提言。犯罪を減らすためには、犯罪の報道をやめろ!
伝える義務。知る権利。そんなものは必要の無い場合だってある。伝えることで、知ることで、暗い気持ちになる。
本当に必要な情報なのか? 知らない方が、幸せなんじゃないのか?
新聞・テレビ・ネットでは、毎日毎日、強盗・強姦・窃盗・売春・買春・傷害・殺人のニュースが流されている。そして、次々と同じような事件が続く。まるで流行を追っているかのように。
これは、明らかに報道に影響を受けている。犯人予備軍の刺激スイッチを報道が押してしまっているのだ。見なければ、読まなければ、スイッチは押されなかった可能性が高い。
犯罪では無いが、自殺の連鎖反応は社会学としても明らかになっている。報道で知った方法で自殺する人が、一時期一気に増える。
つまり、報道されていなければ、同じ方法で自殺する人は少ないはずだし、自殺そのものも考えていないかもしれない。
何も考えていなかった人間が、報道によって、“方法”を知ってしまったがために、実際の行動に移してしまうのである。
同じように、犯罪も連鎖反応で広がってしまう。
これはもう、報道しないことが唯一の予防策である。「知らなければ、やらない」。
第一そんな報道が必要なのか。世の中の役に立つのか。知らないと損をするのか。
まったく何の影響も無い。ならば、やめてしまおう。
政治・経済の必要な情報にプラスして、明るく楽しい話題だけを流していれば良いのではないか。心が温かくなる話。笑顔になる話。為になる話。それだけで良い。
暗い情報ばかりを流すから、世の中が暗くなる。明るい話題しか知らなければ、暗くなることも、悩むことも少なくなる。余計な情報があるから、無駄な悩みが増えるのである。
楽しい話で笑っていよう。心を温めて、免疫力を高めよう。それが、幸せに長生きする術ではないのか。
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