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駄文

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あまりにも低い自己肯定感と、あまりにも高い自己愛。
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#記憶

学生時代、京都に住んでいた記憶の話

学生時代、京都に住んでいた記憶の話

大学4年間を過ごした(らしい)京都、
1年半ぶりに京都へ臨む心情は極めてニュートラルだった。ただ、僕は間違いなくここに住んでいた。

学生時代を思い出して、感傷に浸るわけでもなく、世界的観光都市「京都」の京都を観光客として楽しむわけでもない。

華の無い学生生活を送っていたせいか、感傷的になる材料がない。
だからといって、今さら金閣寺を観たいとも思わない。むしろ、京都が「京都」を演じている様子はど

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記憶のインデックス

記憶のインデックス

んぁぁ、思い出せないなぁぁ。

記憶

過去に自分(自分たち)が得た情報たちのことだ。我々は記憶をもとに生きている。僕が手で水をすくって飲めるのは、それが冷たくて、しっとりとしてて、手で操れる程度の硬さで、割とおいしいことをどこかで知り、水を記憶しているからだ。

水のように、今までもこれからもしつこく触れるものなら記憶を失うことはない。しかし、一度しか会えていない人の顔や昔住んでた場所の匂いなど

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