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「就活後だからこそ感じるIAの学び」

吉田巧
東京工業大学 環境社会理工学院 融合理工学系 ➝ 日系コンサルティングファーム


 こんにちは!identity academy(以下、IA) 3期生の吉田です。
 今回、私は修士2年の就活後という時期に参加した立場から「就活後だからこそ感じるIAの学び」というテーマで書いています。特に、就活を終えた時期の学生の方でIAに申し込もうか迷っている方の参考になると幸いです!

私が就活後に感じたこととIAに参加した理由

 多くの就活生は、学部4年あるいは修士2年の6月頃に全ての就職活動が終わります。また、コンサルティングファームや金融系を受ける学生はそれよりもかなり早い時期に終えることもあるでしょう。そして、学生の1大イベントである就職活動が終わると内定をもらった達成感が押し寄せてきます。
 その一方で、私自身これから社会人になるということに漠然とした不安を抱えました。私は不安が生まれた原因として2つあると考えています。

 ・自己分析や就活の選考を通じてキャリアについてより考えるようになるから。
 ・その意思決定でよかったのか不安になるから。

 そして、その不安を埋めるために、残りの学生期間でどんなことをやるべきか悩む方も多いです。私の周りには就職が終わった後に、企業でのインターンを始める人や研究に専念する人、思いっきり遊ぶ人(笑)などがいました。私自身は、理系だったこともあり、就活後は研究と企業での長期インターンをしていました。
 しかし、インターンでは実務のイメージや仕事上のスキルは得ることができるようになったものの、この不安を解決するには至りませんでした。
 そんな時に友人経由でIAのことを知ると、私はインターンをやめてIAに参加することを決意しました。IAに参加しようと思った理由は、下記の2つです。

 ・リスクマネジメントや意思決定というワードにひかれた
 ・優秀な仲間と出会いたかった

 特に1つ目のリスクマネジメントや意思決定という部分に興味を持ちました。学生までのキャリアはある程度見えていたもの、社会人になると、どんな方向に進んだらいいかわからないという気持ちでした。IAの内容は今後の人生で直面する意思決定の際に役立つのではないかと思いました。

IAで学んだこと

 実際にIAに参加してみると当初思っていた以上の学びがありました。IAで学べる具体的な内容については他のノート記事にもたくさん書いてあるので興味がある方はぜひ見てください!私の整理では大きく2種類の学びがあり、1つは授業やカリキュラムから得られる学び、もう1つは関わる人から得られる学びです。さらにそれぞれを2つに分けると下記の4つがあると考えています。

 「授業やカリキュラムから得られる学び(知識・経験)」
 1.  金融やリスクマネジメントに関する知識
 2.  デザイン思考を用いた事業創造の方法や考え方

 「関わる人から得られる学び」
 1.  講演から得られる仕事に対する考え方、意思決定の仕方
 2.  同期とのコミュニケーションから得られる多様な考え方

 1、2は普通に学ぼうとすると教科書的なインプットになりがちですが、IAでは自分達が主体的に取り組みながら学ぶことができるカリキュラムになっています。とても実践的で自分達で考えることが求められます。
 また、一緒に参加する同期、運営をしてくださっている理事の方々、講演をしてくださる方々など実際に関わった人から得られる学びも非常に大きいです。理事や講演をしてくださる方々はビジネスの第一線で活躍されている方達です。どんなことをやってきたか、やっているのかというビジネスの話だけでなく、仕事への向き合い方や考え方など、普段見えない部分の話も聞くことができたのは大きな学びでした。
 また、同期には学年やバックグラウンドが異なるメンバーが集まっています。そのため、コミュニケーションの中でお互いの得意分野について共有したり、それぞれの専門分野を通じた意見により視野が広がりました。

就活後だからこそ感じるIAの学びとメリット

 前章にてIAで学べることをざっくり説明しましたが、就活後だからこそという視点で考えると関わる人から得られる学びが大きいと感じています。例えば、就活後で自分のキャリアが決まっていると、講演を聞く際に照らし合わせながら話を聞くことができるのでより多くのことを学べます。また、質問も自分のキャリアをベースにしながらできるので、具体的なアドバイスがもらえます。ビジネスの第一線で活躍している人たちに少人数で聞きたいことを聞ける機会は滅多にありません。私は1章で述べた不安について自分自身で考えるヒントやきっかけをもらうことができたのでとても貴重な経験になりました。
 また、就活後は逆にいうと入社前とも捉えられます。学んだ知識を翌年に社会人として使うことができるという点や、大学や会社という枠組みに縛られない同期と知り合うことができた点もこの時期に参加するメリットだと感じました。

就活を終えた人へ

 ここまで、就活を終えた時期にIAに参加した私自身の学びや就活後だからこその学びやメリットについて述べてきました。リスクマネジメントの考え方や、多くの活躍している方々の話を聞くことキャリアについてもう一度考えるきっかけになりました。IAに参加しないで社会人になるのと、参加して入社するのではかなり差があると思います。
 私もそうでしたが、就活が終わってから入社までの時間はあっという間に過ぎてしまいます。IAでの学んだ言葉を使うと、学生という時間はリスクリターンが非対称な時期だと思います。学生という立場を生かして様々なことに挑戦してみることをおすすめします。その挑戦の1つとしてIAに参加することは皆さんにとって大きなメリットがあると思います。
 
 この記事が、就活後の皆さんの意思決定のきっかけになれば幸いです。ぜひ悔いのない学生生活を送ってください!!

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