謎好きが愛するヴォイニッチ手稿

謎好きな役者、魁戸一鈩かいと いちろです(「・ω・)「

最初に言っておきます。
この記事を読んでもたぶん核心には迫れません(笑)

ヴォイニッチ手稿は、世界中の言語学者、歴史学者、植物学者、そしてオカルトなどの謎を愛する人々を虜にしているイタリアで発見された謎の手書きの書物
下が実物の写真へのリンク。


まぁ、この手稿自体の説明はたくさん出てくるのでネットで探してみて欲しいんだが、ざっくり言うと

  • ヴォイニッチは発見者(世間で知られた際に最終的に持ってた人)の名前。

  • インクや紙の成分分析によると14〜16世紀に書かれたと推測される。

  • 歴史上存在していない謎の文字で書かれている。

  • 文字が読めないので内容が分からず、様々な分野の学者や暗号解読のプロなどが臨むが、未だきちんと解読されず推測止まり。

  • 挿絵に植物、裸の女性、占星術を表すと見られる絵が多いことから、医学書や魔術についての書物では?と言われる事が多い。

という、なんともワクワクする物です。
植物の挿絵が、顕微鏡もない時代にしては詳細に描かれすぎているとのことで、オーパーツと呼ぶ人もいるようですが、個人的にはそこんところは想像で描いた部分も大きいのでは?と思います。


もしかして新情報??

んで、なんでこの記事を書こうと思ったかなのですが、以前からヴォイニッチ手稿のことは気になっていて時々「進捗どうかな〜?」とネットで漁っていたのですが、こちらのYahoo!知恵袋で面白い投稿があったんですよ。

去年1月の投稿で、知的障害者施設の職員だという回答者さんが「勤め先の利用者さんで読める人がいる」と言うのです(°Д°)
これ、過去にネットで読めると言った人達(後述)と共通点というか似通った点がある!と思い、微力ながらこの説?が広まってくれたらなと思い書くことにしました(「・ω・)「
※ちなみに2024年に入ってから「女性性についての記述である」という発表もあったようですが、以前から推測されているものとだいたい同じかなと思うので、単純な”面白み”としては薄いかも?(研究者さんごめんなさい)


その利用者さんが言うには…?

まず、その利用者さんは会話は問題なくできる人で、回答者さん曰く「精神の気が強いような感じの人」とのこと。
たぶん、一般の人と比べ知能が低いという印象ではなく、「変わった人」という印象を受けるような人物なのではないでしょうか。
そして回答者さんは、利用者さんへどんなことが書いてあるのか尋ねた時の様子から「初めて見る文字を見ながらとっさに作り話ができるような人ではないので、読んだままを訳している印象。少なくとも何か読み取ってはいるのでは」というようなことを語っています。

詳しくは先ほどのリンクを見てもらうとして…

  • ヴォイニッチ手稿は『ナーナ』という書物である。(利用者さんは「シャガのナーナ」「こんなナーナもあったんだ」と発言していることから、書物のタイトルではなく”教科書”やら”図鑑”やらといったジャンル名?)

  • 「草はいつも人を見ている」「サマが草に命令し、草が人に命令し、人は草に従う馬鹿な生き物」「男を動かす草、女を動かす草、怒らせる草、笑わせる草、殴るように命令する草(など)がある」というような文を取り上げ、面白いと語っていた。

  • 利用者さんは子供の頃にイラン人の友達からこの文字を教わったと言う。

  • しかしこの文字を書くことはできず、理由は同じ形の文字でも線の太さなどで意味や読みが変わるので難しいからとのこと。

  • 全文は知られてはいけないらしい。(ネットでも時々「知られてはいけない内容だから読めなくされた」という推測や、読めると名乗り出た人物が「知るべきではない」と発言するなど、この手の謎には定番?)

ということがまず利用者さんから聞けた、ヴォイニッチ手稿という書物についての情報。


さて、手稿の内容は?

その後、どんな事が書いてあるか訳してもらえた所もあるそうで、ざっくりまとめる?と

  • 手稿の前半はオフィシナリスという植物を駆逐する為の対抗植物について。

  • 手稿の後半はオフィシリナスを駆逐するに至った経緯について。

  • 「シャガ(地名?)に住んでいる19人のサマ(種族名?)が生活上必要なエネルギーを得る為に地球という牧場で人間を飼育した」

  • 「オフィシナリスが人間の数を管理していたが、人間を可愛がり、サマを裏切って数を増やしすぎたので、サマが作った対抗植物に攻められることになったが、急激に増えた人間により守られオフィシナリスは進化、さらに人間が増えた」

  • 「サマ達は、オフィシナリスや人間の管理に手を尽くしてきたつもりだったが、そもそも人間から取れるエネルギーは少量で効率が悪いのだから、この計画自体が間違いだったのでは?と思い始めた」

  • 「モンヌサ(悪魔?)からエネルギーを得るには人間から得るより燃料?が必要になるが時間がかからない(効率が良い?)のでそのほうが良かった」

  • 「道具となる植物は人間達と共に消えてしまうので、ナーナを残して別の場所へ行けば、牧場は新しくなってまた始まるだろう」

大方、こんな内容が書かれているらしい。
この書物を書いたのは人間より上の高等生物ということのようだ。


知ってはいけない部分について

詳細は言えないとしつつも、”何について書かれているのか”は教えてくれたようで

  • 「19人のサマの内、植物を作れるのは7人だけ」

  • 「他のサマが作ろうとするとモンヌサが生まれ、世界が逆転して磁石が逆を指すようになる」

  • 「それは最後の先にある光だが、オフィシナリスがこのまま人間の味方をするなら、全てを黒色か白色に戻すのが正しい」(回答者の原文まま)

これらの内容の後ページが抜けているそうで、さらにその後悪魔のような絵があったりするので、どうやらサマが植物を作る為のレシピが書かれているページがあり、その後はモンヌサが失敗で召喚された様を描いているようだと回答者さんは推測。
また、モンヌサについては「(悪魔?)」と回答者さんも記載していたのだが、悪魔そのものなのか何かの圧倒的な力を表す概念的なものなのか不明の様子。
日本人が病を鬼と呼んだのと似てるのかな?
と言うか、それこそ概念としては悪魔もそんな感じか。
だからもし訳すなら「悪魔」や「鬼」の類だと思います。


以上についての謎

面白い話でしたね(o^-')b
個人的にはオカルトも科学も好きなので、どこか別の世界について書かれた歴史書もしくは物語という印象を受けましたね
世界中の考察では、物語であるという考えはあまりないようで…でも、現存しない植物が描かれていることからもフィクションの物語である可能性も大いにある。

『シャガ』は間違いなく地名でしょうな。
ただ、「地球という牧場で人間を飼育」という規模のデカさから、別の星どころか、地球がある宇宙の更に外側の場所なのかもしれない。
SFなんかで(『リング』とか)、「普通に暮らしているつもりの我々の世界はプログラムだった」とか「監視されていた」みたいなのあるけど、そんな感じの可能性もある?

『サマ』というのが高等生物のようだけど、人間を可愛がったというオフィシナリスが人間を管理する(知能を持った?)植物なら、サマも植物なのかもしれない。
というか、施設利用者さんが「草に命令される」みたいなことを読んでるし、たぶん支配者は皆植物なんだろう。
サマが19人と言うのは、なんだろ少ないと感じる。それか、人間が何億といるのが異常で、支配生物としてはその程度が普通とか??
んー…でも生物というのは種の繁栄の為に活動するわけで…て言うのも人間の常識なのだろうか?
そしてサマ達はどこへ?

『モンヌサ』はさっき書いた通りだけど、本当にいるのかもしれないし、人間みたいに「脅威の存在」をモンヌサという存在がいるのだとして描かれている可能性もありですな。

ナーナを残して別の所へ行こうって話だったけど、一応書物残しといて、地球は地球でなんか勝手にどうにかなるっしょ!ってこと?
地球はもう使わんので捨てとこっていう。
オフィシナリスが人間の味方するなら黒か白に戻すってのは、いわゆる白紙に戻そうてことかね?
「それは最後の先にある光だが」が分かんないんだけど、「最後の希望」ってことにしとく(*゚ー゚)v


2chスレ①「記憶が2つあるんだが」

ヴォイニッチ手稿関連で有名なスレ。
元々はヴォイニッチ手稿が読めると言って建てられたものではなく

  1. このスレを建てているこっちの世界の記憶と、「家族と逸れたところ、で暮らす人々に救われ一緒に暮らしていたが死んでしまった人生」の記憶との二つがあるというスレ主。(建てた理由は向こうの世界の言語を忘れて来ていて怖いなと思ったかららしい)

  2. そこでの文字を手書きして投稿したところ、「ヴォイニッチ手稿の字っぽい」と指摘された。

  3. そこでネットで手稿を見たスレ主「ところどころ読める!」

という流れ。


向こうの文字

向こうの世界の文字でまずは「こんにちは」という意味の言葉を書いたスレ主。
その後「キタコレ」的な言葉(何故 笑)も書くのだけど、どちらも筆ペンで書いてあって、「読みづらい!」と一部スレ民イライラ。
向こうの世界での話で「液が出る根っこみたいなので絵を描く」という話があったことから、「(向こうでは)根っこみたいなので書くからこういう感じじゃないと表現できないのでは?」という指摘も。

そして、その文字を見たスレ民がヴォイニッチ手稿ぽいと画像を載せたところ、「これだ!」というスレ主。
地球で書かれたとしても時代的に今のような筆記具がなく、細いシャープな線は少なくとも紙(羊皮紙)にはなかなか書けないでしょうから、手稿の文字も筆ペンのような筆跡(ヨーロッパでは羽ペンなど着けペン)ですね。


向こうの世界での生活

ヴォイニッチ手稿をきちんと読む前のスレ主曰く、向こうでの生活は

  • 食物は草。

  • 身の回りの物は主に草で作られている。(こちらの世界が使うような金属類は使われない)

  • 毎日草についての勉強をしていて、草を知ればいろんな事ができる。

  • 動物のような草がいた。

  • 草にはいろんな力がある。

  • そこの人々はこちらで言う白人の見た目。幼かったスレ主は白人が多い地域の国だと思ったようだが、違う様子だと後に思ったよう。


読めた部分

所々読めない所があるということで、歯抜けではありながら根っこのような絵が多く描かれたページについて

「これらのヴァルナ(草)達にはレウス(根っこ)の数に比例した、・・・・があった。
レウスが太いほど強いわけではなく、これらを知ることで・・・であり・・・。」

https://sanblo.com/meisaku_vionichshukou/

と訳した。
また、子供が書いた物であるという事と「こっちの人が書いた物で間違いない」との事だが…「こっち」はスレ立てをしているこの世界の事で合ってる??


スレのその後

手稿を読む為に去り、しばらくして戻って来たスレ主だったが…「すべて分かった」と言いつつ「知らない方がいい」「何事にも上下関係がある」というような事を語り、内容を語るのを拒否。
そして雑な釣り宣言をし消えたのだった(・д・。)

スレ民達は釣り宣言に納得できず、考察スレが建てられる程に盛り上がった。
「釣りだろうとワクワクする」「それっぽいオチくらい欲しい」「少なくともヴォイニッチ手稿を使った釣りには見えない」と言った意見が見られた。

確かに、ヴォイニッチ手稿が読めるという釣りをするなら最初からそう言い出すのではないか?
中には「ヴォイニッチ手稿の話が出た事が思いもしない展開だったので、釣り宣言をして終わらせたのでは」という指摘もあり、その可能性もありですね。

スレ主は「アダム、イヴ、ヴォイニッチは同じ世界の話」と最後の方で語っており、この書き方ではヴォイニッチというのがこの手稿の中に登場する人物だと勘違いしているように見えるが、「ヴォイニッチ手稿の中で語られている世界」という解釈もできるとは思います。
んー…あとこじつけるとしたら、ヴォイニッチさんがこの手稿を手にいれる運命で、書物の中の世界に関わりがあったとか?
アダムとイヴの話は「読める」と言う人はちょいちょい口にしますね。

このスレについての考察では「人間の存在意義」や「動物の生きる意味」を知ってしまったのではないか、それにショックを受け内容を語らなかったのでは?と言われています。



2chスレ②「ヴォイニッチ手稿が読めるかもしれません。」

ネットでヴォイニッチ手稿を眺めていたら、所々読める事に気づいたスレ主。
「自分でもよく分からないが、なんとなく意味がわかる」との事。
言葉として意味が分かるというよりも、雰囲気を感じ取れると言ったほうが近いのかもしれません(「読めると言うより情報が脳に流れ込んでくる感じ」らしい)。
「共感覚があるのか」と問われ、そうだと答えるスレ主ですが、「(普段?)文字や数字を色に変換して覚える」と言っていて、共感覚は対象を見た瞬間に感じる物(文字を見た瞬間に赤い色を感じる、甘い味を感じるなど)なので、共感覚とは違うのでは?と個人的には思います(?_?)

しかし、共感覚ではないにしても、仮に日本語の「おはよう」が赤い色に変換?できる場合に、この謎の言語の「おはよう」に該当する言葉も同じ赤い色に変換できるのであれば読める(内容を察せる)可能性はあるのだろうか??とは思います。
ちなみに、このスレが2014年、その後2017年に共感覚持ちで読めると名乗り出た人のスレッドもあるんだけど同一人物かは謎。
2017年の方↓は、「神や地獄は存在せず、人間は地球にとって悪、死後は植物に取り込まれては吐き出されを繰り返し延々と苦しむ」というような内容を主張。

↑直接関係ない話だけど、オカルトのカテゴリなのに「妄想ばっか。死ね」みたいなレスが多くて、嫌な時代だなと思った(´Д`)
別に何でも信じろと思う訳じゃないんだけどね…昔はもうちょい信じる人がいたと言うか、懐疑的でも聞き方がもうちょい論理的だったと言うか…


手稿の内容は?

最初は質問に答える形式で内容を解説しました。

Q.1 何人かの女性が緑の液体に浸かっているのは何?
A.1 植物により人間が生命力を吸われている様子。
植物が人間を利用しているので、人間が植物を利用する為のマニュアルではない。
大抵の人間は植物に利用されている事に気づいておらず、ごく一部の気づいた人がそれを訴えても信じてもらえない。
人間は生命力を吸われる事に安らぎを感じられる。

https://sanblo.com/meisaku_voinich/

緑の液体に浸かった女性の絵は頻繁に登場していて、パッと見では薬湯か何かに入っているように見えます。
植物が多く描かれる書物なので、医学書と思われる一因ですね。
しかし、普通に見れば「人間が植物を利用(有効活用)する方法」に見えるのですが、これは反対に人間側がエネルギーを吸われる側だという話。

液体が植物から分泌されるという現象からすると、植物側が養分を取り入れる為に行なっているという発想にはなかなかならないので驚きです。
例えば「匂いの成分を出して虫などを誘き寄せる」と言った役割は理解できますが、「液体を分泌することで養分を吸う」というのがなんとも不思議ですね。


Q.2 真ん中に顔がある風車みたいな絵は何?
A.2 あれは植物でもあり人間でもある。

https://sanblo.com/meisaku_voinich/

と、ここで早くも「ここまでの事は私の思い込み、勘違いでした。風説の流布と捉えられると怖いので、ここまでにします」と去ろうとするスレ主Σ(・口・)


妄想というていで…

「闇の圧力にビビるみたいなノリやめろ」と言った文句も出たが、「虚しくなっただけ」と答えたスレ主は「ただの妄想という事で良いなら」と手稿の内容について続けた。
所々文章がおかしくて難しいのですが、なんとなくの内容としては…

  • この書物はこの世の物ではない。

  • ガイア理論(地球という物自体が一つの生命体であるという理論)に近い。

  • 人間本位ではなく植物の為に人間は存在している。それが全て。

  • 顔がある風車のような絵は、こちらの世界でいう小児がんで死んだ子供を植物に生贄として捧げて、植物と同体?になったもの。脳や顔は生きているが、他は植物に取り込まれている=人間でも植物でもある状態。

  • 植物に取り込まれると、行動の自由がなくなる代わりに「植物が持つ生存への知性」と「新たな生命」を得られる。

  • 植物に取り込まれた人間が神聖視される。

  • これらの事はこの書物に描かれている世界では(生きる上での?)一つの選択肢として一般的な事。

  • その世界では人間は植物よりも格が下

  • 人間が愛玩動物を食べようと思えば食べられるのにそうしないように(犬や猫を食べるという行動はとらずに生かすという事があるように)、植物も必ずしも人間を生命力を吸うだけに利用するわけではない。

  • 植物は長いスパンをかけ、人間に気づかれないよう、また気づかれたとしても対策するには間に合わないように人間を支配している。

  • 植物の統治=人類の自我の喪失。

この辺りから小難しい表現が多くなりました(笑)
「全部妄想ということで」とはしつつも…スレ主はあるページを見た時に鳥肌がたったと言います。
知らない方がいいこともあると…やはりこの人もそんなようなことを言いますね(・x・ノ)ノ
なんでも、後ろから29ページ目が「ちょっと納得できない」とか。
ちなみに、そのページはスレ①で根っこの紹介をしてる文章?を訳してるページです。

ガイア理論は2017年のスレでも軽く触れていて、人間が植物にエネルギーを吸われる事で安らぎを得られるという件については、ネット検索で見つけられないんだけどこのスレ以外にも「植物が格上で人間が支配されてる。でも人間は植物に吸われればある種の快楽を得られるから、進んで吸われに行ってる」という主張を見た記憶があって…文体や雰囲気が違った印象だからスレ②の人じゃないと思うんだけど、断言はできない。


共通点

さて、ネットにはちょくちょくヴォイニッチ手稿が読めるという人が出てくるのですが、最初に載せた知恵袋の投稿と共通点があると感じた2件を紹介しました!

共通点や似ていると感じた点をまとめます。

1.文字は線の太さなどで意味が変わる

知恵袋の投稿に出て来た施設利用者さんは、線の太さが違うだけで同じ形の文字でも意味や読みが変わるので難しくて書けないと言っていました。
2chスレ①のスレ主が筆ペンで字を書いた事からも、線の太さは重要そうだなと感じます。
スレ主は、何故筆ペンで書くのか?という質問には特に答えずボールペンで書き直して写真を挙げ直していましたが、「根っこで書いていた文字だから再現が難しいのでは?」という指摘も頷けますし、ボールペンで書かれた文字は筆ペンの文字と違う字にも見えました。

2.知らない方が良い(知るべきでない)事がある

こういった"謎"では「知るべきでない」というのはありがちではあるのですが…知恵袋の回答者さん曰く施設利用者さんは作り話ができる能力がある人ではないとの事なのと、実際「言えない」ってあり得るんですよね。
それはスピリチュアルな話でも、科学的な分野でもあり得る話です。
ヴォイニッチ手稿について「言えない」と発言する人々は「知ってしまうとショックを受ける」というようなニュアンスで言う事が多いですね。
「この世の真理を知ってしまう」みたいな事でしょうか。
ただし、利用者さんが言う話から推測するには「人間の味方をした植物を駆逐する為の植物の作り方」が記されていて、それをもし再現した場合に世界が壊れる?か何か悪い事が起きそうという事で…なんとなく他の「言えない」と毛色が違う気もしなくはないのですが、でも他の人が言う「言えない内容」も世界崩壊に関わる事かもしれないので違うとも言い切れません。
もしかしたら「この世の真理を知れば崩壊する」かもしれないし?(´δ`)


3.ヴォイニッチ手稿以外でもこの文字が用いられていると見られる

利用者さんは「ナーナを久しぶりに見た」と言っていました。
子供の頃に友人にこの字を教わったという事やヴォイニッチ手稿以外のナーナ(歴史書?)を読んだとの事から、ヴォイニッチ手稿以外でその文字を見た事があると考えられます。
スレ①についても、異世界で学んだ文字がヴォイニッチ手稿に書かれた文字とよく似ている事に後々気づきました。
この書物限定の文字ではない可能性があります。


4.植物が人間より格上

スレ②と共通なのは、人間を草が支配しているという事。
人間は馬鹿で、植物に従っている上にその事実に基本気づいていない。
実際に「人間は植物に支配されている」という学術的な意見もあるそうで(「農業は植物がしゅを圧倒的に増やす為に人間にやらせた」など)、あり得る記述な気がして来ます。
仮に利用者さんが読んだ話やスレ②の内容がそのまんまでなくとも、脅威の存在を悪魔や鬼と言い表したように、比喩的な文章の可能性もあるかもしれません。
ちなみにスレ①でも「俺たちにも上下関係があるってことみたい」と言っているのも気になるところ。


5.人間を取り込んだ植物=○○させる植物?

利用者さんが「男を動かす植物」「笑わせる(笑う感情にさせる)植物」など、人間に行動を起こさせる植物があると読み取っていた。
感情が気づかない内に支配されているとただ解釈する事もできるし、スレ②にあった植物に取り込まれ脳や顔だけ(本人のまま)生きている人間の事とも取れるような気がします。
科学的に考えると、現代でいう違法薬物となるような精神に異常をきたす植物を指す可能性もあるかと思います。


考察

考察なんて大層な言い方はできないけど(^^;;

一般的な推測

植物図鑑、占星術の解説をまとめたもの=医学書または魔術書と見られるのが一般的です。
14〜16世紀は占星術もまた、医学において重要な要素でした。
そして、魔術も医学としての位置付けをよくされるので、魔術書にしても医学に触れた項目がある可能性は高いです。
ネットで取り上げられる事は少ないですが、二匹の魚がいるページ、山羊がいるページ、弓矢らしき物を持った人がいるページ、天秤らしき物があるページがあり、それらはほぼ間違いなく12星座の要素でしょう。
それらのページもそれぞれ何重かの円の中央に星座のモチーフになったものが描かれているし、他のページもホロスコープのような絵が多い事から、医学にしても魔術にしてもそれ以外にしても、星座や天文学をモチーフにはしているでしょう。

デタラメ説

基本的には否定されているようです。
理由は「文章としての法則性がある事が確認できたから」だそうですが…

法則性があるように書けはするんじゃない?と思います(・_・)
だって

「私 は 小学生 です」

「☆ * ✖️♫○ +#」


というように、単語毎に区切った形で適当な文字を当てたとします。
でもデタラメなので、「私」がいつも「⭐︎」ではないとか「は」がいつも「*」ではないといったように文字が一貫していないとしたら読めない。

まぁ、上記は言語学素人が適当に考えたので、「これは法則性ないよ」と指摘されるかもしれませんが(笑)、言いたい事は伝わるのではないかな〜と思います。

法則性があっても、無意味だったという例もあって
(無意味だというのが嘘という可能性もなくはないが)

イタリアの建築家・工業デザイナーであるルイジ・セラフィーニさんが1970年代に書いた『コデックス・セラフィニアヌス』は、架空の文字でパラレルワールドの生物なんかを書いた書物なのですが…文章としての法則性があるので解読できるはず!と言われていた所、2009年に本人から「隠された背景はない」と発表されました(°Д°)
「背景はない」という言い方なので、本当に「文としての意味はない」という事ではないという可能性もある??
まぁ、たぶん「意味なし」が真相ではなかろうか?

そんなこんなでヴォイニッチ手稿も”それっぽい”だけだった可能性もあるでしょう。
個人的には「意味なかったんかい」と拍子抜けしたい気持ちもある(笑)


絵がヘタ?

少なくとも絵のプロが書いた物ではないなという感じですよね。線がちょっとへにゃへにゃだったり、色の塗り方があまり綺麗でなかったり。
絵の素人の中ではうまいと思いますし、「じゃぁ描けるのか」と言われたら「すみません」と思うんですが(笑)
同じくイタリアの似たような書物で『ハーバリウム(エルバリオ)』というのがあります。

ヴォイニッチ手稿に世界観はよく似ていますが、なんとなくこちらの方がイラストが上手ですよね。
こちらは読める言語で書かれていて、植物図鑑です。
当時の流行で、植物などに顔がある擬人化した描き方がされていて…ヴォイニッチ手稿も顔が描かれた植物や星などが登場しますが、この流行に乗って顔を描いただけで、何かもっと意味深な様を描いた訳ではないとも思えます。


あまり発展しないまま滅んでしまった種族?

土地や戸籍の管理が今よりしっかりしていない時代でしょうし、実際小規模な種族であまり知られずになくなってしまった種族・民族はいくつもあるようです。
すると、かなり小規模なコミュニティーで使用された言語の可能性もありますよね。
もしかしたらその民族独自の宗教観も絡んでいるかも知れません。


訳の文体が不思議

知恵袋の回答、二つのスレ、これらを見ると訳した日本語がなんか違和感があると言うか、ちょっと不思議なんですよ。
※この話はオカルト色の強い話(怖くは無い)なので、嫌いな人は話半分で読むか読まない事を推奨します(*´△`*)

知恵袋の回答では
「オフィシナリスはサマの作った兵器植物によって攻められる」
→「駆逐される事になる」「攻撃される」が自然?

「時間を犠牲にしないから、そのほうが良かった。」
→「効率がいいから〜」の方が分かりやすい?

「それは最後の先にある光だが、オフィシナリスがこのまま人間の味方をするなら、全てを黒色か白色に戻すのが正しい。」
→分かりそうで分からない(笑)  「なんとな〜く、こんなような事を言いたいんだろうな」という感じ。


スレ①では
「レウスが太いほど強いわけではなく、これらを知ることで・・・であり・・・。」
→所々読めないという事だから仕方ないのかもしれないけど、「強いわけではなく」に「○○である」と続くんじゃなくて「これらを知ることで」に続くのが違和感かなぁ。

訳じゃなくてスレ主自身の発言だけど
「神なんて想像上です。リンゴなんてありませんよ。すっごく似た果物はあります。しょうがないから少し話します。すっごく似た果物は俺の記憶上、この前までいっぱいありました。たぶん、今でもたくさんあります。でも、毒があります。
毒蛇こわいですね。」
→なーんか、言いたい事はわかるけど、翻訳アプリみたいな変な日本語だなと。
この発言は、ヴォイニッチ手稿に書かれている世界とアダムとイブの世界は同じだと言った後に、「これ(ヴォイニッチ手稿)はただの落書きで意味はないです」と急に言い出して、さっき自分で言い出した話をなかったようにしようとしている感じで言ったんですね。
”向こうの世界”での記憶を辿った結果こういう言い方になった?(日本語に直訳した結果とか)


スレ②では
「植物の持つ生存への「知性」と新たな「生命」を得る。」
→生存への「知性」という表現に違和感がありますね。「知恵」の方がたぶん意図してる言葉に近いのでは?

「それは、
「人間本意では全くない」
こと。
全て、
「植物のために人間が存在する」
これが全て。」
→ガイア理論に近いとした上で、人間が地球の支配者ではないんだみたいな意図なんだと思うんだけど…
ガイア理論は、地球という星自体が生物であるというような考えで、人間などの生き物は地球という生物の代謝などに関わる細胞みたいな物だと…そんな感じ。
で、それを淡々と説明すればいいのに(?)表現が不思議だなと感じる。
「人間は植物の為に存在しているのであって、この世界(星?)は人間本位のものではない」みたいな表現の方がスッと入ってくると言うんですかね?

で、何が言いたいのかと言うと…
これ、神様の表現に近くね?と思ったんですよ。

最近、かんなぎをしている方と知り合いまして。巫とは、神をおろして神に尋ねる事で、悩みなどを解決する手伝いをするという感じ。
分かりやすくする為に、その人は占い師という肩書を名乗る事もあるんだけど、正確には占いではないし、神をおろすと言ってもイタコみたいなのでもない
鑑定してもらったり、雑談してもらったりして思ったのは、通訳が近いなという感じ。
だいたいの人は神と直接会話できないので、巫が通訳したり、解釈を手伝ってくれたり。

そう、神様が伝えてくれる表現が、しばしば悩みを持つ本人も解釈を進んでする必要がある。

例えば、自分は前世の人が来世(自分にとっては今世)についてどんな人生を歩みたいか望んだ事の一つで
「注目はされないが、人より上に行く」
というのがあるらしい。
なんか、聞いたままだと分かるような分からないような感じじゃないですか?
これ、来世の奴が変わりもんで(笑)、とにかく何かで誰よりも一流になりたいが、それを誰かに知らせるって事はしたくないと。
例えば料理を極めたかったとして、うちで一人で料理を極めて一流シェフ並みの腕になったとしても、別に誰かにごちそうしたくないし、料理ができる事を知られたくもない…みたいな。
でも本人的にはポジティブな感情でそうしたかったらしい。
おかげで今世の仕事である役者業には枷になっているので、打ち消してもらったが(笑)

とまぁ、他にも「こういう意味だろうなぁ…?」って感じの表現が多い。
その表現の雰囲気が、この記事に挙げている人達がする表現に似ている。
これらを読んでなんとなくピンと来て、ちょっと神がかり的なものを感じずにはいられないんだけど、国語があまり得意でない人達の可能性もあるとは思います(^_^;)


意味が変わる文章?

これもオカルト?もしくは巧妙な仕掛け?で、「読む人によって意味が変わる文章」ってのも面白いのかなと言う…まぁ、これこそ妄想として捉えてもらっても良いんですけどね(笑)
もしくは既存の言語でも直訳だと意味がめちゃくちゃになるなんてよくあるんで、もしかしたらそれで読む人によって言ってる事が違うのかも??



…という事で、謎が解ける日はやって来るのか⁉︎
ヴォイニッチ手稿でした(?)!