【事例】#01 アニメーションGIFでなんちゃってタイムラプス
こんにちは。所長です。
5月に入り、少しずつChromebookを授業で活用する先生が増えてきました。
時間講師の傍ら、ICT活用に関する先生方の相談にも対応していますが、今回は小学5年生理科「雲の観察」でのご相談と対応についてご紹介します。
先生のご希望
伺うと、先生はいわゆるタイムラプスのようなものをやりたいそうで、
定点で雲の動きをカメラで10枚ほど撮影し、それらを繋げて動かして雲の動きがどう変化するかを観察し、意見を交換し合う。
とはいえ、そう一筋縄ではいかないのが学校でのChromebook。
様々な制約を確認しながらも、実現を目指しました。
JPEGをアニメーションGIFに変換しよう
タイムラプスみたいなものとして浮かんだのがアニメーションGIF。
これは過去にWindowsでやっているので、これならできるかな?と思いました。
その際以下の3点を達成ポイントとして設定しました。
・Web上で変換できるか
・端末もしくはドライブに保存できるか
・Googleスライドに貼り付けられるか
アプリインストールが不可なので、Web上で動かせるサイトを「JPEG アニメーションGIF」で検索し、こちらを選びました。
https://www.iloveimg.com/ja/jpg-to-image/jpg-to-gif
無料サイトなので広告等がありますが、そこは目をつぶりテストで数枚の画像を撮影し、サイトで変換。
変換できたので、クリア。
次は端末かドライブへの保存。
しかしダウンロードボタンを押すものの、反応無し。
残念。ここは制限に阻まれたようです。
確認するとGoogleドライブに保存ボタンがありました。
ダメ元で・・と思い、ドライブ保存を押すと
保存できました!!ここもクリア!
雲の動きを見てみよう
無事ファイルが保存できたので、最後のGoogleスライドに作ったアニメーションGIFが貼れるかどうか、そしてGIFは動くのか。になりました。
スライドから挿入→画像→ドライブを選び、GIFを選ぶと、時間はかかりましたが貼り付けられました。
3つのポイントすべてクリアできたので、ここまでの動作を再確認し先生に伝授。私はT2に回り早速児童にやってもらいました。
撮影した静止画が動くその様子に児童だけでなく先生も感嘆。
やってみてよかったと思いました。
まとめ
私も先生も児童も初めての試み「アニメーションGIFの作成」をやってみました。
とはいえ実際は撮影した画像がなぜかアニメーションGIFにしたら上下逆になったり、ネットワークが遅延してすんなりアップロードできなかったりなど、個々に対応する場面は多々ありました。
(上下逆はフォト側で再設定すれば解決できましたし、何よりカメラのレンズを下に向けたのが原因だったようです)
それでも、Chromebookを使った事例としてまた新たなページが刻まれたのは事実ですし、こんな活用方法があるのか!と気づくこともできました。
授業における効果的なICT活用とは
・経験豊富な先生からの授業のアイデア
・IT操作に長けた先生やICT支援員による実現に向けたアイデア
が相まったときだと思っています。
こうした事例がこれからもどんどん生まれ、そして多くの地域で参考となれば嬉しい限りですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気に入りましたらシェアよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?