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猫の尿石症を予防する方法を徹底解説します!【リニューアル】

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みなさん!こんにちは!
今回は「猫の尿石症を予防する方法」を解説していきたいと思います!
尿石症は、猫の尿の病気で一番有名と言っても、過言ではないと思います。
ということで、今日は予防法を詳しく解説します。
気になる方は最後までご覧ください!


結論

では早速結論です。
猫の尿石症を予防する方法は、

  • 下部尿路に配慮されたフードをやめる

  • ウエットフードを取り入れる

です。
順番に解説していきます。

予防法①

予防法1つ目は、下部尿路に配慮されたフードをやめるです。
下部尿路に配慮系フードは、ペットショップでものすごい数の量が売られていますが、なるべく使わない方が良いです。
「え?」って思いますよね。
当時、猫の尿石症で多かったのは、ストルバイトでした。
このストルバイト結石は、おしっこがアルカリ性に傾いたときにできる石です。
アルカリ性に傾く理由は、マグネシウムが多すぎたからだろうと推測され、次年度から、下部尿路に配慮されたフードがどんどん製造されていき、ペットショップでも定番商品と化しました。
下部尿路に配慮されたフードは、マグネシウムが低いので、尿が酸性に傾きます。
ですが、その年から、別のシュウ酸カルシウム結石が増えてきました。
シュウ酸カルシウム結石とは、おしっこが酸性に傾いたときにできる石です。
しかもこのシュウ酸カルシウム結石。
2024年になった今でも、獣医学で溶かせる術は開発されていません。
なので、手術しかありません。
「じゃあ手術にすればいいじゃん!」って思いますか?
確かにそうですが、手術の全身麻酔は、他に病気があると難しくなります。
特に、心臓・腎臓に問題があるときは、麻酔中の血圧のコントロールが難しくなります。
なので、反対はしませんが、愛猫に手術をされるところを踏まえても、下部尿路に配慮されたフードばかり食べるのかは、もう一度考えてみてはいかがでしょう。
「それはわかったけど、やっぱり不安だよ!下部尿路に配慮されたフードはストルバイトの予防だよ~」
という方がいらっしゃれば、愛猫の手術背景を想像しましょう。

予防法②

予防法、2つ目は「ウエットフードを取り入れる」です。
これはいつもお話していることです。
猫はアフリカの砂漠出身なので、水を飲むのが苦手です。
じゃあ猫の水分はどうやってとると思いますか?
「無理して飲んでんじゃない?」
と思いますか?
正解は、食事から水分をとっています。
猫の主食は、ウサギです。
ネズミも食べますが、主食ではありません。
彼たちの水分は、約70%です。
ですが、現代の飼い猫が主食として食べているのは、わずか水分10%のドライフードです。
これでは脱水しますよね。
この脱水のせいで、うんちが硬くなって、便秘になることもあります。
なので、ウエットフードで水分をとるのが、一番手っ取り早いです。
トータルで見て、ウエットフードを併用している飼い主さんは少ないですが、ウエットフードを使うことで、様々な病気の予防になります。
他の水分摂取量を増やす方法が気になる方は過去のブログ、「猫の飲水量を増やす方法」

オススメのウエットフードが気になる方は「おすすめキャットフード5選」

を参考にしてください。

症状

次は、尿石症の症状を解説していきます。
症状としては、この辺です。

  • おしっこがキラキラしている

  • 頻尿になるが、その割に出ていない

  • トイレ中に鳴く

  • 血尿が出る

  • ウロウロする

  • 粗相する

  • おしっこ中に力む

たまに、粗相をした猫を叱る飼い主さんもいらっしゃいますが、それは尿石症のサインかもしれません。
サインじゃなくても、粗相の時点で異常事態ですし、叱るのは絶対にNGです。

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以上、猫の尿石症を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
みなさん、ウエットフードを併用できますか?
私の個人的なウエットフードの量は、120gです。
この量を食べさせるのは大変ですが、10gだけでも、何もやらないよりは1億倍良いので、この機会にぜひウエットフードを活用してみてはいかがでしょうか。
この情報がお役に立てたら嬉しいです!
それではまとめです。

まとめ

〈予防法〉

  • 下部尿路に配慮されたフードをやめる

  • ウエットフードを取り入れる

〈サイン〉

  • おしっこがキラキラしている

  • 頻尿になるが、その割に出ていない

  • トイレ中に鳴く

  • 血尿が出る

  • ウロウロする

  • 粗相する

  • おしっこ中に力む

それではまた次回のブログもお楽しみに~。

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