先日は埼玉と広島の小学校でのメタバースダンス授業についてご紹介しました。 翌週の先週と今週は、北海道と新潟の小学校でメタバースダンス授業を実施ました! 年度末のお忙しいところ、ご協力くださった関係者の皆様に感謝です。 その様子は北海道側の美幌町立旭小学校がブログで紹介してくださいました。 仮想空間で恥ずかしがらずに思い切り体を動かせるということや、ダンスの合間に相手校の生徒さんと顔を見せて交流することで少人数の学校でも友達がたくさんできるという可能性を見ることができまし
当研究会のVR部会での実践や研究の成果も多数盛り込まれた書籍『VRを活用した体育授業スキル&アイデア』が明治図書より出版されました。 「VRを活用した体育」というとかなりニッチな感じがするかもしれませんが、それだけで一冊の本が書けるくらいに成果が積み重なってきたのだなあと感慨深いものがあります。本書で紹介されている種目も、跳び箱運動・水泳・走り幅跳び・平均台運動・スカッシュ・バドミントン・卓球・ボクササイズと多岐にわたります。VRの基本的な解説から実践のコツまで、これまでの
みなさんは学校でのダンスの授業というとどういうのを想像しますか? 小学校の学習指導要領には以下のように書かれています。 でも、やりかたによっては踊るのが恥ずかしくて「没入してなりき」ることが難しかったり、生徒数が少ないなどで「仲間と交流して踊ったりする楽しさや喜びを味わうこと」がしにくいということもあるかもしれません。 ICTを活用してそのような課題に取り組むべく、メタバース部会では仮想空間に入ってアバターになって体を動かす、という授業づくりに取り組んでいます。先月は静
当研究会では、いろいろなIT製品を活用して授業を工夫しており、購入して使用しているものもありますし、企業さんにご協力いただいて使わせていただいているものもあります。 スピーカーマイクはもともとビジネス現場でオンライン会議などを行うときに使うものとして販売されていますが、当研究会ではそれを同期型の遠隔授業(リアルタイムに遠隔地とを結んで行う授業)の道具として利用しています。 そのスピーカーマイクの著名なブランドであるJabraさんが新製品を出されるということで、本日発表会が
大修館書店の月刊『体育科教育』3月号の特集『小規模校の体育を知ろう・学ぼう!』に、当研究会メンバーの山口(鹿児島市立小山田小)・高田(新潟市立山田小)の文章が掲載されました。テレビ会議ツールを活用した遠隔地の学校と結んでの授業のポイントを紹介しています。 以下、執筆した山口からのコメントをご紹介します。 ぜひ『体育科教育』3月号をお手にとってご覧ください!
明治図書『楽しい体育の授業』の連載シリーズ『メンドウな機器管理までサクッとわかる! 本気で取り組む体育授業ICT活用術』の3月号は、当研究会の岸名(東京三鷹市立第五小)がタブレットの録音機能を活用した授業について書きました。 走り高跳びの授業で深い学びを得るにはどういう工夫が考えられるでしょうか。ここでは音にフォーカスした授業を紹介しています。高跳びに音??と思われるでしょう。各自が「フワッと跳ぶ気持ちの良い感じ」を味わうことを目指そうと考えたときに、ひとつの可能性として音
当研究会では、毎年この時期に1年間の研究成果を発表し合う会を行っています。かつては対面で行っていたのですが、最近はオンラインです。しかもせっかく体育ICTの研究会なのですから、テレビ会議ツールで顔だけ出すというのはつまらない、というわけで、メタバースで行うのも3回目となりました。 その間に、私達が愛用しているメタバースアプリSpatial.ioも年々進化しています。 上図は2021年のときの様子です。講堂のような空間で発表者がプレゼンテーションを行う形と、いくつの小部屋に
最近にわかに忙しくなっているメタバース部会は、仮想空間でのダンス授業を研究しています。年末には米国の教員が東京の特別支援学校の生徒と一緒に短時間の授業を行いました。 このときは既成のVRアプリを使って行ったので、仮想空間で上半身の動きしか表現できなかったのですが、今回は全身で表現できるようにして静岡の高校と東京の特別支援学校の生徒がひとつの仮想空間に入って曲に合わせて体を動かす授業を行いました。 仕組みや内容の組み立てにまだまだ工夫が必要ですが、色々な課題の解決につながる
以前、NHK「おはよう日本」で取り上げていただいたことをご報告しました。 このときの内容をもとに制作された内容が、一昨日2月5日のNHK Eテレ「こども手話ウイークリー」で放映されました! コンパクトに分かりやすく伝えるというのはこういうこと、というNHKさんの編集がとても学びになります。 2/12(日) 午後6:00 まででしたら、NHKプラスでご覧いただけるようですので、ぜひご覧ください!
新年も当研究会メンバーの活躍が続きます! ベテラン教員と企業がコラボして授業のイノベーションに挑戦する『EDU INNOVATION CONTEST 2022』。当研究会のメンバーでもある小野(新潟県村上市立村上小)と熊野(新潟市立沼垂小)が参加して約1年間の取り組みを行ってきました。 そして、その成果を発表するコンテストが2月5日に行われ、小野が優秀賞、熊野がメインスポンサー賞に選出されました! 小野はPestalozzi Technology株式会社とのコラボで、メデ
本日(1月28日)のTBS「まるっとサタデー」でも当研究会の授業実践を取り上げていただけました! 埼玉県春日部市立緑小のVR跳び箱、新潟市立沼垂小の心拍数センサーを使った持久走、新潟県村上市立村上小のドローン撮影を活用したバレーボール戦略、新潟市立新津第一小のコミュニケーション分析ツールなどをご紹介させていただきました。 ご覧になれなかった方は上記の記事をぜひご覧ください。 これからも全国の先生方と新しい取り組みをどんどん行っていきます!
1月21日に開催された日本学術会議のオンラインワークショップで、委員の日置先生が当研究会の三宅(鹿児島大学教育学部附属小)のVR跳び箱の実践を先進事例として取り上げてくださったそうです。 日本アカデミー最高峰の団体のイベントでご紹介されたことは大変名誉なことですし、ご出席された方々からも好意的なコメントを頂けたとのことですので大変励みになります。 これからも新しい体育の学びを研究実践して広くお伝えしていきたいと思います。
明けましておめでとうございます。本年も楽しい体育の授業を作っていきましょう。 というわけで、1月に発売された明治図書『楽しい体育の授業』2月号の連載『メンドウな機器管理までサクッとわかる! 本気で取り組む体育授業ICT活用術』で、当研究会の熊野(新潟市立沼垂小)がポートフォリオを活用した授業について書きました。 国語の授業との合科で、生徒各自が今年度の自分の成長を振り返って作品にして発表しあう授業について紹介しています。ぜひご覧ください!
明治図書の月刊『楽しい体育の授業』の連載『本気で取り組む体育授業ICT活用術』 、2023年1月号では当研究会の岸名(東京都三鷹市立第五小学校)らが『上空からの視点を手がかりにして表現を工夫する!』と題してドローンを活用した授業をご紹介しています。 小3の表現運動の授業において、イメージカルタを使った場面設定で表現をしていく様子をドローンで上空から撮影し、その録画を振り返った上で再び表現をしてみると、生徒たちの空間認識の向上や表現を工夫する視点が増える効果があり、その前後で
技能と認知の見える化部会に協力してくださっているPestalozzi Technology株式会社さんのプレスリリースで、同部会の小野へのインタビューが掲載されました。体力テストデジタル集計システム『ALPHA』で体力テストを新しくすることについて語っています。 体力テストは周りと比較して一喜一憂するのではなく、自分を知り、運動意欲や体力づくりに繋げていくことが大事。それが生涯に渡る健康増進のタネになる。そういう体力テストにしていくことにチャレンジしています。 当研究会で
約2年間にわたり執筆してきました『体育科教育』(大修館書店)の連載が終了しました。ご愛読くださったみなさま、ありがとうございました。 この連載は「GIGAスクール」で1人1台端末が普及したり新型コロナウイルス感染拡大で授業の形が大きく変わったりと激動の時期に重なり、当研究会も様々な研究が生まれ、育って大きく飛躍した時期に重なりましたので、毎回異なるトピックを盛りだくさんにお届けすることができました。 今後も引き続き活動をますます活発にし、各所でアウトプットしていきますので