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子離れは子育てと同時に現在進行形ですすむ

先週末気づいた、息子への傲慢な気持ち。

イヤイヤ爆発中の息子は、嫌なこと(例えば歯磨き、オムツ替え)をする母から逃げ、助けを求めてこう言います。

「ばぁば~!ばぁば~~!」
「かあちゃん、ばいばい!」

息子としては、恐らく目の前の嫌なことに対して逃げているだけなのですが、この「ばいばい」の言葉は、母ちゃんはもう要らない、と言われているようで地味に傷つきます。

そして、週末気づいたような気持ちになります。

「誰よりもあなたの為に頑張ってるのだから、(ばぁばではなく)私を一番と思ってよ」

まだまだ小さいとはいえ、息子も一人の人間。
誰が一番好きかなんて他人が決めることでもないし。
そもそも、一番好き!みたいな感覚ってあるのかな?とも思うし。

単純に目の前に迫りくる不快を取り除こうと必死なだけなのに、どうしてもう私って、そんなことに反応してしまうのか…。

これが、対大人だと、もう少し冷静になれる気がするんですよね。
でも、自分の子どもだから。
なんだか『甘え』が出てしまう。

どんなことをしても息子は自分を愛していてくれる。

そんな傲慢な思い込みが私にイライラもやもやを起こさせるのかもしれません。

息子も成長するにつれ、好きな人や好きなものが今よりもっと増えていくでしょう。
それなのに、いつまでも「私を一番と思って!」なんて、物凄く依存体質のメンヘラ彼女みたいでぞっとします。

だからこそ母親というのは、産んだその瞬間から子離れに向けて歩き出していなければならないのかもしれません。

なかなか自分の気持ちに折り合いをつけるのは難しいですが、
「あなたが誰が好きで何を好きでも、私はあなたのことが一番大好きよ」
私軸での好きを確固としてもちながら、離れた場所でそっと見守る強さが必要なんでしょうね。


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