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なぜ体験型観光ビジネスを成功させるためにはコミュニティづくりが必要不可欠なのか。

さて、ついに始まりました。
前回の私のnoteが0作目だったので、今回からが1作目になります。

まず、これから私がどんな挑戦をしていこうと思っているのかを書きます。

まず、前回も書きましたが、私が目指しているビジョンは

2020年、海外からの訪問客に、日本人との最高の出会いを届けることです。

日本は今、2020年までの訪日外国人人数を4000万人、2030年までに6000万人の訪日観光客を迎えることを目標に掲げています。

この目標を達成するために、国は様々な施策を実行しています。
たとえば、特定の国(フィリピン、ベトナム、インドネシアなど)のビザ取得条件を緩和を進めたり、Wi-Fiの対応地域の拡大、多言語対応の改善や強化が行われています。

通訳ガイド(通訳案内士)も全国で無資格で可能になりましたよね。

これによって、私達が訪日観光客によりラフに関わりやすくなりました。
体験を一つの観光と捉えた体験型のサービスの需要が高まってきていると思います。

最も有名所でいえば、Airbnbがやっている体験ホストです。
日本人が個人で訪日外国人に対してツアーや企画・案内できるサービスのことです。

旅行会社の運営しているガイドツアーではできないような、よりローカルな体験が注目されています。
日本人がどんな生活をしているのか、知るだけじゃなくて自分たちが日本人と同じような体験ができるサービス。

エアビだけじゃなくて、HISもtraveeという似たサービスをやっています。

で、この手のサービスって訪日観光客向けだけじゃなくて、全然違う会社が日本人同士で同様のサービス提供を行っていたりします。
Roottripやairfriendなど。

私が考えていることを私なんかよりもっと早く気づいて同じようなサービスを提供している人達がいます。
これって所謂競合になりうる企業になってくると思うのですが、私的には同じようなビジョンを持って既にビジネスとして
動かしてくれている先駆者達がいてくれることが正直嬉しいなと感じてしまいました。

でね、これらのビジネスモデルってC2Cといって、消費者が消費者向けにサービス提供をする形になります。


自分たちの経営している会社のサービスを、見ず知らずの登録者に任せて実行し、実行者の評価がそのまんま会社が集客したお客さんからの評価になってしまうというなんとも怖いサービスともいえます。笑


しかも、メルカリみたいに物を売っているわけではないから、価値が見えづらい。


故にサービス品質の安定性に欠け、不安定と横並びなスリリングなビジネスモデルだと思っています。
だって、もしもその体験や企画がいいものだったとしても、結局提供者という”人"次第なわけです。

その、提供者となる”人”の品質(なんか言葉悪いけど)を担保することが必須条件になってきます。


それに加えて、私がもし会社側だったら、登録者に一人ずつ会ってどんな人なのか確かめたいです。
自分たちが考えているサービス価値を提供するのに十分な人なのかどうかを。

かといって、品質担保のために社員として育成し、自分たちの目指すサービス像に近づけようとその人達を雇ってしまったら、今までの旅行会社にいる添乗員さんとなんら変わらないわけです。
ローカルでディープな体験は生まれにくくなる。

この間をいくのがめーーーーーーーーっちゃくちゃ難しいんじゃないかなと思っています。

でも、その解決策って多分前述したどの会社も既に気づいて動き始めていて。

前述した中の会社の役員が話していました。
その解決策となってくるのが「結局、必要となってくるのは”コミュニティの形成"なんだよね。」って。

エアビもtraveeも、サービスの中でホスト側の登録者のコミュニティ活動への積極的な参加を促しています。

となってくると、多分このビジネスにはコミュニティ形成のスキルが必須になってくるのではないかというのが私の仮説です。

あ、そういえばコミュニティづくりってすごく流行っていますよね!
オンラインサロンという形で。

キングコングの西野さんが日本最大級の2万人超えのオンラインサロンを牽引してくれています。
私も、西野さんが2017年1月にオンラインサロンを始めたばかりの300人だった時代から入っています。
※正確には途中一度抜けてまた出戻りしましたが。

あと、個人的に2000人規模くらいのオフラインコミュニティにも3年程所属していたし、自分でも100人規模くらいの学生オフラインコミュニティを運営していました。

すると、面白いことにコミュニティの形成がうまくいく必須条件みたいなものがあるんです。
必ずこのパターンをたどるなどいった変遷があるんですよ。笑
これはまたいつか書きます。

西野さんがよく、オンラインサロンのオーナーに必須の条件を話しています。

スキルを売るのではなく、物語を売ることが重要だと。

これ、オンラインサロンあるあるでスキル売りだと、そのスキルが獲得できたらそのコミュニティを辞める理由になってしまいます。
SNSインフルエンサーがつくるオンラインサロンも、最初は一気に人が増えるけど、徐々に減ってしまうという流れがあるみたいです。


だから、サロンオーナーは常に物語をつくれる人である必要があるということです。

でね、これってオンラインだけじゃなくてオフラインコミュニティでも反映されます。


オフラインコミュニティに所属していた歴が3年あるといいました。
そこでは、2000人も一様にリアルで動かすには、もーのすごく難しいのでプロジェクト制度といったものがあります。
プロジェクトには一つのプロジェクトに対して一人のプロジェクトリーダーが存在していました。

ここでいうプロジェクトというのが約10人規模くらいから100人規模までで様々なジャンルに分かれた小さなコミュニティのことです。
この小さなコミュニティでの活動を行っていくのですが、リーダーに必要とされるスキルとして口うるさく言い続けられていたのがビジョン(= 理想像や未来像のこと)の重要性です。

ビジョンのしっかりとしたプロジェクトには不思議な事に人が集まる傾向がありました。
自分で学生コミュニティを運営していた時も同様です。

そして、そのビジョンに忠実な行動をしている人のプロジェクトはどんどんと大きくなっていく傾向にありました。
人の流入は止まらないし、内部も人で循環して活性化していきます。

逆に、ビジョンがなく、スキル売りをしているプロジェクトはなかなか伸びづらい傾向にありました。最初は調子がいいのですが、やっぱり途中で習得し終わっちゃったり、習得に挫折もしくは習得するのを止めてしまう人が多いので、全体の人数は減っていきます。

やっぱり、西野さんが言っている通り途中で離脱してしまうんです。

ここで言うビジョンを持ったプロジェクトリーダーというものが、西野さんが謳っている物語をの作り手と同意義だと私は捉えています。

つまりね、コミュニティを活性化させるためには面白い物語を描いて実行できるリーダーが必須になるんです。

ということは?
今まで書いてきたことをまとめます。

①日本が訪日観光客の大幅な増加を目指すことで観光業が盛んになる。
②そうなると、その観光客をおもてなしする日本側の人手が足りなくなる。
③だから、法律を改定してだれでも通訳ガイドができるようになった。
④だれでも訪日観光客向けにサービス提供できることにより、既存の大人数で行くツアーガイドではなく
⑤よりローカルでディープな観光が可能な体験型ビジネスの需要が高まる。
⑥でも、、体験型ビジネスはC2Cビジネスで提供者側の質の担保が非常に難しい。
⑦提供者側の質を担保するために、サービス運営会社が提供者に会って自分たちが提供したい理想のサービスに近づける必要が出てくる。
⑧その理想のサービスに近づけるために提供者と会ってコミュニケーションが取れるコミュニティづくりが必要になってくる。
⑨コミュニティの形成には物語をつくれる人がオーナーになることが必須。

つまり、体験型ビジネスを成功させるためには、物語を描きながらコミュニティをつくっていける人材が必須となります。

そう、だからね、私はね


海外からの訪問客に、日本人との最高の出会いを届ける


ために、うえの女子というコミュニティをつくるよ。
このコミュニティの人たちでビジョンを叶えます。


長くなったから、うえの女子コミュニティで何をするのかはまた次回ね。

私は2020年、コミュニティをつくって、海外からの訪問客に、日本人との最高の出会いを届けます。


*追伸
単調に書いたけど、実はコミュニティづくりってめっちゃくちゃ難しいんだよね。
お金を払って労働してもらうわけじゃないから、一様にはまとまらない。
壁に何度もぶつかる。

あーーー、もう私、5年半もこのビジョンを不器用に追いかけ続けてる。
今思えば馬鹿みたいにコミュニティづくりだけをしてきた5年半。


私、就活も就職もせずにコミュニティしかつくってなかったからさ。
途中で失敗して家もなくなったからさ。

それに、ここに書けない失態たくさん犯してきたんだよね。
目立ったスキルもないし、就職経験もない代わりの唯一の財産がコミュニティ形成を経験知として知っていることだからさ。


あ、そうそう。
コミュニティについて興味がある人はまずは小さな単位(4~6人程度)で目標達成するといいと思います。
3月にそういうイベントやるから、学生限定だけど遊びに来て。
ま、まだ申し込めないけどね🌟笑
(2月26日の21時から申し込み開始予定)


あと1年半になっちゃったけど、絶対に叶えます。



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