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一本道

気がつけば、我が社の9月決算まであと2ヶ月ちょっと。そして私も経営者になって、早いもので4年を過ぎた。

この間、様々なことがあったが、特にコロナ禍はとても大きく、加えて今年に入ってロシアのウクライナ侵略による世界的な資源不足によるコスト高、長期間にわたる先の見えない暗雲が垂れ込めている。

それでも、まだ生きてます。私も会社も。

未来のことはわからない。あと10年後、60歳になった自分の姿がどうなってるかなんてわからない。
っていうか、来年のことも、来月のことも、来週のことも、明日のことだって、わからない。
だから、未来のことにいちいち思い悩むなんて、虚しいことだ。
安倍晋三氏は、まさかあの演説中に死ぬとは思ってなかっただろう。最前線で非難と賞賛をあびていた首相在任中でもない、あの時に。まだ年齢的には、もしかしたら、もう一度首相に返り咲くことも考えていたかもしれない。
儚く、人生は終わりを迎える。夢のまた夢。

だから、人生なんてわからない。
今日一日を、今この時を、大切に生きるしかない。

人生は紆余曲折があるように、たくさんの道があるように見えるけど、後ろを振り返れば、自分が選んできた一本の道があるだけ。
やり直しはできない。戻ることは二度とできない。
前を向いて歩いて行くか、死によってそれが終わるか、その二択だ。

だから、一本道を歩いていくしかないのだから、今見える景色を楽しみ、今共に歩く人達を愛することだけしか、生きる意味なんてないのかもしれない。


ということで、この日記、だんだんと出版社の経営の話から離れてきてしまいましたが、結局、経営も人生の一部でしかなく、楽しみと苦しみの一つでしかない、ということなんでしょうか。

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