見出し画像

調味料の国内市場分析

皆さんこんにちは!碇ゼミの調味料チーム「RESCO」です!チーム名の読みは「レスコ」で、メンバーの好きな調味料、唐辛子(red peppers)、醤油(soy source)、ラー油(chili oil)の頭文字を取っています。これから調味料の海外輸出に向けてがんばっていくのでよろしくお願いします!

今回はメンバーの紹介と、醤油、味噌、ソース、スパイスの4つについて、国内市場分析をしていきたいと思います。

メンバー紹介

・横尾真希(よこおまさき)。今1番欲しいものはペルシャ絨毯です。記事では醤油の担当をします。
・三重野冬眞(みえのとうま)。最近千鳥の相席食堂にはまっている。味噌担当。
・安東由樹(あんどうゆき)"孤独のグルメ"を観ると心が落ち着きます。ソース担当です。

・蔵本大寛(くらもとたいかん)
この4人でやっていきます!改めてよろしくお願いします。ではさっそくですが市場分析をしていきます。まずは醤油からどうぞ!

・醤油

醤油は横尾が担当します!醤油は古くから日本人の生活に欠かせない調味料として愛用されていて日本の食文化の中で重要な位置を占めてきました。一方で家庭料理の洋食化、外食の日常化、テイクアウト総菜の充実などの影響で、醤油の国内市場は縮小傾向にあります。富士経済によると1980年代に年間120万キロリットル前後だった醤油の国内出荷量は2017年には77万キロリットルを下回り、販売額も2017年は2009年と比べて1割減少しています。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35891970Y8A920C1LA0000/

醤油業界のシェアは1位キッコーマン、2位ヤマサ醤油、3位正田醤油となっています。その中でも私は今回、キッコーマンに注目してみました。キッコーマンは1917年設立、醤油やみりんなどの調味料が主力事業で、醤油は日本で全体の3割ものシェアを獲得しています。その他にも、加工食品や飲料、スープ、ワインなど、様々な事業を手掛ける大手総合食品メーカーです。売上高は4,686億1,600万円(2020年3月)。

https://www.kikkoman.co.jp/ir/lib/highlight.html

今回の調査を通して、醤油市場の規模の大きさと国内市場の縮小を知ることができました。また、国内市場の縮小を受けて多くの企業は国内だけでなく、海外での売り上げを増加させていることも発見できました。次回は、海外市場について記事を投稿する予定なのでその際に日系企業の海外戦略についても述べたいと思います。

・味噌

次に、三重野が味噌について担当します!味噌は調味料の「さしすせそ」の一角を担う、日本では超ポピュラーな調味料です。しかし食卓に当たり前にあるからこそ、味噌が国内でどのくらい作られ、消費されているかを考えたことはないのではないでしょうか。今回はそんな味噌について調べてみました。

まず、上の表を見てください。少し見づらいですが、1つ目が令和2年1月~7月の生産・出荷量、2つ目が家庭での購入量を、それぞれ昨年と比べた表になります。1つ目の表を見てまず驚くのは、単位がトンだと言うことです。しかも多い月には3.5万トン以上…。そんなに多いとは思いませんでした。平均しても月に約3万トンも生産、出荷されているんですね。
そして重要なのはその下、家庭での消費量です。表をもとに計算すると、支出金額は月平均188円、購入数量は438gとなりました。自分は実家暮らしで買い物はあまりしないので、祖母に聞いたところ、うちにある味噌が850グラムで400円程度ということでした。表と合わせて考えると、2ヶ月に1回程度買う家庭が多そうですね。
参考:全国味噌工業協同組合連合会「味噌業界の現状について(統計等データ、生産、出荷、輸出)令和2年7月」http://zenmi.jp/data/toukei/2020/misogyokai-hp2020.pdf

次に、味噌を作る企業についても少し調べてみました。今回調べたのはマルコメ株式会社です。基本情報としては、
創業:1854年(安政元年)
資本金:1億円
売上高:469億9,000万円(2020年3月期)
簡単に事業内容を説明すると、みそをはじめ、糀製品、大豆製品、みそ加工品等を生産している会社です。それにしても創業約166年とは驚きです。それでいてマルコメさんはオンラインショップやレシピの公開、独自のコミュニティサイトの運営なども行っており、時代に合わせたニーズに対応していると感じました。また、液体タイプのみそや糀を使ったジェラートなど、新しいことに挑戦している企業でもあります。他にも食育や研究開発にも力を入れており、まさに私たちの食を支える企業のひとつと言えますね!
参考:マルコメ株式会社 https://www.marukome.co.jp/

今回の調査で、日本を代表する食材、味噌の可能性を感じることができました。企業でも様々な取り組みを行っているので、これからの味噌業界が楽しみですね!

・ソース

続いて、安東がソースを担当します!ソースといっても幅が広く、そもそも何を指すのかよくわからない方もいるかもしれませんが、ソースとは「液体調味料」の名称です。ウスターソース類、トマトケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング類、、、などなど様々なものを含みます。中でもソース市場を引っ張っているのはウスターソースやお好みソースなどです。

ソースの市場は現在下のグラフのようになっています。

2020年の予測の市場規模は0.0207兆円です。2019年は野菜の価格の高騰などにより焼きそばソースやお好み焼きソースの売れ行きが悪かったようです。今年も自然災害が少なくないですが、昨年よりは市場規模が上がると示されています。

また、最近は主力のソースに加え、健康志向のソースが市場を引っ張っているようです。ソースは日本の食事に欠かせませんが、塩分の摂りすぎや油分の多さが気になることもあります。そんな中近年では健康志向のソースの需要が高まり、さらにソース市場が盛り上がっています。気になる方は下の記事を読んでみてください。

今回のソースの市場規模の調査で、健康志向の方にもソースの需要があることがわかり面白かったです!しかしソースといえば日本の味というイメージの方も少なくないと思います。次回はソースの海外での市場について書いていきます。お楽しみに。

・スパイス

続いて横尾がスパイスを担当します!スパイスの国内市場は拡大しています。18年の市場規模は576億円と5年前と比べて11%増えています。これは食の多様化を背景にスパイスを多用する料理が増えていることが原因として挙げられます。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50065730Q9A920C1QM8000/

近年の増加の要因としては、生鮮代替需要を中心とした練りタイプの大幅増と洋風スパイスの拡大が特に大きいです。これに加えて、近年は具入りラー油などが再び伸び始めていることで市場は活発になっています。テーブルコショウや七味唐辛子などは若干市場規模を縮小していますが、これ以外の分野が成長をけん引しています。今後は生鮮代替需要を捉えたショウガやニンニクなどの大容量タイプに加え、青ジソやネギ塩などのバラエティー化も市場拡大に貢献し、今後もスパイス市場は拡大が見込まれます。中国産のガーリックや唐辛子、ショウガなどは高騰気味ですがスパイス業界は全体として今後も成長が見込まれます。

スパイスについて調べてみて着実にスパイス市場は拡大していることが分かりました。そして、将来も安定した市場拡大が見込めるため、更に顧客のニーズに合わせた機能的な商品が開発されるのではないかと考えました。普段、スパイスを使う機会は多いのにその市場について知らなかったことがたくさんあり、今後の企業訪問や調べ学習を通してさらに知識のアップグレードを図りたいと思います。
ちなみに大学がある大分ではかぼすが有名です。それに因んだ調味料“かぼす七味”があります。かぼすを粉末にし、唐辛子と混ぜ合わせたものになります。刺身、鍋物、うどんなど幅広く使用でき、従来の七味より風味が良くこれを使えば料理も格段と美味しくなります。ぜひ一度使ってみてください!!そのかぼす七味が下記になります。

https://news.nissyoku.co.jp/news/ original2020012205