シェアハウスに住み、シェアオフィスで働く生活ー後編ー
シェアオフィスとは?
※ここではシェアオフィス≒コワーキングスペースと定義します。
コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い。出典:Wikipedia
フリーランス・テレワークのノマドワーカーたちが、1つのオフィス空間を共用しながら働く場所であり、同時に交流を図れるコミニティでもあるというイメージです。
WeWork Japan CEO クリス・ヒルの「WeWorkはコワーキングスペースではなく、グローバルコミュニティなんだ」という言葉がしっくりくる感じです。
それぞれ自分の仕事をしつつ、空いた時間などに交流することが多いです。また個々の技術を持った人が多いので、うまくマッチングすれば共同で仕事することもあるようです。
シェアオフィスを選んだ理由
①自制心が乏しいので、プライベートと仕事を分けられる場所が欲しかった②コミニティを広げる場所が欲しいと考えた③お洒落で快適な「ONOMICHI SHARE」で仕事をしたかったからです。
①自制心が乏しいので、プライベートと仕事を分けられる場所が欲しかった
私もノマドワーカーのような仕事スタイルですが、家にいるとだらだらとスマホで時間を潰してしまうような、自制心が乏しいタイプです。
なのでプライベートと切り分けられる仕事場が欲しかったんですね。
ここでは他の人たちの目や集中した空気感があるので、キリッと仕事をすることができます。シェアオフィスは仕事場、家はプライベートな場所とはっきり決めているので、気持ちのON/OFFを切り分けています。
②コミニティを広げる場所が欲しいと考えた
私は新しい土地に来たばかりの移住者なので、コミニティを広げる場所が欲しいとも考えていました。
尾道にあるシェアオフィスは移住検討者の相談に乗ってくれり、人を繋げてくれるコンシェルジュが在中しています。また移住した個人事業主たちが多く集まるところでもあったので、とても都合が良かったのです。
③お洒落で快適な「ONOMICHI SHARE」で仕事をしたかった
尾道市役所で移住相談をした時、担当職員のお勧めされたのが「ONOMICHI SHARE」でした。
そのお洒落さと広いコワーキングスペース(今はコロナの影響で、系列の自転車屋が入居したので少し狭くなった)、個室やテラスも利用できる快適さもあり、すぐ目の前は尾道水道の景色が見れるという、まさに仕事をするには理想的な場所でした。
中の様子は下記の記事にも書いてあるので、詳しく知りたい方はご参考ください。
シェアオフィスでの過ごし方
まいにち尾道水道の風景をみながら、徒歩で出勤。
だいたい定時まで仕事をしていることが多いですが、疲れたり、リフレッシュしたい時はテラス席でのんびりしたり、外に散歩しに行きます。
ランチは海沿いや商店街のお店に行ったり、弁当を買って食べたりしています。そして帰り道がてら、買い物をして帰宅するという、ルーティン化された生活を送れています。
なおランチや休憩時・帰り道にほかの利用者とも交流したり、ときおり来る移住検討者とも話したりしますよ!
シェアオフィスのメリットとデメリット
メリットは先の「シェアオフィスを選んだ理由」ですね。
デメリットはあまり感じていないのですが、強いて挙げれば①地方のシェアオフィス・コワーキングスペースは割高な所がある②通話会議の音声がうるさい時があることぐらいでしょうか?
①地方のシェアオフィス・コワーキングスペースは割高な所がある
都市部では10,000円以下で利用できるところもありますが、地方ではそもそも数が少ないので、必然的に割高になります。
私が利用しているところは、毎日10〜18時の利用+ロッカー代を含めて14,000円/月ほどですが、場所によっては2〜40,000円/月以上するところもあるようです。
②通話会議の音声がうるさい時がある
最近はテレワーク・ワーケーションでの利用者も増え、活気がある日も増えてきました。しかし一方で、ZOOMなどを利用して会議をされる方も多く、けっこう騒がしい時もあります。
これは日によって波があるので一概には言えませんが、静かに作業したいという人は、個室付きの部屋を借りた方がいいかもしれません。
終わりに・・・
フリーランスやノマドスタイルの会社員は、「シェア」する生活と相性がいいように感じています。
経済的に安く済むという利点もありますが、それ以上に孤独になりがちな環境を変えることができ、多くの人と繋がっていけることに大きな意義があると思います。
もちろん人間関係が絡んで来るので、一概に良いとは言えません。しかしそれも1つの人生経験であり、学びとして捉えていけば、将来的に大いに活かしていけるのでは?と感じています。
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