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無理なことに、無理だと言える勇気を持つために。ワーママフリーライターの葛藤と気づき

こんにちは、ライターの市岡光子です。今回は「無理だと言える勇気を持つために」というテーマで、私自身の最近の経験と気づきをお話ししようと思います。

※この記事は、Claude Sonnetを使って執筆しています。
(文責・編集:市岡)

限界まで頑張りすぎていませんか?

皆さん、最近「もう限界」と感じることはありませんか?

仕事に家事に育児に、毎日フル回転で走り続けていると、ふと立ち止まった時に「これ以上は無理」と感じることがあります。実は私も最近、心身ともに疲れ果てていました。

フリーライターとして活動する中で、仕事の依頼を断れず、相手の期待に120%、150%で応えようと必死になっていました。そして、120%の力は出せなかったけれど、“まあ普通”にこなせた仕事に対しても「これでよかったのか」と自分を責めてしまう。一方で、家庭では夫の転職や子供の入院など、様々な出来事が重なりました。

ストレスの可視化と気づき

アメリカの研究者HolmesとRaheが開発した「ライフイベント法」というストレス要因を可視化する尺度があります。これを使って自分の状況を数値化してみたところ、なんと300点を超えていたのです。300点を超えると、「翌年に健康障害が生じる可能性が80%」だと言われています。(出典:国立精神・神経医療研究センター『4月から環境が変わった方へ ~ライフイベントのストレスについて~(2022年4月)』

私も今、かなり危ない状態だと言えます。仕事を減らして、家事負担も減らして、少しゆっくりと休みたい。そう思う日もありますが、フリーランスとして働く身としては、仕事を断ることへの恐怖感があります。「これを断ったら、もう仕事が来なくなるのでは?」という不安が先行し、どんどん仕事を引き受けてしまう。でも、そうし続けると良いアウトプットができなくなることも、身をもって実感しています。

最近知って、心に刺さった言葉

そんな中、SNSで目にした言葉が心に刺さりました。コカ・コーラの元CEO、ブライアン・ダイソン氏が発言したと言われている言葉です。

人生は5つのボールをジャグリングしているようなものだ。仕事はゴムボールで、家族、健康、友人、自分の心はガラスのボールだ。仕事のボールは落としても跳ね返ってくるが、それ以外のボールは傷ついたり、最悪壊れたりしたら元に戻らないかもしれない。だからこそ、うまくバランスを取りながら進んでいかなければならない。

この言葉を聞いて、ハッとしました。私は「フリーライターとして成功すること」に囚われすぎていて、目の前のチャンスを逃したら、仕事の神様はもう二度と自分のもとには戻ってこないと思い込んでいたのです。

でも、そうではなかった。

仕事はゴムボールで、たとえチャンスを逃したとしても、いつかどこかで取り戻すことができる。一方で、健康や家族との関係は一度壊れたら取り返しがつかない。子どもが小さくて、可愛くてたまらない日々も、一度逃せば返ってはきません。

変化への一歩を歩み始めた

この気づきをきっかけに、少しずつですが、私の中で行動や考え方に変化を起こし始めました。

例えば、仕事。新しい案件の依頼があっても、リソース的に難しい場合は丁重にお断りするようになりました。

それから、AIの活用。生成AIを賢く使い、原稿の作成効率を上げています。ただし、機密保持が必要な案件では使用しないなど、社会人として必要な判断を下しながら活用しています。

あとは、家事負担の見直し。家事育児の負担が自分に偏っていることに気づき、夫と話し合いました。自分の現状に「無理がある」とはっきり伝えることができました。

これからの私たちへ

「無理」と言うことは、わがままでも、自分が駄目だということでもありません。むしろ、自分の心と体を大切にするために必要なことだと思います。

皆さんも、自分の心と体をガラスのボールのように扱ってください。仕事はゴムボール。今回はチャンスを逃してしまったとしても、きっと、いつかどこかで取り返せるはずです。

無理をし続けることで、本当に動けなくなってしまう前に、勇気を出して「無理です」と言えるようになりましょう。それが、長く健康に、そして幸せに働き続けるための第一歩になるはずです。

私自身、まだ完璧にできているわけではありません。でも、この気づきを大切に、これからも自分らしく、バランスの取れた人生を目指していきたいと思います。皆さんも、無理をせずに、ご自身の心と体をいたわってください。きっと、より良い未来につながるはずです。

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