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雑誌、このジャンルがあったか

今日、コンビニに行って気がついたことがあります。
何年前だったでしょうか?東京オリンピックを誘致するにあたって「コンビニの成人向け雑誌をどうするか」という議論がありました。

コンビニとしては、売れるので置きたい。しかし欧米先進国の感覚で言うと「ポルノをコンビニエンスストアに置くというのは理解できない」(→日本人お下品)、ということで、「オリンピック期間中は撤去」みたいな折衷案?もあったみたいですが、今、そんな心配はなくなってしまった。結局のところネットの無料アダルトビデオに勝てず、もうコンビニに雑誌を置いても売れないということで、今、その場所には「ホリエモンの本」とか「医者の健康アドバイス」とか「大金持ちになる方法」とか置いてありまして、はあ、そっちの方が儲かるようになりましたか……

と思っていたら、実は、あるんです、アダルトコンテンツ雑誌。

どこに?

それは、何と、入り口から遠くない一般雑誌がたくさん置いてある棚、の、下の下の方の、もう「棚」ではないところに、こっそりと横倒しに置いてあるんですが、「そうかそこでピチピチギャルの……」とか思われたら、それは違います。あったのは「女性向けアダルト漫画雑誌」。昔から「嫁姑ネタ」とか「怖い話」とか「女性同士のいらつく話」とか、そういう分厚い女性向け漫画雑誌があったのは知っていました。しかし確かに「アダルト」はなかったかもしれない。

スマホもネットもあるのに、なぜ?と考えたときに、そういえば、女性向けのアダルトサイトって、どのくらいあるのでしょうか?
女性向け風俗があるのは知っていました。そりゃ健康な女性が収入を得て毎日身を粉にして働いている時代、そういうニーズは当然あるでしょうし、必要なサービスであるとも思う。
しかし、雑誌は盲点だった。

「他の人のやっていないものを売る」。商売の王道ですが、見落としていました。
とはいえ今のところ、飯島意匠で「女性向けアダルト漫画雑誌」を発行する計画は、全くないのですが。

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