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あったかマグカップ

9月も終わり、気温の変化と共にそろそろ温かい飲み物が恋しくなってきました。コーヒー、ホットミルク、ハーブティー…寒い季節に欠かせない飲み物は、お気に入りのカップでいただきたいものです。今回は、今年の秋冬のお供になってくれるようなマグカップたちを集めました。



丁寧な釉掛けが奥行きを生む、こっくりとした飴色の鎬(しのぎ)のマグカップ

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陶芸における「鎬(しのぎ)」とはヘラなどを使い、表面を削ってできる稜線模様のこと。赤土で成型後、内側に白化粧土を掛け、少し固くなったタイミングで一本一本線を彫り、さらにその上から外側に白化粧土を掛け、一度素焼きした後に内側には透明釉を、外側には飴釉と釉薬を掛け分け…といくつもの工程を経て焼き上がったマグカップです。深みのある飴色は、コーヒーやカフェオレなどにしっくりと馴染んでくれそうです。

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デザイン性と機能性を兼ね備えた、スタッキングできるマグカップ3色セット

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ご家族が多いと、人数分のマグカップだけでも収納の場所を取ってしまいがちですが、こちらの作品はそんな悩みを解決してくれます。スタッキングマグにありがちな、いかにも“積み上げ用”といった形ではなく、一つずつのフォルムが美しいのが嬉しいところです。お色はターコイズブルー釉、ブロンズ釉、パール釉の3種。それぞれお気に入りをマイカップにしても、気分で使い分けても楽しいです。

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北欧の伝統的な幸運のお守り「ククサ」を、飛騨の木材で作ったマグカップ

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「ククサ」とは、元々フィンランドやスウェーデンの北部の人々が使っていた道具で、幸運のお守りとしても考えられていたそうです。こちらの作品は岐阜県飛騨地域のヒメコマツを使用し、一つ一つ手作りで彫られたもの。軽くて丈夫、耐水塗装も施されているため、アウトドアでの使用も可能です。使ううちに、だんだん木の色が濃くなっていくそうです。

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しっぽを持ち手に2匹のりすが跳ねる、手びねりのマグカップ

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薄いグリーン地から今にも元気よく飛び出して来そうな、可愛らしいこげ茶色のリス。持ち手のしっぽを軸に裏側にもう1匹隠れており、それぞれ表情がちがいます。カップの直径はきっちりとした真円でなく、手びねりならではの曲線がやさしい印象を与えてくれます。風の気持ち良い秋の日に、甘いものやナッツと一緒にお茶を飲みたくなるようなカップです。

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