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台湾で人気の配車依頼サービス「LINE TAXI」のインフルエンサーを起用したキャンペーン【 KOL Radarによるマーケティングの成功事例を解説】

皆さん、台湾でタクシーに乗ったことはありますか?
台湾には、色々なタクシー配車サービスがあり、最近ではコンビニのキヨスク端末や、スマホアプリから呼ぶのが主流となっています。その数あるタクシー配車サービスの中でもLINEの利用者が95%を超える台湾では今、「LINE TAXI」が人気を集めてます。

今回はそんな「LINE TAXI」がサービスの魅力を台湾市場により浸透させ、利用者をさらに増やすために行ったKOL Radarマーケティングキャンペーンについて解説します。


1:市場調査でサービスの優位性と消費者の関心を明確に

KOL Radarは市場調査を通し「LINE TAXI」のアプリを介すことなくLINEで直接配車依頼が可能という最大のメリット以外に、LINE Payを組み合わせることによる支払いの利便性も消費者への大きなアピールポイントであると明確にしました。さらにネット上の「LINE TAXI」及び競合サービスに関するキーワードやクチコミの分析から、消費者は価格サービスのクオリティー利便性に特に関心があること、またタクシーを利用する動機としては、天気、祝日、仕事、休みなど、日常生活に密接に関わっていることが分かりました。


2:キャスティング戦略

市場調査に基づき、消費者の関心を引き付けるために身近な日常生活に関する投稿で「LINE TAXI」の値段や利便性などの魅力を紹介することを企画。
FacebookのマクロインフルエンサーとInstagramのナノインフルエンサーを組み合わせ、SNSの特性とフォロワー規模の違いによるマーケティング効果の差異を利用した。キャスティング戦略を策定しました。

① Facebook:インプレッションを高め、認知度アップ

台湾で利用率が90%を超えるFacebookは大きなインプレッションが見込めるため、認知度アップを目的とし、フォロワー数10万〜50万人以上のマクロインフルエンサーを複数名起用。

② Instagram:口コミを生み出し、サービスの魅力をアピール

台湾での利用率は、70.6%と比較的少ないInstagram。しかし、平均エンゲージメント率は3.63%と比較的高いため、ファンとの交流から口コミが生まれることを狙い、エンゲージメント率が特に高いナノインフルエンサーを起用。


3:高エンゲージメント率のインフルエンサー2選

今回のキャンペーンにおいて、エンゲージメント率が最も高かった2名のインフルエンサーを紹介します。

  • Facebookインフルエンサー「黃大米」

「黃大米」はFacebook上で20万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。ユーモアあふれる文章で人気の「黃大米」は、「LINE TAXI」の位置共有機能など便利な機能を分かりやすく紹介。投稿のいいねは6000件、コメントは1000件を超え、大きな反響がありました。

我非常非常推薦女生使用LINE...

Posted by 黃大米 on Thursday, March 4, 2021


  • Instagramインフルエンサー「LU拉拉」

Instagram上で3万人のフォロワーを持つインフルエンサー「LU拉拉」は、可愛いイラストの漫画が人気です。高校生が「LINE TAXI」を利用する場面を漫画にすることで、サービスをより分かりやすく紹介。28.88%という平均の驚異のエンゲージメント率を記録しました。


4:まとめ

いかがでしょうか?
KOL Radarは異なるフォロワー規模のインフルエンサーや各SNSの特性を利用することで、相乗効果を生み出す戦略でインフルエンサーを数十名起用。マーケティング効果を最大化させることに成功しました。

KOL Radarは日本企業の台湾越境インフルエンサーマーケティングの全面的なサポートが可能です!当社サービスに興味のある方はぜひ以下のリンクからご連絡ください↓




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