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高校入試と内申点が不安になったときは(岩手県)

 これから高校入試に挑もうとしているそこのあなた!自分の合否がどうやって決まるか知っていますか?
 誰しも経験する高校入試ですが、意外とその仕組みを知る機会は少ないようです。
 ルールの分からないスポーツの大会に出場するなんて変ですよね。それと同じで、仕組みのわからない試験を受けるのも変な話です。
 一緒に高校入試の仕組みを確認しましょう。

〈合否の決定方法〉

岩手県の高校入試の合否は、
・内申書(440点)
・学力検査(500点)
・適性検査等(60点)
の合計点数で争われます。完全に点数化された、シビアな世界です。
※適性検査等は一部の学科のみ
※コロナ禍では面接はありません。

〈注目すべきポイント〉

・内申点と学力検査の配点はほぼ同じ。
 例えば内申点を90%(396点)取っておけば、学力検査で半分(250点)しか取れなくても、合計で646点なので、全体の約70%取ることができます。すると、かなりの高校が合格圏内になります。
 逆も然りです。内申点が低くても、学力検査で挽回することもできます。

・内申点は学年が上がることに配点が大きくなる。
 内申点は、1年生が110点満点。2年生は220点満点。3年生は330点満点です。1年生の配点が低いと考えるか、1年生の時の努力も見てくれると考えるか。人によってどちらが有利に働くか様々だと思います。
 ちなみに、推薦入試でも、1年生の時の成績はあまり高く評価されなかったりするようです。

・5教科よりも実技4教科の配点が大きい。
 実技4教科は、5教科の1.5倍です。5教科が不得意でも内申点を取れるような仕組みです。内申点だけ考えると、実技教科の成績を伸ばす方がお得です。

〈内申点を取るためにやるべきこと〉

・提出物
 提出するだけでも加点されます。苦手な人は答えを写してでも提出しましょう。

・定期テスト
 基本的に授業でやったことからしか出題されません。
 学校のワークを5周以上やりましょう。最初からできる人はいません。何周も解きながら暗記や理解をしていきましょう。それでも分からなかった問題は、諦めてOKです。

・授業態度
 成績への反映のさせ方は、先生によって未知数です。あまり考えすぎず、普通に授業を受けてさえいれば心配要りません。

〈自分の内申点を計算しよう〉

 何はともあれ、現状の内申点を計算してみましょう。
 成績を打ち込めば内申点を計算してくれるウェブサイトもあるようですが、難しい時ははなまる学習塾にお問い合わせください。塾生でなくても、高校入試について相談できる”受験の窓口”をご用意しております。

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