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【気になる】低出生率は、支援の不足が原因ではない。

日本の出生率が低くなっています。

その背景としては、
結婚する人が減っていることが考えられます。

では、なぜ結婚しないのでしょうか。

政府は、その原因は経済環境にあると捉えています。

収入が減り、結婚しづらくなり、
子育てする環境も整っていないと見ています。

はたして、本当にそうなのでしょうか。

若い男性の中には、低収入だから結婚できない、
と言う人もいるようですが、
本心で言っているのかは疑問です。

自身の置かれた状況を
卑下しているだけのように感じます。

収入が低くても、共働きすれば良いことですし、
実際、女性にはそういう意見の人が多いのです。

子づくりについては、
子育てしづらい社会が原因だと言われますが、
いまは、児童手当や幼児教育の無償化、
授業料の無償化なども実施されているので、
それほど不安はないはずです。

子どもを作らない理由は、
若い世代のライフスタイルにあると考えます。

自分らしさを求め、しがらみを嫌い、
思うがままに自由に生きたいと願っています。

そんな生き方を望む時、
子どもの存在は疎ましく思うのではないでしょうか。

自由になるお金ががなくなり、時間を奪われ、
たくさんの不安を抱えるようになり、
心身ともにくたびれてしまうのです。

そんな苦労を背負うぐらいなら、
子どもはいらないと考えてしまいます。

その前段階の結婚でさえ、
自身の自由が奪われる可能性があると考え、
尻込みしているのです。

そんな人たちに、子育て支援をちらつかせても、
その気にはなりません。

これから先、子づくりの本能はどんどん失われ、
子どもの数が増えることはないでしょう。

苦しい社会なら、子育てを不安に思い、
快適な社会なら、子どもが面倒な存在になるのです。

結果は、すべて同じです。

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