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出版記念イベントを開催しました

書籍『体育授業の1人1台端末活用アイデア60』の出版を記念してのオンラインシンポジウムを開催しました。

当研究会ではこれまでも体育でのICT活用についての研究成果を書籍の出版や月刊誌への執筆などでご紹介してきましたが、本書は特に、GIGAスクール時代で1人1台端末が使えるようになったら、体育の授業でどんな活用ができるか、というテーマで様々なアイディアをご紹介しています。

このたびのシンポジウムでは本書の出版を記念し、第1部では執筆者の当研究会メンバーから具体的な事例をご紹介しました。第2部では、札幌国際大学准教授の安井政樹先生、和歌山大学教育学部附属中学校の矢野充博先生、そして当研究会の東京学芸大学准教授鈴木直樹がディスカッションを行いました。3名はそれぞれ専門とする教科が異なりますが、教科を超えた気づきが多く、他教科での価値ある実践は新たなコミュニケーション形態の創造につながると感じました。ICTによる見えないものの可視化や、ICTを媒介としたコミュニケーションの質の向上は全教科に共通するとことです。特に、教師や子供が自作したARは、今後の体育においても活用可能性を感じました。

これからも当研究会は体育へのICT活用を深めていくとともに、このような機会を増やして他教科の教育者の方々とも学び合っていきたいと思います。

最後に宣伝で恐縮ですが、書籍『体育授業の1人1台端末活用アイデア60』をぜひお手にとってご参考になさっていただけますと幸いです。よろしくお願いします!

【目次】
1章 1人1台端末で変わる体育授業 理論編
2章 1人1台端末でつくる授業アイデア 実践編
 
実践の読み解きガイド
 1 課題提示場面
 2 問題解決場面
 3 学習評価場面
 4 マネジメント場面
 5 学校と家庭をつなぐ場面

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