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【息子的中国語習得記】7か月目

2023年6月中旬に台湾に来た息子の、中国語習得記録(備忘録)です。
前回の記事はこちら https://note.com/ichimina/n/n715fe99cd628

前回までで

(1月中旬)
・台湾の高速鉄道(新幹線)の
 「本列車即將抵達 嘉義 站!」
 というアナウンスを、高速鉄道のBGMつきでリピート再生している。
・全聯(スーパー)のCMの
 「購物車就是你的運鈔車!」
 というフレーズが気に入った模様。しょっちゅう口にしている。
・中国語教室の練習本「第2冊目」に入った。
 1冊目は2013年版で、CDつき。
  2冊目は2020年版で、CDなし。かわりにQRコードをスキャンして
  ダウンロードするスタイルに変わった。時代の流れを感じます。

という状況になりました。
それから1か月経った、現在の状況について。
今回はなんだか「ステップが1段上がった感じ」がしました。

(1月下旬)
・選挙の開票を見に行ったことを契機に
 「二號 賴清德一票」(2番、頼清徳、一票)
 という単語を覚えたのですが(※ 開票のときの読み上げ)
 自宅でも「二號 賴清德一票、二號 賴清德一票」
 というフレーズを言っていたのだが
 しれっと「四號 郭台銘一票」(4番、郭台銘、一票)という
 架空のフレーズを混ぜていた。
 いや、郭台銘、立候補取り下げましたからね?
・飲み物、何がいいか聞いたときに
 「我要喝可樂」と言ったり
 小籠包を食べる際に「看起來好好吃」と言ったりなど
 中国語でコメントするフレーズが豊富になってきた。
・中国語でギャグを挟むようになってきた。
 旅先で宿泊する予定のホテルにロフトがあるのを見つけ
 「2階だ!」と喜んだあとに
 「你可以的!(にーかーいーだ)」という
 某CMのフレーズを叫んでいた。

(2月上旬)
・旅先のホテルのキッズスペースで友達とブロック遊びをしていたら
 台湾の子たちが寄ってきてブロックを崩そうとした。
 そのときに「不可以」と言って阻止したり
 息子にブロックを渡してくれる子には
 (ブロックを)「放這裡」と言ったりと
 コミュニケーションが取れていた。
・タクシーに乗ったら自分から住所を言ってくれるようになった。
 2回ぐらい言えば伝わるぐらいになった。
・「為甚麼」「我喜歡吃巧克力蛋糕」「不要說」など
 会話の中にさらっと中国語が挟まれる頻度が増えてきた。

(2月中旬)
・街中で、普段あまり耳にしていない中国語を聞いたとき、
 意味はわからなくても音は復唱できていた。
「耳から」ではなく「目から」からインプットされた文章が、
 アウトプットされて出てきた。

 個人的には、この進化は大きい。
 どういうことかというと、空港で
 「『起飛前10分鐘抵達登機口』(←by中国語発音)って書いてあったね」
 と、さらっと言われてちょっと衝撃だった。
 「それ、アナウンスで流れてた?」と聞いたら
 「看板に書いてあった」と言っていた。
 つまり、これは息子の頭の中で
  ①目で読み、その意味を理解する
  ②頭の中で、中国語の発音を構築する
  ③構築された中国語をアウトプットする
 という作業が正しく行われた結果なのだ。

子供の語学取得は早いって言うけど、本当にそうだわぁ。

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