見出し画像

◎2020年8月の活動記録◎

今月もハイライトで振り返ります。

2020年8月実績:10媒体、20本

※2ヶ月遅れなのは、書いた記事が公開になるまで時間がかかるからです。
※売り上げ計上月で管理しているので、公開月は前後することがあります。

【FastGrow】

シリコンバレーで活躍している日本人起業家の内藤聡さんを取材しました。内藤さんは家具付きの部屋やホテルの空き部屋を賃貸利用できるオンラインマーケットプレイス『Anyplace』の創業者で、Uberの初期投資家であるジェイソン・カラニカス氏などから出資を受けているすごい方です。

今読み返してもめちゃめちゃ学びがあるなと思いました……。自分で道を切り開いてきた方の言葉は違いますね。

起業家として信じるべきこと、信じるべきではないことは、どのように見分ければ良いのだろうか。そう問うと、内藤氏はためらうことなく答えた。

内藤:基準は、メンツを守るためなのか、プロダクトのためなのか、ですね。例えば、プロダクトをクローズするときには、「投資家に能力がないと思われるんじゃないか」「友達からの評判が下がるんじゃないか」とメンツを考えてしまいがちです。

でも、起業家個人への評価は、プロダクトを生み出すうえでは正直どうでもいいことです。「人になんと言われても、俺は欲しいんだ」と思えるアイデアかどうか。それだけを基準に意思決定すべきだと思います。
初めから2年間だとわかっていれば、耐えられるかもしれない。しかし内藤氏が経験したのは、出口があるかどうかすらわからない戦いだ。(中略)苦しかった2年間の「闇歴史」。内藤氏はなぜ、乗り越えることができたのだろうか?

内藤:僕はFacebookのように、最初に立ち上げるプロダクトでいきなり急成長を遂げるつもりでいました。ただ、さまざまな人と話すうちに、成功にたどり着いた人のほとんどが、苦労や失敗をしながら前に進んできたと知ったんです。

サンフランシスコでは「優秀かそうでないかにかかわらず、失敗は誰もがするもの」と言われています。それを聞いて、「失敗しながら5〜10年かけて大きい事業を作る」心づもりでなければと思いました。

いいものを作るには時間がかかります。大きな事業を作るのだから、時間の投資は当然必要です。過去の僕に、そうアドバイスしたいですね。

【SUUMOジャーナル】

立川の街の移り変わりについて書きました。大学時代にそこそこ遊びにいっていた立川。もともと米軍基地の街だなんてことも、この4月に「GREEN SPRINGS」という超センスの良い商業施設ができたことも知りませんでした。

郊外ってどこも大型ショッピングモールがあって似たような感じになってしまっているのが残念だなと思っていたのですが、そんな中でも立川がオリジナルな進化を遂げているのには理由があったんです。

もともと「立川飛行場」を運営していた立飛ホールディングスという会社が立川駅周辺に広大な土地を有していて、同社の村山社長が意思ある開発をしてきたからなんですね。大手ディベロッパー頼みではない、地域の色を出した再開発はとっても素敵だなと感じました。

また、無人駅を活用した地域活性の取り組みを行っているJR東日本スタートアップさんにも取材させていただきました。

無人駅にグランピング場を作ったり、漆塗りについて学べる施設を作ったり、すごい面白いですよね。サウナも楽しめる土合駅にはぜひ行ってみたいなと思いました。

駅って単なる通り道ではなくて、多くの人にとって意外に思い入れのある場所なんですよね。国立駅の赤い屋根が取り外されたとき、地域で署名活動があったことを思い出しました。

本プロジェクトを担当した隈本さんは、「別の建物ではなく、駅でやることに意味があった」と振り返る。

「地元の方と話す中で、駅は地域の人にとって想像以上にシンボリックな存在だと分かりました。電車の乗り降りを繰り返し、思い入れのある場所になっていくのだと思います。地域活性化に無人駅を使うメリットは単なるコスト抑制だけではなく、自然と人が集まる点や、地域の人たちの協力を得やすい点にあると感じました」

【個人的なこと】

地方で仕事をするというワーケーション的なことをやってみました。いろいろ感想はあるのですが、とりあえず足の筋肉がついた。泊まる場所が山の中腹にあり、「冗談でしょ」レベルの坂を上り下りするうちに自然と鍛えられたらしい。

なぜ気づいたのかというと、住んでる街に帰ってきたときに、自分の体がやけに軽いことに気づいたから。痩せた可能性はないので、その体を運ぶ方が強くなったと考えるしかない。

しかし不思議なことに、この街に帰ってくるまでは気づかなかった。自分がどんな重さで、どんな感覚で歩いているのか。そこまで含めて、自分の体はこの街を記憶しているんだなと気づきました。街は体。

<過去の執筆実績はこちら>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?