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『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』の著者の竹村淳氏のトーク&プロデュース、下山静香さんのピアノLIVE

昨日は、弊社アルファベータブックスより発売中の『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』の著者の竹村淳氏のトーク&プロデュース、
〜ピアソラ没後30年記念 &CD《アルマ・ブラジレイラ》発売記念〜〈下山静香PIANOライブ ラテンアメリカに魅せられて〉Vol.10 (最終回)ゲスト: 百武由紀(ヴィオラ) /ランサ・ペルフーミ (ショーロトリオ)
のLiveコンサートに招待していただき、初台のオペラシティへ行きました。
ずっとコロナ禍で、あまりLiveの音楽に触れることが最近ありませんでしたが、久しぶりに生音の音楽に酔いしれました。

ピアソラのちょっと現代風のピアノ曲、ヴィラ・ロボスの曲などのブラジル音楽のショーロをベースにした曲。クラシックとブラジルの大衆音楽が融合した、一味違う音楽。こういうちょっと今の日本では、あまり普段日常に流れない音楽に触れるのもいいものです。それが生音なら格別です。

下山静香さんのピアノ、魂こもってました。
すごくどれも複雑で難しい曲だと思うのですが、表現力が凄かった。

途中ゲスト出演の百武由紀のヴィオラの響きも艶やかで良かった。ショーロトリオのランサ・ペルフーミの演奏は、ブラジルの大衆音楽のショーロということですが、私は、サンバ的なリズムにブラジルの陽気なカーニバルを想像できて楽しい気持ちになった。 

それと、驚いたのは竹村淳さんがトークで話してましたが、竹村さんは、昔ピアソラに会ったことがあり、ピアソラ本人と話を1時間もしたことがあること。
音楽ジャーナリスト、竹村淳のすごさをあらためて知りました。

やはり、Liveが無くなってしまったら、世界は味気ないものになってしまいますね。あらためて強くそれを感じました。コロナ禍前までは、普通に触れることができたLive音楽が、遠くなってしまったこの2年……。

音楽はこの世になくてはならないものです。
はやくコロナ禍から完全に脱出できることを祈るばかりです。そして、戦争も。


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