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【まち村】「運転免許返納モデル地区」となれ!

移住者の多くは中高年。終の住処と決めて、田舎を選んでいる。だが、ここに来て、大きな問題が発生。高齢ドライバーによる事故の増加で、免許返納が促されている。

田舎暮らしに、車は欠かせない。生きるために必要な“移動”のほとんどを車に頼っている。買い物、病院、役所や金融機関……。

なのに、免許を返納しろと言われても、困ってしまう。バスはあっても、便数はわずか。タクシーは、日常的に使える金額ではない。巡回バスを走らせている地域もあるが、ごく一部。いま、移住を奨められても中高年は躊躇するだろう。

そこで、重要なカギとなるのが、車に乗れなくなった後も、安心して暮らせるかどうかである。

行きたい場所に行く手段、欲しいモノが手に入る手段の確保が必要である。巡回バスはもちろん、スーパーの宅配や移動販売、買い物代行などがあれば、歳を取っても安心である。

そんな地域サービスのある場所なら、移住先の候補として、第一に上がるようになるのではないか。

「車のいらない田舎暮らし」をアピールすれば良いのである。現住民のためにも、取り組むべき課題である。

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