マガジンのカバー画像

感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

138
「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
運営しているクリエイター

#子どもに教えられたこと

赤ちゃんが泣き止まない日は

子育てに期待は禁物だ。 先を見通し予測し効率良くタスクをこなす。 私が得意とする部分。 だけどこれが、 子育てでは自分の心をかき乱す。 今日は夫が用事で外出予定だったので、 前日に晩御飯を作り置き、 朝の家事も順調にこなした。 久々の一人時間。 1時間、少なくても30分は持てるだろう。 そうしたら、 いろいろ考えていることのアウトプットをしよう。 それが終わったらお昼ご飯を食べながらドラマを観よう。 そんな風に、 今後の自分の動きを考えていた。 けれど、 今日に

生まれたての赤ちゃんを抱いて泣いているママへ

次男の授乳をしながら窓の外を見たら、 空が青くて綺麗で。 「いい天気だねー」 と声をかけて。 あぁ、長男のときもこんな空を見たな。 そんなことを思った。 あの頃はもう、 何をどうすればこの小さな命を守れるのかと必死で。 いつも暗闇の中にいるような気持ちで。 泣いてばかりいて。 でも、こんな空を見てたな。 外気浴をさせようと家の外に出て、 ほんの数分だからパジャマにすっぴんで日焼け止めもしてなくて、 「いい天気だねー」と声をかけても「そうだね」とかえってもこない小さ

二人目が産まれる前の赤ちゃん返り

赤ちゃん返りって。 ママから離れられない! みたいな感じだと思ってた。 でも、 我が家の場合は全然違う。 元々パパ大好き息子なのだが、 私の妊娠が分かってからというもの、 以前に増してパパにべったりになった。 出産が近づくにつれてそれは加速し、 情緒も不安定で、 少し気に入らないことがあると物を投げたり喚き散らしたり。 少しおさまってたイヤイヤが、 以前に増して現れていた。 抱っこしよ。 ハグして。 と、こっちが求めても、 パパのところへ行ってしまう。 寂しい

グチャグチャでキラキラした世界を抱きしめながら

どんなことにも、幸せと苦しみは同じようにある。 子どもを産んで確かに自分の時間は奪われたし 自分のペースで生活することもできず 常に疲労を抱えている。 一人でのんびり好きに過ごしたい…! こんなにしんどいのに誰か助けて…! そんな風に切実に思うばかりだ。 だけど、同時に。 今まで見ることのできない世界を見せてくれて 自分では絶対に気づけないことにも気づけた。 毎日新しいことの連続。 ほんとに小さなことが出来た、ただそれだけで幸せを感じられる喜び。 そんなグチャグ

子離れは子育てと同時に現在進行形ですすむ

先週末気づいた、息子への傲慢な気持ち。 イヤイヤ爆発中の息子は、嫌なこと(例えば歯磨き、オムツ替え)をする母から逃げ、助けを求めてこう言います。 「ばぁば~!ばぁば~~!」 「かあちゃん、ばいばい!」 息子としては、恐らく目の前の嫌なことに対して逃げているだけなのですが、この「ばいばい」の言葉は、母ちゃんはもう要らない、と言われているようで地味に傷つきます。 そして、週末気づいたような気持ちになります。 「誰よりもあなたの為に頑張ってるのだから、(ばぁばではなく)私

笑えなかった私が自分らしい笑顔でいられる理由

大学生の時、4年間結婚式場でアルバイトをしていた時の話。 私は当時の同僚に、生涯忘れられない言葉をもらいました。 「なっちゃんの笑顔にはパワーがあるよね」 私はこの言葉をもらった時、心底驚きました。 笑えない私と母の言葉私は顔のパーツが大きいんですよね。 目、鼻、とりわけ口と歯が大きい。 だからだと思うんです。 母は小さい頃の私によく言っていました。 「大きい口を開けて笑わないの」 大きな口が目立つことの何がいけなかったのか今でもよく分からないですし、母自身にこの