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【月曜:創作の話⑥】自作品紹介「偽黄夢譚(ぎこうむたん)」
こんにちは、アスカです。
本日は余裕がないため前置きなしで本題に入ります。
月曜は創作について。
いまさらですが自作品について書こうかと思います。
現在ネット上に公開している長編が二作ほどありますので、
今週と来週でその紹介をできればと思っています。
そもそもの傾向などについては、こちらの記事をごらんください。
本日ご紹介するのは、
「偽黄夢譚」という長編ファンタジーです。
(ペンネームは旧名義)
<あらすじ>
女王・沙鳴が世界を席巻し、征服して十五年。圧倒的で残酷な支配に世界の誰もが牙を抜かれ、あるいは組伏せられ、もはや彼女に反するものはないと思われていた。
しかし、稀代の英雄・宗磨に率いられた『偽黄軍』が遂に女王に反旗を翻す。
世界が戦乱に揺れる最中、大勢を左右する大勝利からの凱旋を果たした『偽黄軍』の前に、風とともに黄金色の瞳と不思議な力を持った一人の少女が現れた。
曰く、「行く先に暗雲あり」。
未来を見透かす黄金色の瞳の少女・夢蕗は、その力ゆえに、偽黄軍と女王との戦いに巻き込まれていく。
夢蕗の見た「暗雲」とは一体何なのか。
偽黄と呼ばれる英雄達は、何のために女王に刃を向けるのか。
そして、偽黄軍と女王の戦いの結末は。
正義の反乱軍が主人公側になるので、戦いの描写が多い作品です。
舞台は、大半が砂漠である地域。
魔法は存在しませんが、超常の力は存在するという世界観です。
普通に馬に乗って剣と弓とかで戦っています。
<主な登場人物>
現夢蕗
伝説化した秘境「翠寿の森」出身の少女。紅い髪に黄金色の瞳を持つ。通称「夢蕗」。十六歳。
翠寿の森に伝わる占いによって偽黄軍の危機を察知し、進軍の停止を訴えるため単身やってきた。
睡蓮
翠寿の森から夢蕗と共にいる白い子猿。
那智
宗磨の警護を担当し、常に傍らに控える少年。十八歳(推定)。
かつて大陸を支配した「流牙」と呼ばれる一族の生き残りであり、人間とは明らかに異なる身体能力を有する。
宗磨
恐怖政治を敷く女王・沙鳴を倒すため進軍する最大勢力・偽黄軍の頭領。一見して反逆者には見えない穏やかな男。
宮淘
偽黄軍の将軍。実質的なナンバー2。
本当は実直な性格だが、周囲に諒英はじめ美人を多く置いていることから「美しければ何でもいい」という噂を立てられている。
諒英
偽黄軍の軍師。宮淘の周囲にいる者の中でも随一の美人。十八歳。
宜慶
宮淘の部下である将軍。諒英の姉。夢蕗に対して気遣いを見せる。二十代半ば。
超
偽黄軍の一員。紅尊を拠点とし、女王軍への奇襲攻撃を続けている。
宮淘を「兄貴」と慕う。ニ十歳。
站
偽黄軍の一員。獣のような体躯で、戦闘能力に秀でているため目立つ。
偽黄軍の有力者の一人とされているが、素行に問題があり実際は煙たがられている。
輝夜
宗磨の婚約者。彼女の父がすすめた縁談であり、宗磨自身にあまり意識はないが、彼女自身は宗磨を慕っている。急に現れて客人扱いの夢蕗が気に入らない。十七歳。
沙鳴
十五年前突如現れ、世界を征服した女。残虐な性格で、逆らう者は反駁の余地なく殺害してきた。現在は北部の街・黄天に座して動かない。
紫薫
沙鳴の腹心の部下。偽黄軍に対して様々な妨害を仕掛けてくるが、本人は姿を現さない。夢蕗の故郷・翠寿の森を襲撃した疑いがある。
<作品のテーマとか、思いとか>
テーマは「信じるということ」です。
各登場人物それぞれに信念があり、それぞれの信じたもののために戦いに身を投じていったその結末は、という展開です。
戦(争い)は人間の業だが、おおよそくだらないことが根源にあり、人が歪んで起こるものだ、というのも一つのテーマになっているのかな…。
個人的に、主人公格にあたる夢蕗と那智の組み合わせが好きです。
いくつかお話を作りましたが、私世界中一番好きな組み合わせかもしれない。
こういう雰囲気の少年少女コンビがヘキらしいです。
本編完結後のアフターストーリーまで妄想が膨らむ程度にはヘキ。
50万字以上になる長編なので本にするのはなぁ と思って上記のようにPixiv上で公開したのですが、
いまはちょっと本にしちゃいたい欲が出ています。
ネット上では無料で読めてしまうので、その辺りをどう差配するかが悩ましいです。
しかしながら、残り二章くらいが未完成。
今年いっぱいは手を付けられそうにないのですが、
早く完結させたいと思っています。
来週は、同じくPixiv上に公開しているファンタジー作品「染殿一門事」についてお話したいと思います。
よろしければご覧ください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
創作って楽しい!!
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