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尾道ってどんな街?ー観光編ー

尾道には神社仏閣がひしめく山と、海の川である尾道水道、しまなみ海道の島々が揃った「箱庭的都市」言われています。それぞれ山エリア(尾道三山・御調町)・街エリア(尾道中心地)・海エリア(しまなみの島々)で、風景やレジャーも変わってきます。

山側神社仏閣とレトロな家々の風景

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尾道には千光寺山・西國寺山・浄土寺山の3つの山があり、「尾道三山」と呼ばれています。そして山々には神社仏閣がとても多いことで有名です。

それは昔から貿易や寄港地の要所であったため、船の安全を願った商人・豪族たちがこぞって建立したという歴史があるからです。

そして明治時代に鉄道の敷設が始まった際、そのレール付近に住んでいた人たちが立ち除いて坂の上に住むようになりました。また戦争での被害も少なかったことから、今でも古い民家が数多く残っているのです。

その古民家を改装したカフェや宿もあり、また近年では移住者が空き家を改装して住むようになるなど、徐々に活気付いてきてるようです。

坂と猫のまち

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坂の上には野良猫がいたるところにいます。地元民の話ではここ20年ぐらいで猫が増えてきて、いつのまにか『坂と猫のまち』と言われるようになったとのこと。最近は「ネコ」にちなんだお店やお土産物も増えてきています。

近所の人が餌付けをしているからか、人に慣れた子達も多いので、猫好きにはたまらない場所かもしれないですね。

千光寺などのお寺に行きがてら、坂の上を探検してみるのもおすすめです。「こんなところに?」というお店が意外とあるので、ジブリの世界に迷い込んだ気持ちで歩いてみてください。

街歩きと路地裏の魅力

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尾道の街歩きには海沿いの歩道と商店街・坂の上以外に、路地裏も隠れたスポットです。商店街の小さい通路には、生活感が漂いながらも小さいお店もあったりして、散策するには面白く、通の人にはたまらない場所です。

なお夜には飲屋街である「新開エリア」も、ナイトタイムを楽しみつつ、昭和感漂うエリアを徘徊するのもおすすめです。

日本サイクリングの聖地

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内陸側の尾道から四国の今治まで、大陸と島々をつなぐ橋と道路を活用した「しまなみサイクリングロード」があります。日本のサイクリストにとって聖地と呼ばれるほど有名な場所で、尾道・今治には自転車屋さんも多くあります。

自転車のレンタルも充実しているので「尾道・今治からの日帰り」や「島に一泊してしまなみ海道を走破」するなど、日程や体力に合わせてスケジュールを立てられます。

瀬戸内海の海と多島美を見ながらのサイクリング、島のご飯屋さんやカフェで一休みしつつ、美術館やミュージアムなども観ることができます。

また釣りの名所でもあり、夏には海水浴場も多く開かれています。海と島と風を感じながら走るのは、とても気持ちいいですよ!

文学・映画のまち

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尾道は、志賀直哉の「暗夜行路」、林芙美子の「放浪記」、大林宣彦の映画「時をかける少女」など、舞台や縁のある土地でもあります。

街に林芙美子の銅像があったり、坂には文が刻まれた石が連なる「文学のこみち」という散歩道があったりして、文学人・詩人とのゆかりが感じられます。

アニメ「蒼穹のファフナー」のモデル舞台

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アニメ好きな友人曰く、尾道と隣の福山市にある鞆の浦は「蒼穹のファフナー」の舞台であり、聖地巡礼の地でもあるみたいです。

このアニメは2004年にTV放送、その後続編や映画化もされ、2019年からOVAが断続的に映画館で放映されているようです。

エヴァンゲリオン並みにシリーズが続いている人気アニメらしく、それを目当てで来る旅行客もいるみたいで、商店街のお店などでポスターをよく見かけます。

おすすめグルメ

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尾道には「尾道焼き」「尾道ラーメン」などの独特のグルメがあります。

尾道焼きは広島風お好み焼きで、砂肝とイカ天が入っていることが特徴です。広島やその近くの県では、お好み焼き文化が盛んなので、“〇〇焼き”というご当地スタイルが見られます。

尾道ラーメンは、鶏ガラと瀬戸内の小魚からとったダシに醤油を合わせたスープが基本です。麺は中細の平打ちで、上から背脂のミンチを散らした、中華そばタイプのラーメンです。

コロナ化の今でも休日にはよく行列ができているので、その人気ぶりが伺えます。


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