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ガーデンと花見の悦しみ/一日一微発見204

浜松のフラワーパークは、塚本こなみさんが理事長で、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんがボーダーガーデンを担当している。この2人がタッグを組んで、世界一の庭にしようとしているのだ。

先日は桜やチューリップが満開になったので、渚と連れ立って見に行った。

渚はピクニックをしようよ、ということでスペシャルな「いなり寿司」を作ってくれたので、楽しみは倍増した。

芝生の上に布をひいて、青天の下で桜を見る。

この美しさを書きとめることを昔の人たちは、写真や絵にするかわりに歌や俳句に読んで記憶に留めたり、その時の「微発見」を文字に定着させる術を身に付けていたのである。
それを「趣好」と呼んだのだろう。

その術を僕らは身に付けていないことは、とても寂しいが、その代わりに「写真」というものが発達した。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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ガーデンと花見の悦しみ/一日一微発見204

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浜松と京都、東京の3拠点で暮らしながらアートプロデュース、編集、大学教授などをやっています。新刊 「超写真論 篠山紀信写真力の秘密」(小学館)「現代写真アート原論」(フィルムアート社)など発売中です。「自己編集(リエディット)」のためのスーパースクールも開講中。