終わりがあるから美しい、なんて、
昨日は、『#君の花になる "Let's 8LOOM"TOUR~THE FINAL~』〜8LOOMYみんなで最終回を作ろう~ に参戦しました!!!
一応補足説明をすると、現在放送されている火曜ドラマ『君の花になる』に出てくるボーイズグループである8LOOMが現実でも期間限定で活動していて、そのライブツアーのファイナルが昨日から東京ガーデンシアターにて始まりました。初日の昨日はドラマの最終回の公開収録が行われて、しかもその撮影でオールアップというとても貴重な瞬間に立ち会うことができました。
公開収録につき書けることが限られているのと、ただ最終回の一部を知らされただけなので考察できるようなことが特に無い為、時間を置いても結局ただの感想文になってしまうだろうと思ったので記憶が鮮明なうちに書いて出しちゃおうという魂胆です!後日追記することもあるかもしれませんが思い出したことを並べていくだけの記事になりますこと、ご容赦ください、、、
勿論ですが収録内容に関しては他言無用なので、まずはひとりひとりへの感想を書き出していきたいと思います。
文哉くん
凄い。なんかもう凄いとしかいいようが無くて、文哉くんが俳優として売れ始めている理由が分かったというか。収録がまずは練習で始まるんですけど、セリフの一言目、一瞬で高橋文哉から佐神弾になったのが本当に鳥肌ものだったし会場揺れてた。さっきまで「あ~高橋文哉やっぱりかっこいいな~」みたいな感じで見てたのに、急にそこに佐神弾が現れたから。悲鳴というよりどよめきって感じの、圧倒された歓声が上がって、登場より盛り上がった気がする。思っていたよりぬるっと撮影が始まったので、ここでやっとこの空間で君花の撮影が行われてるんだって実感したし、歓声の大きさが文哉くん自身も予想外だったのか照れ笑いしてたのも最高にカッコかわいかったですね。
あとは文哉くんがなんとなく発する一言のパワー。5階席手振って~!ってなって一階のみんなが見上げて拗ねてた時に(オタクかわいい)「一階はあとでちゃんとやるから許してください」って言ったり、最後のライブパフォーマンスが終わって「これでお別れになります」って時に「「「え~~~」」」と口を揃えた会場に「じゃあ明日の朝までここに一緒にいてくれるんかね?」って言ったり。本当に凄い。きっと文哉くんは相手が欲しい言葉をあげるのが上手な人なんだろうなと思いました。
りゅ~び
宮世琉弥の顔面、それ以上優勝するな(しろ)。ほんっっとうに綺麗なお顔だった。芸能人になってくれてありがとう。もしこれで一般人として生きてたら、「いつか月に帰ったりしなくちゃいけないから芸能人にならないのかな?」と思ってしまうくらい最強の顔面武器でした(どんな感想?)。モニターに抜かれる度に何もしなくても会場がざわつくので、「これ映ってないよね?」と言いながらモニターを確認して「あ、映ってるのか」と満足そうに(?)戻っていったのも可愛かったです。
オールアップの挨拶では誰よりもぐしゃぐしゃに泣いていた。やっぱりどのグループでも最年少が決壊する様はグッとくるものがありますね。インスタライブとかを見ていて割と淡泊であっさりしているタイプなのかなと思っていたからりゅ~びがあんなに泣いていたのが個人的にはとても意外で新鮮に映りました。しっかり者の末っ子ちゃん、よく頑張ったね。
綱くん
まず最初に出た感想が、うっっっっっす!!!!!!!でした。本当にびっくりするくらいペラッペラ。華奢すぎる。7人の中で一番華奢に見えました。しかも顔が物凄く小さい。その上顔面に余白が無い。背が低いわけではないのに全てのスケールが小さいというか、肉眼距離にいるのにもっと遠くにいるみたいというか、なんていったらいいか分からない不思議な感覚でした。綱啓永くんが私の中でとても不思議な生命体になってしまった。一度もっと近くで見てみたいものです。
オールアップの挨拶で先に話している八村くんが泣き始めた時に、カメラには抜かれずとも静かに顔を覆って泣いていたのがすごく印象的でした。どのコンテンツか忘れちゃったけど、「自分は有起哉(ドラマ内の役名)と違って感情、特に怒るとか泣くとか負の感情は表に出にくい」というようなことを言っていた綱くん。こうやって人知れず涙を流す人なんだろうなあと思うと最強に愛おしくてたまらなくなりました。あと、一番最後に捌ける時に「あざした!またねー!みんな見えてるよーん!」とか言いながら軽やかに去っていった綱くん。別にここで終わりじゃないよ、会えなくなるわけじゃないよと言ってくれているみたいで逆に切なかったなあ。
八村くん
『君の花になる』を踊っている八村くんが輝きすぎていてびっくりした。生命力が感じられるというんだろうか、一つのいのちが躍動している感じがして目が離せなかった。ああ、この人は歌って踊ることが大好きなんだなあと伝わってきたし、「人に寄り添える表現者になります」と度々言っている八村くんですがもう十分すぎるよと思っちゃいました。
隙があれば茶目っ気溢れるファンサを丁寧にしている様子やメンバーがかまちょしに来る様子を見て、陽だまりみたいな人だなって感じました。きっと八村くんの周りにはこうやっていつも人が寄ってくるんだろうな。オールアップの挨拶で「僕と出会ってくれてありがとうございます」なんて素敵な言葉をくれたのも泣きそうになった。こっちのセリフだよ。八村くん、出会ってくれてありがとう!
しゅーと
天性のかわいさ!ちょっとおかしいくらいずっと可愛かった。カメラのチェック中にぽや~っとしてるのも、泣いた後の目を真っ赤にした顔も、本当に可愛くてびっくりした。ボケツッコミ祭りの慌ただしいインスタライブでのしゅーとばかり見ていたけど、竜星(ドラマ内の役名)としゅーとって近いのかなと思ったりした。モニターに映る度「かわい~、、、」って声がそこかしこから漏れていて笑っちゃいました。綺麗な歌声も忘れられない。ここの声綺麗だな、好きだなと思ったらしゅーとが歌ってた!みたいなのが何回かあった。出演者が解禁された頃「あー、あのTikTokの子ね!オッケーオッケー」とか思っていた自分を叱りたい。素敵なアイドルだった。
ノアくん
綺麗な存在だった。一際強いオーラを放っていたし美しいご尊顔で優雅に手を振っていて、天皇様かと思った。これ盛ってないです。ノアくんのあの静かなお手振り、めちゃくちゃ鮮明に覚えている。パフォーマンスはやっぱり魅せる力が凄いなあと思いました。『君の花になる』の「叶えたい夢がある Future」のところとかはまさにステージを自分のものにしているって感じで、ノアくんが一人のアーティストとして積み重ねてきた実力を目の当たりにした尊い時間でした。捌ける瞬間に漏らした「帰りたくないなあ」も大切にしまっておく。遠くないいつか、またノアくんがステージで舞う姿を見られますように。
山下くん
比較的ちいさな体を操って軽やかに踊っていたのが印象的だった。最後のパフォーマンスの前にVCRみたいな映像が流れて、そこに出てくるメンバーの影だけが見えるんですけど、山下くんは影だけでもとても山下くんだったのが凄かった。あと、カメラのチェック中とかにみんなは集まってわちゃわちゃしている時にひとり前に出てきてぽわぽわファンサしてたのが可愛かった。オールアップの挨拶では感謝の言葉のあとに「これからも『君の花になる』宜しくお願いします!」で締めたのが、うわ、リーダーだ!と思った。「あと、、何空いてる?」で始まったリーダーだったけど立派に勤め上げてくれてありがとう!
一人一人への感想はこんな感じで、もうひとつ、一番忘れられない光景があって。オールアップの挨拶が終わって捌ける時に、綱くんと八村くんがステージの真ん中でハグをしてました(泣)頬を伝う涙が、くしゃくしゃに歪んだ顔が、八村くんが綱くんの頭に添えた手が、本当に綺麗で尊くて、こんなことがありえるんだな、、、とか思っちゃいました。演技経験のあまり無いアーティストの八村くんとダンス未経験の俳優の綱くんの最年長コンビがどれだけお互いを支え合ってきたのかなんて私の想像には及びませんが、ふたりとも、美しいものを見せてくれて本当にありがとうございました。
ステージの照明も、最高の思い出に文字通り彩りを与えてくれた。『君の花になる』の時に、イントロと共に七色に光り出すあの照明を私は忘れないだろう。ライブの照明が本当に好きだ。特にアンコールの一番最後の曲で、そのライブで一番照明が明るくなる瞬間が本当に好きなのだ。今回もそれだった。メンバーカラーの光が強く差してきて、客席とステージが同じ明るさになって、皆がこちらに笑いかけている。天国かと思った。思い出すだけで胸がときめく思い出が増えたことが本当に嬉しい。あの光景は夢みたいで、現実にしては美しすぎて、きっと私は死ぬ前にあの景色を思い出すだろうとすら思っている。(12月5日追記)
パフォーマンスのクオリティも性格やキャラクターのバランスも、思っていた以上に完成されすぎていて、期間限定にしてはちょっと最高すぎていて、本当に8LOOMが終わるんだと思うと似合う言葉が見つかりません。終わりがあるから美しいなんてそんなわけがない。8LOOMは終わりの有無なんて関係なく綺麗に咲いていたし、今目の前にある幸せが続くことを願ってはいけないだろうか。
これから8LOOMは過去になる。自分が好きになったアイドルがひとつ終わるんだなあという実感の伴わないどうしようもない喪失感に駆られながら、残りの活動とドラマの動向を精一杯応援したいと思います。
8LOOM 私の花になってくれてありがとう!