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学生教育に関すること 〜各論2 勉強が苦手な学生に読んでほしい10のヒント〜

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勉強ができるようになる!と答えがないですが、ヒントはあります。

教員3年目の僕は、教員歴20〜30年等の、ベテランの先生にもよく相談します。が、ベテランの先生は引き出しが多いですけど、その先生でも苦労してます。臨床と同じ感覚です。

勉強が苦手な学生が取り組めるようになるために、僕が思いつくキーワードを列挙します。退学寸前の学生だったり、モチベーションが下がっている人に読んでほしいです。療法士養成校に限らず、他分野でも共通する内容です。

①この分野(理学療法士、作業療法士)に興味を持ったきっかけを振り返る
→本当に進路変更してよいか、他に強く興味を持つ分野があるか等を考えるため

②興味が少なくなっていても「やったほうがいいか、やらなくてもいいか」の判断を考えること
→周囲に勉強が優秀な学生もいると思います。その学生の多くは「興味があるから優秀になれる」のではないです。勉強はやらないといけないことと強く認識しているから、後から興味が増し優秀になれるのです。

③自分で目標を明確に決める
→「いつまでに?何をするのか?」を決めて、自分自身に約束を誓うと、行動できるものです。

④高額な学費を支払っているなかで退学した場合、サポーター(親や親戚等)に、面と向き合って十分な説明をできるか。
→退学することは、周りにも学生の想像以上に大きな影響を与えるため。

⑤退学すると決めた場合、他の進路に関する明確な将来像を描けているか。
→他の進路を決めずに退学する学生は、フリーター等になる、つまり経済的に生きていけないケースの人もいるのは事実であり、安易に退学を考えないほうがよいため。

⑥仲良いクラスメイトとの別れを想像する。
→あのクラスメイトと一緒に進級したい、という外的動機付けも良いです。
 仲良い友達だからこそ、退学について打ち明けてみることも重要です。

⑦自分から諦めない(勉強している手を止めない)こと。
→療法士養成校の歴史を振り返ると、今の時代が格段に学生教育が手厚いです。少子化のなか、全国の学校どこでもそうです。

⑧わからない勉強を恥ずかしがらずに、友達や教員に相談すること。
→相談したら、ほとんど解決できます。

⑨勉強を強いる環境に自ら設定する
→誘惑に弱い人は本当にオススメです。
 ・テスト期間中は学校が閉まるまで残る
 ・友達と一緒に勉強する
 ・スマホは寝る前だけみる。スマホ時間が多いと成績不良になります。
  勉強の検索以外に他も見てしまうので勉強するなら本みてください。
  勉強内容以外を見ない自信があれば、スマホ操作は良いです。
 等です。

⑩勉強に関する何かしらの短期目標と、達成後の自分へのご褒美を設定する
→普段の自分よりも頑張れた(毎日勉強できなかった人は、5日間毎日机に向かうことができた等)のであれば、ご褒美を用意することです。

参考にしてみてくださいね🙌



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