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小麦、辞めれん

ここ最近の私は、グルテン、カゼイン、シュガーフリー生活をしていました。
小麦製品、乳製品、白砂糖を一切摂らない、という生活です。
が、しかし。
8日間が経過し9日目の今日、私は気がつくと、パン屋さんでパンを買い、近くのベンチで頬張っていたのです。

あまりに美味すぎる…!

小麦、やっぱり辞められそうにありません。
ここで、私が出した結論をひとつ、簡潔に述べたいと思います。

「完璧にやろうとせんでいい」

ということです。
完全に辞めよう!!と思うと、かえって食べたくなります。
栄養士の先生が書いた本には、一定期間(大体2週間ほど)小麦、乳、砂糖を食べるのを控えていると、それらを食べたい欲求自体が無くなっていく、そう書いてありました。
しかし人間、みんな同じではありませんね。
当たり前のことかもしれないけど、個人差があるみたいです。
いや、でも、2週間ちゃんと頑張ってみればそうなるのかもしれません。
だからまた、私は2週間の挑戦に、挑むかもしれない。
でも今日は、パン屋さんに行く私を許したいと思います。
何故なら、パンが食べたくて、ドーナツが食べたくて、涙が出てしまったからです(笑)

もうあそこのパン屋さんのパン、食べちゃいけないの…?(涙)
そんなわけありません。
何事も0か100か、白か黒かじゃなくて、グレーでいいんです。
6割、7割できたら、いや、半分の5割でもいい。
できたじゃん!偉いじゃん!そうやって認めて、たっぷりと私を褒めてあげたい。

8日間、よく頑張りました、わたし!(涙目)

よく考えると、1週間、食べることが大好きな私が、愛してやまない小麦たちを控えていたと考えると、すごいことだと思いませんか?
以前にも、食事制限をしていた時期がありました。
これでも、その頃よりストレス無く、過ごせていたと思います。
その理由としては、代わりに食べて良いものをきちんと決めたこと、だと思っています。
食欲が湧いたら、肉や魚、卵を食べる。
足りなければ、大豆製品と野菜で補う。
乳製品だけど、カゼインがほとんど含まれていないバターはオッケー。
などなど、食べられるものにもバリエーションを持たせたことが、良かったのだと思います。
しかし今回、嗜好品については、自分をきつく縛りすぎていたみたいです。

元々健康意識は高い方で、健康に関する色々な本を読み漁っていた私は、先に知識だけが先行して、自分の心を置き去りにしていたのだと思います。
この食べ物には何が含まれているから身体に良くて、これは添加物や糖質が…などなど、食べたいか食べたくないか以前に、様々なことを考えるようになっていました。
知らず知らずのうちに、食べたらダメだ、せっかくの努力が無駄になる、身体にはなんの得も無い…と自分を叱っていました。
そうじゃなくて、普段の生活は糖質や小麦、乳、砂糖の取りすぎに気をつけて、たまにご褒美として食べる。
それがいいんじゃないかなぁと、今更ながらに気が付きました。
ストイックにやりすぎも、よくない。
ストイックにできる人ならいいですが、私はそうじゃないみたいです。

自分に甘いな、挫けてしまったな、2週間なんてあっという間だと思ってたのにな、そう思う私もいます。もちろんいます。
だけど、そういうところもまるっと私で、私の大切な一部です。
自分のやったことは全部許そう、そう思いたいけど、思い切れない。それでいい。
ちゃんと許してくれる私も、私の中に確かにいるからです。
そもそも、「失敗」をしたんじゃなくて、いいフィードバックが得られた!と、そう思うことにします。
私はストイックな食事制限をすると、こうなるんだなぁ、厳しくすぎるとメンタルにくるなぁ、それがわかったことが、大きな大きな収穫じゃないですか!

話は変わりますが、私は何故か、ハンバーガーにそれほど魅力を感じません。
それと、ラーメンにも、パスタにも、あまり惹かれません。
甘党ですが、甘い飲み物は好まないので、スタバにも惹かれません。
だから、マクドナルドにも行かないし、スタバの新作は飲まないし、家系ラーメンを真夜中に食べに行く、なんていうこともしません。
そもそも、したいとは思わないのです。
理由は簡単で、そんなに好きじゃないからです。
好きじゃないものなら、制限しようと思わなくても、そもそも食べませんよね。
だからこそ、好きなもの(私でいうとパン、ドーナツ)を制限することって、本当に難しい!!そう思います。

そもそも、小麦、乳、砂糖を抜き、糖質を控えるという、健康的な食事をしていたのに、どうして心は健康じゃいられなくなったのか。
そんな疑問を私は抱きました。
色々と考えましたが、人間にはやはり、心に従う時が無いと、だめなのだと思います。
頭では、健康的で体に良い食事をしなければならない、そう思っていたとしても、心はどうだろう。

甘いものが食べたい。
パン屋さんのパンが食べたい。
ミスドのドーナツが食べたい。


そんな日も、生きていればあると思います。
だって、日々頑張って頑張って、みんな、必死に生きてるから、ありますよそんなときも。
頑張ってない時でも、あるんだもん。

「甘いものが食べたい時は、何かしらの栄養素が足りていない。」
そう書かれた本も、何冊か読みました。
確かに、そうなんだと思います。
でも、肉や野菜や果物を食べても、心が満たされない時だってある。
体に悪いと分かっていても、食べたいものがある!

しかし、現実も直視しなければいけません。
小麦や乳製品、砂糖には麻薬と同じくらいの中毒性があるそうです。
米や麺などに含まれる糖質も、摂れば摂るほど渇望に繋がる、そう聞いたこともあります。
それでもつい、食べてしまう。
身体にはデメリットしか無いはずなのに、食べてしまう。
もうすでに、現代人は糖質中毒ということなのかもしれませんね…。

私はこれから、嗜好品と上手に付き合えるよう、のんびりと考えていきたいと思っています。
いろいろ試して、自分に合う食生活を見つけていけたらいいなと思います。
きっと間違うこともあると思うけど、それも私、ということで!
まずは今日、我慢していた食べたいものたちを、走って、迎えに行きたいと思います^_^

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