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【火曜:北欧の話③】フィンランドその3~ヘルシンキという街(上)

こんにちは、アスカです。

急に夏が来たようなお天気ですね。
夏用の服を「大丈夫かなぁ」と思いながら着てでかけたら、日中は羽織ってたものを脱ぎたいくらいの気温でした。
おかしいな、まだ五月なのに。

でも洗濯物が一日に二回できるのは嬉しいです。

それにしても青い空を見てると、北欧に行きたくなりますね~(強引)。
いつも夏場に行くので、どうしても思い出します。

というわけで本日はフィンランド編第三回、
現在の首都ヘルシンキについてです。
思ったより書くことありそうなので、前後編でお送りいたします。

<参考サイトのご紹介>

まずはじめに、
本日の記事記載の情報は、以下のサイトを参考にしています。

ヘルシンキ市が運営に関わっている("owned by the City of Helsinki"となっていました)、
Helsinki Partnersという会社による観光者向けサイト「My Helsinki」です。

大まかなところは日本語対応してくれているので、
むしろ私の記事より、このサイトを見ていただいた方が確かなんじゃないか説(笑)

余談ですが、
このサイトの表記言語が「英語・フィンランド語・スウェーデン語・ドイツ語・日本語」から選べるというのが興味深いなと思いました。
最初の三つはいいとして、ドイツ語と日本語なのかぁ…と…

日本人は無理としても、ドイツあたりの人なら英語普通に読めそうなのに。
逆にフランス語がないのが不思議かも。
ドイツ人と日本人が結構来るってことなのでしょうか。
ヘルシンキのデパートだと、日本人スタッフさんがいたこともありますし。
個人的な感覚では、中国人も増えていたように思いました。

いまはどうなのかしら。

<ヘルシンキという街について>

さて、まずヘルシンキの歴史をざっくりと書くと、

16Cのスウェーデン統治下に、対岸のタリン(現在のエストニアの首都。当時はハンザ同盟都市だったそう)に対抗できる貿易都市を作るため「制定」され、
のちに「バルト海の乙女」と呼ばれるようになります。

その後、19C初めに、ロシアの勢力下で成立したフィンランド公国の首都となり、急速に都市化が進みます。

フィンランド共和国が1917年にロシア帝国から独立した際に首都となり、二度の世界大戦を経ていまに至る…ということだそうです。

そんなわけなので、スウェーデン、ロシア両国の統治の影響を見ることもできる街です。

では以下、(あくまで個人的な)名所についてご紹介してまいります。

*英語版になりますが、
上記サイト「My Helsinki」内の「見る・楽しむ」→「見どころ」には他にもたくさん名所の説明がありました。ぜひ。

<名所紹介① ヘルシンキ大聖堂>

ヘルシンキ大聖堂/Tuomiokirkko(芬)/Helsinki Cathedral(英)

冬の様子 筆者撮影
こちらは夏の様子。筆者撮影
構図同じ…(汗)

ヘルシンキと言えば…な建物ではないでしょうか。
ネオ・クラシック風の建築物だそうです。私は建築のことがわからないので、深く語ることができませんけれども。。

坂道の上にあり、かつ最後は階段を昇ることになるのですが、
頑張れば中央駅から歩いていけないこともないです。

が、1日券とか買ってトラムを使う方が断然賢いです(経験談)。

海からも見えるので、結構高いところにあるんだと思います。
ヘルシンキに来たらとりあえず行っとかないとな、と勝手に思っている場所です。
その土地の氏神さんにご挨拶しとかないと、みたいな感覚(笑)

<名所紹介② テンペリアウキオ教会>

テンペリアウキオ教会/Temppeliaukion kirkko(芬)/Temppeliaukio Church(英)

内部の様子 筆者撮影
内部の様子 クリスマスツリーがでています 筆者撮影

これもまた有名な、「岩をくりぬいて作られた教会」

ヘルシンキ中央部からはトラムで行くことができます。
こちらもゆるやかな坂道を登った先にあります。

上から見た写真がMy Helsinkiにありました↓

天井はドーム状になっていて、光の入り方が美しい教会です。
ふらっと行くとクラシックとかのコンサートをしていることもあります。

<名所紹介③ ウスペンスキー大聖堂>

ウスペンスキー大聖堂/Uspenskin katedraali(芬)/Uspenski Cathedral(英)

最初に行った時はクリスマスでしたが、
雪もうっすら程度で、本当にあたたかい年だったようです。
筆者撮影

ヘルシンキ中央から見て南東側、海の近くの高台にある正教会の聖堂。

19C中ごろに建立されたもので、西部ヨーロッパでは最大のものだそうです。

確かに、ヨーロッパの西側はカトリックかプロテスタントが大半でしょうし、
正教会の大規模な聖堂があるのは、やはりロシア統治の影響なのでしょうね。

赤レンガの外観がまさしく異彩を放つ建物。
内装も、日本人の想像する「キリスト教の教会(それっぽくて身近なのは、結婚式場のチャペルとか?)」とはちょっと違うのではないかしらと思います。

これは夏に訪ねた時のもの。 筆者撮影
同じく夏 筆者撮影

②で紹介したテンペリアウキオ教会(こちらも特殊なので、比較対象として不適切かもしれませんが)と比べると、
聖人のイコンがあったり、壁には模様がびっしりと描きこまれています。

写真は残っていませんが、
①のヘルシンキ大聖堂の内装は、まさしく日本人の考える「教会」という感じでした。

こういう違いが興味深いですね。

<名所紹介④ エスプラナディ公園>

エスプラナディ公園/Esplanadin puisto(芬)/Esplanade Park(英)

現地の人には「Espa」と略称で呼ばれるそうです。
ヘルシンキ中央駅から、海の方へ歩いて10分ほどでしょうか。

My Helsinkiには"the green heart of Helsinki"とありました。

緑に彩られた広い公園で、北側には観光客向けの店も多く立ち並ぶエスプラナディ通りがあります。
映画「かもめ食堂」で出てきたカフェ・アアルトのあるアカデミア書店は、この通りの西側。

逆に東側へ抜けると、「バルト海の乙女像(Havis Amanda)」のさらに向こうに海に面したマーケット広場があり、
季節によってベリーやキノコの量り売り屋台に出会うことができます。

マーケット広場からエスプラナーディの方向を写したもの。
左奥の木々の向こうがエスプラナーディ公園、
中央奥左寄りにあるブロンズ像が「バルト海の乙女」像。 
筆者撮影
マーケット広場のキノコ量り売り 筆者撮影

ちなみに、ここにいたスズメたちの写真、結構評判がいいです(笑)
もこふわ。
おいしいもの食べてるんだろうなー。

マーケット広場にいたスズメ 筆者撮影

クリスマスシーズンはクリスマスマーケットが催されていて、
みんな楽しそうでした。
載せられそうな写真がなくて残念。。

 

以上、今回は中央駅から近く、トラムで行ける王道コースを挙げてみました。
次回は、郊外の名所のお話をできたらなと思います。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2023年5月16日
アスカ

#asuka_17
#毎週火曜は北欧の話

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