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『子どもが親の言うことを聞かない』の適切な対応!子育てで『叱る』は良い?ダメ?

こんにちは、心理学コミュニケーション講師の『いからず』です。

今日は、『子どもが親の言うことを聞かない』ときの適切な対応についてお伝えします。子どもが言うことを聞かないって、親としては少なからずイラッとしたり、どうしようって頭を悩ませてしまうこともあるんじゃないでしょうか。

心理学や脳科学の講座をしていて、子育てで「叱る」って、良いの?やっぱりダメなの?って質問をよく頂きます。

結論から言うと、子どもに『叱る』はしても良いんです。
むしろ、しっかりと『叱る』ことも必要だと私は思っています。
ただし、『叱る』をする上で、さらに言うなら子育てをする上で大切な”承認”がしっかりとできていることが一番のポイントになります。

<なぜ「叱る」が必要なのか?>

子どもが「お父さんお母さん怖い」と思ったり、親子の関係が悪くなることを恐れて、『叱る』をしな買った場合に苦労するのは子ども自身です。そして、自分のことを『叱ってれない』親のもとで育つ子どもが、必ずしも良い成長をするわけじゃないんです。むしろ、「言ってもらえない」「気にしてもらえない」と感じて、「僕のことをちゃんと見て!」「かまって欲しい!」という欲求が強くなり、”非行”やあえて親や注意の目を引く”問題行動”を起こしやすくなったりします。

子どもが『言うことを聞いてくれない』原因の一つは、この「ちゃんと見て!」「かまって欲しい!」の欲求の現れだったりします。

だから、しっかりと適切に関わってあげること、その中で『叱る』ことも大切な一つになります。

「え?でも叱ったら、結局子どもが機嫌を悪くして、もっと親の言うことを聞かなくなるんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、『叱る』にしても普段からしっかりと子どものことを承認(=「認める」)ということをしてあげれば大丈夫なんです。子どもへの承認とは、子どもの言うことに何でも合わせるということではなく、子どもからしてみて「僕のことをちゃんと見てくれている」と感じることが大切です。

<『承認』をするとは?>

普段から子どもの接する中で自然と映る子どもの成長や行動ひとつひとつをしっかりと見て「こんなことできるようになったんだね」「そっか、そんなことがあったんだね」と聞いたり伝えてあげたり、表情がいつもと違うなと感じる時には「どうかした?(私に)話してみない?」と声をかけたり、「そう感じているんだね」としっかり気持ちを受け止めてあげたり。
普段からしっかりと”承認”を行い、「僕のことをちゃんと見てくれている」と子どもが感じてさえいれば、『叱る』をしていてもちゃんと伝わります。

<まとめ>

だから、子育てにおいて『承認』をしっかりと普段からしていくことが何より大切です。もちろん子どもの年齢にもよりますが、叱ってもすぐに聞けない場合やちゃんと伝わらないことだってあると思います。でも、承認を続けていくことは、子ども自身が明るく、元気に、自分に自信を持って成長していくための最も重要なポイントになってきます。

「親の言うことを聞かない子ども」というのは、子どもは自分の口では「僕に構わないで!」「放っておいてよ!」というかもしれませんが、あえて親や周囲の大人の言うことに逆らって、目を引こうとするんです。これは子どもの「ちゃんと見て!」という”承認欲求”の現れとも言えます。

だからこそ、普段からの承認をした上で、間違ったこと、危ないことを子どもが(しようと)した場合には、しっかりと『叱る』を行なっていくことは、子どもにとっても大切なことです。

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