【売れるマーケ】次に来ていただくための情報提供。
「ありがとうございました」。
お客さまの帰り際には、そうご挨拶しますよね。
「また、お越しください」と、つけ加えるのも丁寧です。
しかし、もうひと言添えると、
次回の来店に繋がる可能性が高くなります。
ケーキショップなら、
「来月には、岡山の桃を使ったパイが出ますので、
また覗いてみてください」。
旅館なら、
「紅葉の季節になりますと、
それは見事な景色の中をお散歩できますので、
ぜひ、お越し下さい」。
買い物をされたお客さまは、
満足した気持ちでお店を後にするのですが、
それだけでは、お客さまとお店の繋がりが、
一時的にせよ、途切れてしまいます。
またお店のことを思い出していただくまでには、
時間が掛かってしまいます。
満足された帰り際に、ひと言を添えることで、
「満足」+「次回への期待」も
一緒に持ち帰っていただくことができます。
来月になれば、新商品が出る。
秋になれば、景色が綺麗。
お客さまの脳裏に焼きつき、忘れないでいてもらえます。
すると、「また行かなくちゃ」という思いは強くなり、
願望として残ります。
口先だけの「ありがとうございました」
「また来てください」は、お客さまの心に届きません。
「当店には、まだまだこんな良いところがあるんです。
ぜひ、体験してください」。
という気持ちをお届けしなければ、
お客さまの心には響きません。
お客さまの帰り際は、
「売れて良かった」と、
ホッとする時間ではありません。
次に来ていただくための、情報提供の時間です。
お客さまの期待を膨らませる、大切な告白タイムです。
心を込めたひと言を添えてください。
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