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これをHSP気質というのだろうか?疲れるよね〜というエピソード

エピソード1

割と混んでる電車に乗ったんだけど、ちょうど目の前に座っていた人が降りて行ったのでラッキーと思い座った。


次の駅で杖をついたおばあさんが乗ってきた。


私は端から2番目に座って居たんだけど、その横の1番端に座っている女の子はスマホを見ていて目の前のおばあさんに気づいてない。


ふと、その子の前に立ってるのに、なんか私が
「どうぞ」って席を譲ったらなんか嫌味っぽく見てるかな…と一瞬考えた。


しかし車内は結構混んでいて、おばあさんは杖を良いポジションにつけないのか、なんかヨロヨロしている。


やっぱり席譲ろうと声をかけて譲った。


席を変わったらおばあさんはお礼を言ってくれた。
しかしなんと、その後ろからおばあさんの夫であろうおじいさんが現れた!
人混みに紛れてるし、小さくて気づかなかった。


結局、横に座ってた女の子も「どうぞ」とおじいさんに席を譲る事になった。


なんか芋蔓式に席を譲らなくちゃいけなくなった女の子に若干申し訳ない気分になった。


若くて健康に見えても何かあるかもしれないしさ。
昔ヘルニアで苦しんだ事あるから、若いんだから席譲るべき!とかは思わないし。



降りるまでなんか疲れたのだった。



エピソード2

近所のショッピングセンターにストレッチのお店が新規オープンした事があった。


ただのマッサージよりプロに筋肉とか伸ばしてもらったら体に良いかもな〜と行ってみた。



そこで施術についてくれたのは、私よりウェイト無いのでは?大丈夫そ?という小柄な中学生くらいに見える若い兄ちゃんだった。


なんかこう…こういう施術師って、なかやまきんにくんみたいな人を想像してたんだけど真逆なのね。


まぁ見た目はどうでもいいんだけど、その子のトークが凄かった。


「自分はかなりの腕前だから新規オープンの際は必ず呼ばれるんだよね。もう自分が居ないとどこの店も成り立たないレベルなんだ。困っちゃうよ」


と初っ端からタメ口で言われ「!?」となった。


「もうどこに行ってもお客様から見込まれて、店を出さないか?支援するから!とか言われちゃって…でも断ってるんだ、この会社には僕が居ないとだからさ」


「僕目当てで外国人のお客様も通ってくるんだよね。英語は分からないけど、その気持ちは伝わってくるから分かる」



などなどストレッチをしながらも、聞いてるだけでこちらが赤面してくるトークの数々。


(地獄のミサワのネタに出てきそうな人って現実にいるんだなぁ)
と、私は逆に珍しくて黙って聞いていた。


しかしふとレジの方を見ると、この店の常勤施術師らしきスタッフが死にそうな顔でこっちを見ている。



私の他にお客が居なかったので、トークが丸聞こえなのだ。


その瞬間、彼が
(もう黙れ…!頼む黙ってくれ…!)
と、この坊や施術師に対して思ってるのがビンビンに伝わってきた。



常勤の背術師さん(多分、先輩か上司)の気持ちを思うと、やるせない。



ストレッチが終わり

「回数券買っとく?まぁ使う頃には僕もうこの店舗には居ないと思うから、僕目当てだとごめんねって感じだけど」

最後まですげ〜や。



ストレッチを受けてスッキリするはずが、なんか色々ドッと疲れて帰ってきた。



四方八方の思考を勝手に読み取って(思い込みかもしれないだけだけど)勝手に気を遣って疲れるこの気質。
生きやすくなる為に、なんとか少しでも直してポジティブ呑気な性格になりたいもんだ。



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