今の私を解像度をあげて書く③ 喜びを見失わないために

今の私はこんな人で、今の私が望むのはこんなもの。

を、ここにしたためようと思う。

前回までの記事はこちら。

喜びを見失わないために

自分の心を満たしてくれる喜び。
それを見失わず、喜びが喜びでありつづけるために。

これまで強く強く握りしめていた価値観を緩めてあげよう。

正直な気持ちを伝えても関係がこわれるワケではない

『正直』でありたいと願う気持ちとは裏腹に、
正直であれない自分がいた。

いつも鎧を身にまとっていた。

それは、
「お前は自己中だ」と育てられたこと。
素直な気持ちを吐き出したときに受け入れてもらえなかったこと。

いろいろな過去が紐づいているけれど、
ありのままの私では愛されない。

どこかでそう思っていて。
そのままの私でいるのが怖かった。

そのままの私でいれば、大切な人は離れていってしまう。

過去の経験から、そんな恐れを抱いていた。

だから。

正直、今でもまだすごく怖い。

思ったことを素直に伝えるとき、この人は私を嫌いになるのではないか。
私の前から去って行ってしまうのではないか。

そんな恐怖に怯えている。

でも。

望む未来を手にしたいから。
望む関係をきずいていきたいから。

だから。

自分の中の価値観を置き換えたい。

『正直な気持ちを伝えても関係がこわれるワケではない』

私の相手への愛情は変わらないし。
相手を大切にし向き合えば、つながりを失うことはない。

そう、自分を信じて。
素直な気持ちで向き合っていきたいと思う。

満たされた自分でいることが、
今よりももっと、愛情を与えられる自分であれると思う。

焦らず結果を求め過ぎない

社会人になって。
時間はコストだと教わった。

素早く結果を出せば評価された。

だからかな。

子どもを産んで、自分の思うようにことが進まなくなって。

いつも焦りを感じていた。
苛立ちもした。

自分ではコントロールできないもので、身動きがとれなくなる。
予期せぬ事態にいつも見舞われている。

予定を立てても予定通りにいかない。
そのうち、予定を立てるのも億劫になった。

どうせ、うまくいかないから。

だけど。

そんなに焦る必要あるのかな。

今の環境、家族のこと、自分のこと。
何が私にとって最も大切かを考えれば、答えは一目瞭然だ。

今の私でできること。

それを、ひとつひとつする。
ただ、それだけ。

予定が狂ってもいいじゃない。
それで大事なものが守られるのなら。

焦らない。
マイペースでいい。

そんなゆるやかに構えた心で、少しずつ前に進んでいきたいと思う。

進んでいる今を愛おしむ

目標としている理想になれなくて、いつももがいていた。
理想に辿り着ければ、幸せになれるのだと。

でも。

理想は永遠にこない。
ずっとずっと、進んでいくしかない。

その先の、完成形に価値を感じていたら、
今の自分はダメな存在だった。

いつまでもダメな自分で、
いつまでも自分を責めていた。

でも。

違うよ。
今の自分はダメなんかじゃないよ。

目標を掲げるのも、
理想を目指すのも。
悪いことじゃない。

だけど、そうなれることが全てではない。

そこに向かっている『今』に価値がある。
進んでいる『今』の自分がすてきなんだ。

そんな風に、
『今』を愛おしみたい。

未完成で、でこぼこだらけの今の自分を。

そう思えたら、きっと。

自分のことも、周りの人のことも。
でこぼこなその欠けている部分を、今よりも愛おしく思えると思う。

心地よい範囲を分かっておく

自分の中の「～したい」という気持ちも。
「人が好き」という気持ちも。

嘘偽りないものだ。

だけど。

自分にとっての適度な量というものがあると思う。

今までだって。

「～したい」と思って始めたのに、
いつの間にか「～しなければ」になっていて。

そうなると、もう自分で生み出した義務でしかなくて。

「人が好き」な気持ちも同じ。

人が好きで人と関わる仕事をしていたけれど、
共感性の強い私には、大多数の人と関わることでの疲労度は半端なかった。

その結果、人との関わりに疲れてしまった。
そのうち、「人が好き」な気持ちも奥底へ隠れてしまった。

「好き」や「喜び」には適度な量がある。

楽しいことを「楽しい」と思える量を知ること。
繊細で受け止める情報量の多い私が、キャパを超えない関わる人数を知ること。

それが。

心の喜びが喜びであり続けるために必要なこと。

この「心地よい範囲」というものを、
これから自分なりに模索しながらその都度探っていきたいと思う。

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続きはこちら。