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マニュアルを「こなす人」から「作る人」にステップアップできれば、自然と年収も上がる。

いつもお読み頂きありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、noteを執筆しています。

「いまよりも多くの収入が欲しいですか?」

と聞かれて、NOと答える人はほとんどいないでしょう。特にこれから仕事を頑張るぞ!とやる気に満ち溢れた20代の方たちこそ、強く望んでいるのではないかと思います。

ではどうすれば収入が上がるのかというと、仕組みは単純です。

多くの企業の場合は、生産性の高い社員により多くの報酬が支払われる設計になっています。(もちろん例外はありますが、ここでは大多数の場合でお話をさせて頂きます。)

そのため今より多くの収入を望むのであれば、今より生産性を高める必要があります。しかし、実際に何が必要でどんな行動をすれば生産性を高められるのか、まではイマイチわかっていない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「生産性の高いビジネスマン」になるための考え方について、noteをご覧の皆さんにシェアしたいと思います。

▶︎AI時代を生き抜くために必要なこと

Chat GPTの出現以来、ますますAI化に拍車がかかってきている中、「私の仕事は大丈夫なんだろうか?」と不安な人も多いと思います。このnoteをご覧の方の業界や業種はそれぞれだと思いますので一概には言えませんが、どの業種の方にも言える、AIに取って変わられない指標があります。

それはAIより生産性の高い仕事をすることです。

「そんなことはわかっているけど、それが難しいんじゃないか。」と思うかも知れませんが、AIにも出来ないことはあります。

AIはエンジニアが考案し作成、設定をした「プログラミング」に従ってアクションを起こします。もちろん近年の革新的な技術開発によって、単純なことだけではなく、その範疇は拡大し続けていますが、基本的にはプログラミングで決められたルール内でしかアクションができないということです。

これを人類の世界では、「マニュアル通り」と言います。

▶︎どの会社にも「マニュアル」が存在する

・お客様が来たら「いらっしゃいませ!」と言いましょう。
・1万円札を頂いたら「1万円入りました」と言いましょう。
・90分に1回は5分の換気をしましょう。

など、組織であれば大なり小なり「マニュアル」が存在していることはみなさんも実感されているでしょう。

マニュアルとは、働く人が同じ水準で業務を遂行し、一定の結果を出す為に手順やルール(またはそれらをまとめたもの)を言います。

つまり、安定した結果を生むための手段なのです。

特に大手になればなるほどマニュアル化がしっかりしています。どこのマクドナルドに行っても、同じサービスを受けられるのはこのマニュアルが徹底されているからなのです。

▶︎マニュアルを「こなす」のか「作る」のか?

マニュアルがあれば、誰が業務を行ったとしてもある程度同じ結果を期待することができます。だからこそ、企業にとってはマニュアルが重要になりますが、いちビジネスマンとしてはどのように捉えるべきか。

マニュアルには「こなす人」と「作る人」が存在します。

その違いですが、
「マニュアルをこなす人」は自分でこなした量が生産量になります。この場合、どれだけ時間を注いでも1日の限界は24時間と決まっています。(実際に働く時間で考えればそれよりもかなり短い。)

対して「マニュアルを作る人」の生産量は、マニュアルをこなす人の数だけ増やすことができるので、生産時間は1日24時間の限界を突破することができます。

つまり、ビジネスマンとして生産性を高めるためには、マニュアルを「作る」立場に回る必要があります。

▶︎できる人は目的と手段が明確

マニュアルを作るといってもいきなりは難易度が高いと思いますので、まずは作る人になるまでの段階をお伝えしたいと思います。

【マニュアル作成者へのステップ】
①マニュアル通りに行動する
②仕事の目的を理解する
③現場の運用にマッチしているか確認する
④改善できる箇所を提案する
⑤マニュアルをゼロから作成する

ここで大切なのは②仕事の目的を理解することです。

多くの人は、仕事のゴール=マニュアル(言われた作業)を遂行すること。
だと勘違いしています。先ほども述べましたが、マニュアルは結果を生むための手段です。つまり、結果という目的があるからマニュアルが存在するのです。

たとえば、提供スピードが売りで回転率で勝負する牛丼店のマニュアルを作るとします。そこに「おしぼりを店員さんがひとりひとりに手渡しする接客マニュアル」があったらおかしいのです。

この場合は目的と手段が一致していないので、マニュアルがかえって生産性を下げていることになります。

つまり「なぜ仕事をしているのか?」と立ち返ってみた時、その仕事に対して取るべき手段が見えてくると思います。また今のマニュアルが適切な手段かどうかは、時代やその状況によって変わるので常に目的と手段を明確にしながら進めていくことがポイントです。

成功しない人は何のためにそれをやっているのか、がないので目先のマニュアルをこなすだけの人になってしまい、結果生産性が上がらないビジネスマンで止まってしまいます。

ぜひみなさんには生産性を上げて収入を上げるためにも、存在する「マニュアル」の意図や目的を改めて理解し、それを改善する提案から行って欲しいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大
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