タバコと演劇
演劇関係者の喫煙率は一般より高いのではないかと思う。
(福岡だけかもしれない。そうだったら良いな)
現在、全国では20代の喫煙率は20%を切っているというのに。
若い役者でもタバコ吸う子は多い(特に男)年配のかたはほとんど吸う。
昔はドラマなどでもタバコを吸うシーンは多かった、だから役者は吸えたほうが良いなんてことを言われたこともある。
しかし今は違う。
世の中のルールが変わった。
4月から受動喫煙防止法により、公共施設内は全て禁煙になっている。
昔は公共のホールにも搬入口にバケツが置いてあって、仕込みの時にはタバコ休憩というのが必ずあった。
そこでホールの道具さんや照明さん達と一緒にタバコを吸いながら世間話や打ち合わせをする。
タバコがコミュニケーションツールとしての役割をしていたのは否めない。
自分も若い頃はその輪に入る為に吸っていたようなものだった。
でも、アホらしくなってやめた。
(先輩の為にライターを常に持っとけとか言われて。それができる奴みたいな価値観。今考えると滑稽でもある)
受動喫煙の害が医学的に認められた現在、タバコの規制は仕方ないことだ。
昔のようにタバコはカッコいいものではなくなった。
いまだに、原付に乗りながら吸ってる人も見かけたりするけど
(そこまで我慢できねーの?と思うが本人はそれがカッコイイと思ってるのかもしれない)
タバコって麻薬よりも依存性が強いらしいから、やめられないのだろう。
不可思議な自分ルールを適用してる人も多い。
電子タバコは煙がでないからいいとか。
学校の敷地内だけど車の中なら大丈夫とか。
そして怒られるとコソコソ隠れて吸っている。
いい歳した大人がだ。
ただ視点を変えれば、そうまで自分に言い訳して自分ルールを作ってまでやめられないタバコの依存性ってのは、恐ろしくもある。
個人的にはタバコは筋トレにむっちゃ害なので、できれば喫煙者には近づきたくない。
喫煙者の車に乗るだけで吐き気がする。身体が受け付けなくなっている。
残り香だけでそうなるのだ。自分の身体に良いわけがないと思う。
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