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◎活動記録・号外◎『type就活プレミアム・マガジン 2022卒向け』執筆記事

「エンジニアtype」や「Woman type」などでお世話になっているキャリアデザインセンターさんが、11月1日に『type就活プレミアム・マガジン 2022卒向け』を発行しました。

私は8本のインタビュー記事を担当させていただいたので、一部を紹介します。(お世話になった編集者の皆さん:栗原千秋さん、大室倫子さん、天野夏海さん✨)

ファーストリティリング・柳井正会長

ええ、緊張しました(笑)。とても柔和な雰囲気の方でしたが、一言一言に想いがこもっており、力強い言葉を話される印象を受けました。こちらの記事はネットで公開されていないので、ぜひ雑誌を買って読んでみてください!

柳井会長の書籍をいくつか読ませていただき、品質への強いこだわりを知ってからは、クローゼットの中のユニクロ率が上昇傾向にあります(^^;

若い人が成長する環境がなければ、会社は成長しません。一般的には年寄りになればなるほど、成長しなくなりますから。僕は今でも成長していますよ(笑)? ただ、過去を振り返ると、人は歳を重ねるにつれて行動範囲が狭くなる。マンネリ化するものです。でも本来はそうではなく、年齢と共に自分のできることを一つずつ増やしていかないといけない。
僕が一緒に働きたいと思う人は、もうずっと変わりません。それは、将来経営者になりたい人。店長ではありません。トップの経営者です。それは「自分の道を見つけ、極めたい人」とも言い換えられます。
これを読んでいる方の中には、昔の僕のように「できれば働きたくない」と心の底で思っている方もいるかもしれませんね。でも今の僕は、こう思っています。「仕事ほど面白いものはない。この道を歩めて本当に幸福だ」と。

サイバーエージェント・藤田晋社長

こちらの記事はたくさんの方がシェアしてくださっていて本当に嬉しいです。藤田社長はさも当たり前のことを話すように語っていましたが、その言葉は多くの人に気づきを与えるものなんだなと実感。

個人的にもとても気に入っているインタビューなので、ぜひ多くの人に読んでいただきたいです!

では、一体どんな会社をつくっていくのか。僕は潔く規模を大きくすることにこだわりたい。異なる価値観の人が存在することは承知していますが、「会社は小さいままでも素晴らしい」というのは、正直ちょっと言い訳に聞こえる。僕はゼロから会社をつくり、会社の売り上げ規模を5億、1000億と増やす中で、やれることが変わってくるのを体験してきました。スケールメリットは今の時代においても大きく働きます。
この時代に就活をする皆さんは大変だと思います。(中略)一つ言えるのは、往々にしてキツい時代を生き抜いた人の方が、後で伸びるということ。「バブル世代」という言葉がありますが、景気が良いときは、採用や仕事の基準が緩くなるので、その後の成長に支障が出ます。しかし景気が悪くなると、「それでも何とかしよう!」と頑張った結果、筋肉質になる人が多い。だから皆さんは頑張りさえすれば、後に「黄金世代」と呼ばれる存在になれる可能性があります。

ホテルプロデューサー・龍崎翔子さん

ブティックホテル『HOTEL SHE,』などのプロデュースを手掛ける龍崎翔子さん。「会社とは?」という抽象的なテーマに対して、ご自身の実感に沿った言葉を丁寧に選んでお話くださいました。

会社が人のようなものならば、会社と自分の相性は当然考えるべき。でも、若い内はなかなか気づけないですよね。昔の自分に読ませたい。

5年前に起業した時は、自分たちが「会社」だなんて自覚は全くありませんでした。でも徐々に人が増えて、組織のカラーみたいなものが見えてくると、「社員が入れ替わると会社の雰囲気も少し変わるな」と気付いて。会社の存在を意識すると同時に、「会社って一つの大きな生命体なのかもしれない」と思うようになりました。
会社は「単なる箱」だと言う人もいますが、それは本質ではないように思います。法人とはその名の通り「人」であり、社員の人格の一部分が重なり合い、共鳴し合うことで成り立っているものです。中で働く人がどんな意志を持ち、どんな価値観で動いているのか。それによって「会社らしさ」はつくられています。会社の人格を知り、自分と価値観が合うかどうかを真剣に考えてみてください。

若手ベンチャーキャピタリスト・廣澤太紀さん&江原ニーナさん

20代前半〜半ばという若さあふれるベンチャーキャピタリストのお二人に、ご自身の就職活動を振り返りながら「会社」に対する価値観の変遷を語っていただきました。

働き始めるとこんな風に「会社」の見方って変わるんだな……とわかる、就活生の参考になる内容です。フレッシュさが伝わってくる写真がいい!!

廣澤:学生の頃は、会社は「就職するところ」だと思っていました。生活費をもらうために雇用してもらうところ、というか。

江原:分かります。合同説明会に行くと、その会社に雇用されること自体を目的にしている学生も多いと感じていました。でも、いま私が見ているスタートアップには実現したい未来があって、そこから逆算して会社をつくっている。ゴールは働くことではなく、その先にあるもの。かつての「会社」のイメージとは正反対だったんです。
廣澤:昔、糸井重里さんがインタビューで「法人という人格には個性がある」と話していたのが印象に残っていて。人と人に相性があるように、会社と人にも相性がある。だから、その人の才能を生かせる人格や個性を持った会社が必ずあると思うんです。

江原:会社に人格、確かにあると思います。スタートアップを見ていると、会社って生き物みたいだなと感じるんです。最初は2~3人で始めた会社に、人がどんどん増えていって、創業者に求められる資質も変わってくる。集まる人も集まるお金も変化する様子を見ていると、会社って生きているし、個性が宿っていると感じますね。

感想

合わない会社に入るくらいなら、一人で働く方が幸せ。でも、本当に一番幸せなのは、価値観の合う会社で働くことなんじゃないかと感じました。

理想の会社に入るのは、好きな人と結婚するぐらい難しいことなのかもしれないですね。

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