーの数と決める OR スキの数を増やす方が良いと決める

次に大切なことは、その指標が、↗・↘・→上向き・下向き・横這いを確認することが必要です(そのための現状分析です)

★稼いでいる部署は?
★どれだけ稼いでいる?
★その稼ぎの指標は?
★それは上下横這い?

をまず考えます


次に、最もうまくいっている部署・人は誰か?という問題に入ります

逸話が紹介されています。裸一貫で働きづめの旦那社長が急に亡くなった。そこで何も分からない夫人が会社に乗り込んできた。そこで夫人が周りの取締役に確認したのは、何がうまくいっている?何がうまくいっていない?だ。じゃあ、上手くいっていることをもっとやろう。うまくいっていないことはやめよう。だった。
次に、誰がうまくいっている?誰がうまくいっていない?を聞く様になった。そして、上手くいっている者を昇進させよう。うまくいっていない者は退いてもらおう

それで会社はより高速回転し、より好回転しだした。

結論は、★★★勝ち馬に乗れ(今勝っている馬に乗れ)だ。


②では、稼いでいる部署・人がもつ重要な特徴は何か?

②のポイントは、コアコンピタンスだ。事業であれば、中核をなす能力ということだ。あなたの大事な稼ぎを形作っているコアな能力を十分に発揮しているのは誰か?

WEB制作会社の事例でいってみよう。以下の仕事群がメンバー全員がやっている仕事だったようだ。その中の仕分けをしていく。

・WEB制作◎;これをもっと強化するには?
・WEB広報△
・営業◎;これをもっと強化するには?
・全体コントローラー×
・社長や取締役の動き△
・会議▲


まず、これらの分野を列挙することにした(1年前にやった実例です。WEB関連会社で扱っている商品とその他中で時間を使っている項目)

実際に、友人の取締役との話では、だからWEB広告という稼ぎの手段は実施しないと決めたという事になりました

蛇足ながら、WEB広告は100万円の売上に対して、20%が運用者の取分となります。その20万の売上のために一人の労働力をすべて使うことになっていたため、その20万円を諦めて、2000万円を営業で取ってくる方に力を分配することに決めました。

どう考えても、WEB制作と比較して、全く儲からなく、手間と時間のかかることだったからである。そのような今実際に行っている無駄な仕事はないだろうか?(もっと正確に言えば、有能な人物が負担している無駄な業務を有効な仕事に振り分けなくてはならない

この会社は、稼げる人材があたっていた△パートのWEB広報をカットすることにより、営業人材の時間をつくり、大きな稼ぎを手にすることになる

小さな会社であれば、

★★★優秀人材の時間の使い方は最重要科目である


さて、稼げる人と自分自身は何が違うのだろう?

自分の会社にとって、一番必要な特性はなにだろう?自分の今の特性はなにだろう?どの部分を強化すれば一番稼ぎに結びつくだろうか?


私のスキルは

・経験値に基づいて5つの政策から今年の政策を1つに絞る事
・人員を見渡して、一番活躍している人にもっと活躍するように仕向ける力
・書籍を利用して、学びをチームに吹き込む力

・実際的には、WEBでのCV差異分析によって、広報時期と金額増を決めた
・情報統制によって、バラバラになっている各県の情報展開をWEB展開できるように時期をそろえた(これでバナー広告が利くから)
・昨年コロナで渋っていたお客様がコロナが緩くなると戻り率が高まると想定していること

★コロナ下での攻めの風を業界内に吹かせていること(業界全体を活性化させることができないか?と考えている)

★今年の攻めは、実はコロナ禍での出店である。実際には、(業種には当然よりますが)、

beforeコロナ:Afterコロナ:現状コロナ禍新規出店(継続店舗)
=100%:33%:150%(90%)

と集客数が出ました。この夏前までの数値となります。
その後緊急事態宣言が出されたために、150→120(90→80)などになった印象です。


➂今回は、実はこれが一番言いたいことです。この下を有料時期にします(ほとんど読めていますが)これからは市場が変化するという事ですよね。コロナ禍にAIが連動してくることになったので、これまでとは比較できない大きさと変化幅ですべての業界が変わるとみてほしいと考えています


数字(3つの数字があることを知っていますか?)を見る時には、

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サポーターになってくれた方には、私から、ご褒美に美味し過ぎる焼肉屋さんを密かにお教え致します。記事にはしない予定ですが、私は焼肉偏差値70以上です。