見出し画像

【海外インターン】日本人学生が台湾IT企業で長期インターンをした体験談

 こんにちは!

 iKalaの台湾本社のマーケティングチームでインターンをしている青木です。私は今、台湾の大学に通いながら、週2日インターンとして働いています。今回は、今月でインターンをはじめて1年になる私がインターン生活を振り返りつつ学んだことや感想を共有します!

インターンをはじめたきっかけ

 私は「大好きな台湾と日本の架け橋になりたい」と思い、高校を卒業してから日本の大学に進学せず台湾の大学に直接進学しました。台湾の大学では学部の勉強や、部活動やサークルに参加するなど充実した毎日を送っていましたが、「学生」としてだけではなく、「社会人」として台湾と関わることで新たな発見があると思い、インターンを探し始めました。その中でも、iKalaを選んだ理由は3つ!

  • マーケティングの実戦経験が積める

  • 台湾企業の文化を肌で感じたい

  • 中国語を活かせる

仕事内容

 私の主なミッションは、iKalaの知名度を高め、営業担当の顧客を増やす事です。特に、日本市場で力を入れている台湾への越境インフルエンサーマーケティングのワンストップサポートの宣伝に力を入れています。そのために、行っている仕事は大きく3つ!

  1. SNS公式アカウントの運用

  2. トレンド分析レポートの日本語訳

  3. データの整理分析


1. SNS公式アカウントの運用

 iKala JapanはTwitterとnoteを運用しており、両方の投稿を担当しています!

投稿作成のフロー:
①マーケティングチーム全体の会議で投稿予定を共有

 マーケティング部門全体会議で、投稿内容と日付、投稿ごとのCTA(投稿を見た人にとってもらいたい行動)を表にまとめて共有。具体的な投稿内容と、投稿ごとの目的を全体会議で確認することで、投稿がマーケティング全体の戦略とあっているか、投稿のマーケティング効果はあるかメンバーと話し合います。

会議は中国語で行われるので、中国語で入力

②記事・投稿の校正
  
 実際に書いた投稿をマーケティング部門の日本人メンターに添削してもらいます。誤字脱字がないかチェックする他に、投稿がより多くの人に読まれるよう、タイトルを練り直したり、構成を大きく変えることもあります。特に、noteはSEOが強いと長く読まれ続ける傾向にあるので、念入りに確認します。

 下の画像は、noteに初めて投稿した記事の校正段階の一部です。タイトルや書き方について何度も話し合いを重ね、投稿しました!

何か所も訂正し、記事のクオリティーを高めます

③結果分析

 毎月末、1カ月のデータを分析します!インプレッションやリンクのクリック数、からどう投稿すれば「顧客リスト獲得」「iKala Japanの知名度アップ」に繋がるのか考えます。
 今ではTwitterのフォロワー数は1200人を超え、noteの閲覧数も徐々に増えてきました。

2. トレンド分析レポートの日本語訳

 トレンド分析レポートは情報収集のためにダウンロードする人が多く、SNSの投稿より専門的なコンテンツを発信しています。

  1. レポートの日本語訳で意識していること

 台湾本社が発表したレポートのなかで、日本企業にも有益な情報であると判断すれば翻訳します。翻訳する際は直接翻訳するのではなく、日本ではあまり使われない専門用語は言い回しを変えるなど、日本人に分かりやすいように調節します!中国語を日本語を文字に直すと字数が多くなるので調節が大変でした(笑)

3. データの分析整理

 台湾と日本のインフルエンサーマーケティングやSNS使用状況に関する資料などから最新トレンドやデータをレポートに整理。この情報は新たなコンテンツの作成などに役立てられます。そのため多くの情報を収集比較し、分析することを意識しています。

最新のトレンドをまとめてレポートに落とし込む

インターン出勤日のスケジュール

 私は週に2日インターンをしています。そのとき取り組んでいる仕事や、学校の状況に合わせてオフィスに行くか、リモートワークにするか決めます。ここではオフィスに出勤した場合の1日の流れを紹介します!

~オフィスでの1日~

10:00 出社 会社の冷蔵庫のドリンクを飲みながら、仕事開始!お昼までにTwitterやnoteの文章を仕上げます!

13:00 ランチ 会社の近くのレストランで食事をするか持ち帰って会社で食べます。金曜日の全体会議ではお弁当が配られます!

会社の近くのカフェで食べたピータンサンドイッチ!

15:00 iKala Japanのメンバーと会議 
台湾と日本の両方にメンバーがいるので、オンラインで会議します。

18:30 退勤

インターンを経験して

 iKalaは台湾企業のなかでも特に、「台湾らしい」企業だと思います。上下関係がなく、学生インターンであってもフラットにコミュニケーションを取ることができ、独立して仕事をできる環境です。1人の社会人として扱って貰える環境でインターンをしたことは、私にとって社会を知る大きな経験になりました。また就業時間や場所に関するルールが少ないため、学校の課題で忙しい場合はリモートワークにするなど、融通が利くフレキシブルな職場なので、学校の勉強と両立できました!
 またなによりも、このインターンを通じて、日本と台湾の架け橋の一端になれたことにやりがいを感じました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?