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成長のヒントはメンバーの違和感にあり!一方的だったリーダーシップを変える方法とは?営業未経験マネージャーの挑戦。 vol.3

「こんにちは。営業経験ゼロで営業責任者を務めているアイジーコンサルティングの古山哲也です」
(詳しくはこちらの記事をご覧ください▼)

https://note.com/ig_consulting/n/n52366ac66100

私には部下が40名ほどいます。営業経験20年以上のベテランから、入社1年目の若手まで営業経験もまちまちな部下たちです。
就任して半年。部下たちは私と共に組織を創っています。
今回も、私のメンバーとの関わりについて記載します。

(自己紹介)
古山哲也/カスタマー営業課 課長
1992年。新潟県出身。新卒で2015年入社。
入社当時からシロアリ防除工事の技術員として約8年間携わる。
その後、技術部門の係長を経て、営業課の課長として現在奮闘中。
現在業績右肩上がり中!


自分が全て正しい訳ではない

「成長のヒントは現場にある」
これが私の運営の軸です。
耳を傾け、共に成長していく組織にしていきたい。
それは技術部門の経験から学んだことです。
技術部門時代は、自分の中で正解がありました。
自分の中で技術を磨き、新人教育やIT・DXに力を入れていきました。
自分の中で「正解」があった。
よくメンバーには「こうした方が良い」「その考え方は間違っている」なんて言っていたと思います。
自分が気持ちよく話しているだけで、相談されることも無かったです・・・
今となっては反省です。
でも今回は未経験ということもあり、自分が全て正しいと思うことを辞めてみました。
「自分が正しい訳ではない。違和感をもっと口に」
これは自分が都度伝えています。
もちろんビジョン・ミッション・運営の方向性は何度も考え抜いたものです。
これは一貫しています。ただ実現するための手段や考え方は全て私が正しい訳ではないです。
特に営業の実績を伸ばす手段になるので、私が知らないことが多いです。
だからこそメンバーの意見があれば、より良い運営が出来ると信じています。
その意見を聴き、決断していく。それが私の役割です。

違和感・意見は嬉しいこと

実際にあったことを紹介します。
エピソード①
就任当時、営業のマニュアルに対しての意見が多かったです。本当は良くないと思っているメンバーが多数でした。
そんな中、「せっかく課長が変わったのだから、マニュアルを変えて欲しい。トップが作るものでなく、メンバー全員で作りたい。考え方・捉え方もバラバラなので共通見解を出して欲しい」という意見でした。
私は真摯に受け止めて、マニュアルに対する考え方・捉え方を共有し、全員の声を聴き、共に作っていく形に変更していきました。
今では私のその行動・運営が分岐点となり、メンバーの違和感は少なくなり、業績も伸ばすことが出来ました。

エピソード②
就任当時、営業ロープレを習慣化を目指すべく、夕方時間を設けて実施することにしました。
ロープレを通して、営業手法・マインドの共有が目的でした。
ただ半年過ぎて、少しマンネリしているような気もしたので、「もう営業ロープレは無しで、他のやり方でも良いのでは?」と言いました。
メンバーから「課長がロープレを文化にしていきたい。営業手法・マインドの共有するのが目的と言っていたのでブレてきませんか?」という意見が。
当然、ハッとしました・・おっしゃる通りです。今でも営業ロープレは続けていますし、意見を言ってくれたメンバーには感謝です。
違和感・意見は嬉しいことです。運営の成長にも繋がるヒントである。そう感じることが多くあります。

絶対的なリーダーになりたくない

自分が全て正しい訳でも、偉い訳でも無いと思っています。
営業責任者はメンバーの成長・事業の実績にコミットするのが役割です。
この役割に基づけば、自分が偉い訳でも正しい訳でも無い。
大事なことはメンバーと共に良い組織を創っていくことだと思っています。
そして最後に決断するのは私です。なので思い切って意見や行動に移して欲しいです。
ただ、そんな私も時には話していて「一方的だったかな?」と思うこともしばしばあります。
そこは自分に矢印を向けてつつ、今後も奮闘していきます。
まだまだ課題はたくさん。これからも邁進していきます。