ターゲット層の置き換えで、新マーケットを。
企業が新商品を市場に投入した際、狙ったターゲットとは違う層の人たちによく売れた、という話は多々ある。市場を読み違えたものの、結果オーライといったところ。
プロであっても、必ず売れるという確信などない。売れないことの方が多い。どれだけデータを集めても、予測通りにはいかない。
予測というのは、過去の傾向を元にした、言わば常識的な判断でしかない。常識を打ち破ってこそ、大ヒット・新マーケットの創造に繋がるのである。
そこで、常識を破るひとつの方法。既存の商品をまったく別のターゲットに売り込むのである。
赤ちゃん用品を大人に。子ども向け商品を高齢者に。そんな発想の転換を試みて欲しい。
世の中にない新しい商品を生み出すことは非常に困難だが、既存の商品の売り込む先を変えるのは、リスクが少ない。
巣鴨で大人気の赤い下着は、冷え症に悩む若い女性にも売れるのではないか。
女子小・中・高校生には定番のプリクラは、巣鴨のおばあちゃんたちにもウケるのではないか。
子ども向けの社交ダンス教室はどうか。
いくらでも可能性はある。世の中のあらゆるもののターゲットを変えてみれば良い。面白い新マーケットが誕生するかもしれない。
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