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草一条
2021年8月30日 17:15
まえがき この小説の元になったのは、14歳の頃の構想です。もういいかげん表に出してやらないと、と思いつつ、10年が経ちました。なんとか、人様に読んでいただけるように整えましたので、お暇のある方、ぜひ読んでいっていただければ幸いです。今回お届けするのは、「氷磨」(ひょうま)第一章です。序 子守歌 母は我が子に歌う。この国の言い伝えの歌を。月の光の満ちし時耳を澄ませば笛の音響く美しき調
2021年10月10日 23:49
これまでのお話 これまでのお話はこちらのマガジンにまとめています。更新の間が開いてしまいましたし、なんとなくことのあらましはリンクの下に書きます。作者ですら混乱するので関係図も置いておきますね。 これはある国に、二つの民族が住んでいるお話です。もともと「東の民族」が住んでいた土地に、「西の民族」が入ってきます。西は侵略者ですが、やがて二つの民族は争いをやめ、互いに混ざるようにもなります。しかし