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学生の声

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様々なバックグラウンドを持った学生たちの意思決定の記録です。
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#大学院生

「今からでも全然遅くない!と思える学びの場」

関美弓 九州大学大学院 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 → 大手食品会社 IAとの出会い  私がIAに出会ったのは、自分の就職活動が落ち着き始めた頃でした。3期生の方に紹介されて、「とりあえず面白くて質の良い講義が受けられるからおすすめ」と言われて軽い気持ちで応募したのがきっかけです。就職活動では主に日系メーカーを受けていた地方理系院生だったため、金融理論とはまったくもって無縁でした。学生最後の1年のうちに何か自分に足りないものを少しでも補えればいいなと思っていた時

「IAが与えてくれたもの」

山本耀二郎 東京大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 → 米系戦略コンサルティングファーム 【戦略コンサル内定後、空白の1.5年間。何して過ごす?】 〜リスクテイクへのコンプレックス〜  「とりあえず内定したけど、ここから1.5年間どう過ごそうか?」  これが自分の大学院1年生の秋口からの悩みであった。自分は就職活動時に「日本経済の競争性の回復」というキャリア目標を掲げて、「インパクトの最大化のためには、サポートの立場から大企業かスタートアップを伸ばすのが必要」と考

「リスク」とは何か。

谷口朋 東京大学 薬学部 薬科学科 はじめに 本アカデミーを立ち上げ、我々にこのような形で「投資」をしてくださった森山さんをはじめとする理事の皆様に感謝いたします。 IAと出会う前の自分 私は性来、自分はもしかしたら誰かに対して何かプラスになることができるのではないかという傲慢な欲がある、平たい言い方をするならばお節介な人間である。  小中の経験からなんとなく、頑張ろうと思える環境にいることは幸せなんだなと感じていた。この社会には最大限能力を発揮できる環境にある人とそう

「就活後だからこそ感じるIAの学び」

吉田巧 東京工業大学 環境社会理工学院 融合理工学系 ➝ 日系コンサルティングファーム  こんにちは!identity academy(以下、IA) 3期生の吉田です。  今回、私は修士2年の就活後という時期に参加した立場から「就活後だからこそ感じるIAの学び」というテーマで書いています。特に、就活を終えた時期の学生の方でIAに申し込もうか迷っている方の参考になると幸いです! 私が就活後に感じたこととIAに参加した理由 多くの就活生は、学部4年あるいは修士2年の6月頃に全

IAのすゝめ

磯和健人 東京大学 公共政策大学院 → 外資系投資銀行 内定 偏差値至上主義への疑問 「ゴリラ」  この言葉を聞けば多くの方の頭の中では動物園に行けばよくいる、黒い毛をした動物を思い浮かべるでしょうし、身近な存在ではないかと思います。  しかし、私の中では近年SNSを中心に”マウンティングゴリラ”と呼ばれる、マウントをとることで自分の価値を示そうとする人(ゴリラ)が増加しており、今や動物のゴリラよりも遥かに数が増えているような気がします。  近年では、SNSの流行の影響かは

IAに地方から参加して変化した視座

中澤拓也 岡山大学 経済学部 門を叩かないことには始まらない、 重要なのはファクト 私が identity academy に応募する前は、ゴールドマンサックスをはじめとする 国内外の名だたる企業で活躍されている講師陣や首都圏の優秀な学生が集まっている IA に対して、 東大や早慶でもなければ旧帝大でもない地方国公立から 応募しても通らないのではないかと不安を感じていました。しかしながら、エントリーフォームにエッセイを提出したところ面接に進み、 そして 無事に合格を頂くこと

「世間知らずな理系院生が経済への解像度を上げた3か月」

T.N 京都大学理学研究科院生 ➝ 外資系証券 IAに入る前 IAに入る前、私は理系大学院生として研究者を目指し研究を行っていたが、そのころには様々な事情で就職する道を選び就職活動を始めていた。当時は、理系の素養が活かせるキャリアとして金融専門職をぼんやりと考えていたが、経済・金融の知識は全くなかった。それどころか、投資や金融はマネーゲームだと認識していて、ある政治家の発言が株価に影響したり、みんなが理解しやすいものほど市場価値が高かったり、などについて違和感を持っていた。