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SNSに自分の子どもを登場させる危険性。

以前、元アイドルが、ブログに自身の子どもの裸写真を掲載したとして、批判されたことがある。叩かれて、当然。母親失格である。

芸能人が、SNSなどで私生活を公開して、注目を集めようとするのはよくあることだが、何でもかんでも見せれば良いというものではない。見せても良いのは、本人のことだけ。例え自分の子どもでも、安易に掲載することは許されない。しかも、裸というところが、さらに大きな問題である。

「子どもの裸=小児性愛者の犯罪につながりやすい」というところまで、考えが及ばなかったようだ。それだけで、「子どもを守る」という意識のない、ダメな母親だと烙印を押されてしまう。母親として“アマちゃん(アマチュア)”である。

芸能人の子どもは、一般人の子どもより狙われやすい、ということを知らなければならない。どこに住んでいるかなどは、すぐにバレてしまう。過去に起きた、芸能人の子どもが巻き込まれた事件のことなど、若い世代は知る由もないだろう。

現在も活躍する芸能人の中にも、長男を家政婦に殺された夫婦や長女を誘拐された夫婦がいることを、知らないのだろう。芸能人の子どもだというだけで、犯罪に巻き込まれる可能性は高くなるのである。もちろん、一般人の子どもだから安心、ということはない。

これらの事件は、ネットの普及していない時代のことだが、自らネットで子どもの裸を公開するなど、犯罪を呼び込んでいるようなものである。

“バカ親”と罵られても仕方のないことである。それだけ危険なことをアッケラカンとやってのけたのだから。

子どもたちとの楽しい生活を見せたかったのかもしれないが、もう少し考えて、いや、もっとしっかり考えて、行動すべきである。子どもをこの世に送り出した以上、大人になるまでは守らなければならない。それが、親の務めであることを自覚して欲しい。

はしゃいでばかりはいられない。もう娘ではなく、親なのだから。“アマちゃん”母には、「子どもを守る意識」が欠けている。

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