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器の大きい人とは

ここ最近、ずっと手をつけていなかった物置の片付けをしているんですが、綺麗に使いやすく整理整頓するために一番重要な物がなんだか分かりますか?

それは「大きな器」なんです。

何かを収納する際に、小さなスペースにギッチギチに詰め込むと、いざ使おうと思った時にすぐ出てきませんし、更に物が増えた時に収まりきらずまた散らかってしまいます。

大きなスペースであれば余裕を持って収納できるので、ぱっと見てどこに何があるかすぐ分かりますし、取り出すのもしまうのもスムーズですから片付けるのが苦にならないんです。

最初はぴったり収まるサイズの箱にしまっていましたが、途中から少し余白がある一回り大きな箱に収納したところ、物置が一気に使いやすくなりました。

この作業をしているときに、ふと「人間と一緒だな」と思ったんですね。

器の大きい人は、いろんな物を受け入れられます。受け入れてもまだ余白があるのでギュウギュウ苦しくなることもありませんし、混乱して自分を見失ったりすることもありません。

余裕があるので、受け入れた物を整理整頓して自分の中で本当に必要な物を見極めることもできます。いらないものは捨て、必要な物の場所を作り、大切にしまっておくことができるのです。

器が大きいと、大物や変わった形のものを収納できるのも助かります。他では難しいような物たちも、器が大きければスッと受け入れらるのです。

私の身近にいる「器の大きい人物」も正にそんな感じです。

何でもいいよ〜というのとは少し違いますが、相手を尊重し色々な角度から物事を考えられる広い視点。相手を受け入れつつも、自分の事も尊重する誠実な態度。心の余裕って本当に大切だなと思います。

逆に心に余裕がない時は、器も小さくなってきます。でもそんな自分を責めないであげてください。あ、今余裕ないな、器小さいな、と思ったら自分からのSOSのサインかもしれません。

仕事が忙しすぎる、子育てが一人で大変、失恋した、お金がない、病気になってしまった・・・心に余裕がない時は誰にでもあります。そんな時は、どうか自分を労って大切にしてあげてください。

心身ともに満たされれば器は自然と大きくなっていきます。自分の器がいまどのくらいかを感じながら、無理せずいきましょう。

そして器が大きい方が圧倒的に生きやすいと思うので、身近に器の大きい人がいるならその方から術を学ぶのもいいかもしれません。わたしも器の大きいあの人に会いたくなってきました。

みなさんはどんな人を思い浮かべましたか?

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