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「○○女子」「○○ガール」が経済を引っ張る!?

消費が低迷するいま、“独女”すなわち、おひとりさま女子の消費欲に期待が掛かる。家族持ちは、男女とも節約生活にどっぷり。独身男子は、リストラの恐怖から逃れられず、金を使えない。将来の結婚のためにも、蓄えは必要。

金を自由に使えるのは、シルバー層と独女のみ。シルバー層をターゲットにしたビジネスは、次々に登場するものの、若干飽和状態にある。旅行関連と孫関連以外にアピールできる素材が見つからない。老後になると、物欲や消費欲がなくなるからではないかと推測できる。

そうなると、残っているのは独女である。この層は、不景気で収入は減っているものの、背負うものが少ない。最低限の生活費を確保すれば、後は自由に使える。暗い世の中で、唯一生活を楽しんでいる層ではないのか。自分磨きや趣味に没頭している。

「山ガール」「歴女」「森ガール」「カメラ女子」「仏像ガール」「釣りガール」「鉄子」「ラーメン女子」など、笑顔で楽しんでいる姿が、さまざまなメディアで紹介されている。

これは日本経済にとって、希望の光になるのではないのか。いまはまだ、小さな光かもしれないが、女性が生み出す流行は、爆発的に広まる可能性を秘めている。

次々に誕生する「○○女子」は、これからの日本経済を牽引していくのかもしれない。いや、牽引してもらわざるを得ないのが、いまの日本である。

ならば、「○○女子」「○○ガール」をどんどん仕掛けなければならない。そこに男性を絡めることができれば、めでたくカップルが生まれ、本来、経済を引っ張っていくはずの“夫婦”が増えるのだが……。

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