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#映画
『花束みたいな恋をした』が描いた「時間」とは ~なぜこんなにも切なく刺さるのか
『花束みたいな恋をした』はサブカル好きの絹(有村架純)と、麦(菅田将暉)の出会い、付き合い始めてから別れるまでのストーリーを描いた映画だ。
この作品は、なぜこんなにも観るものの胸を掴み、切なく刺さるのだろうか。
「花恋」で描かれた複数の時間軸 「花恋」で描かれた恋愛は、そのタイトル通りそれ自体が「花束」であり、美しく尊いものだ。その「尊さ」は、この映画では4つの「時間」を使って描かれている。