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認知症にならないための7つの習慣

2018年度に厚労省が発表した男性の平均寿命は81.25歳、女性は87.32歳で、前年比で、男性が0.16歳、女性は0.05歳上回りました。ちなみに、60歳の平均余命は、男性が21.25歳、女性は27.32歳です。

つまり定年後のセカンドライフが男性では20年以上、女性に至っては30年近くあるということです。この長寿を元気で有意義に過ごしたいですよね。

ところで、2010年頃まで続いたフジテレビの人気番組に『エチカの鏡』というのがあり、そこで「認知症や物忘れのチェックポイント」や「ボケやすい人の共通点」を扱っている回がありました。

私の義父は亡くなるまでの数年間を認知症で過ごしました。高齢化時代にあり、これは他人事では済まされない問題です。紹介された「ならないための習慣」は、思わずメモをとりたい程の内容でしたが、あいにく、ながらで聴いていたので、その場では取り切れませんでした。

しかし、便利な時代です。<エチカの鏡・認知症>と入れて「検索」すれば、それなりの情報が直ぐにネットにあがってきます。

以下その時点で、番組の内容をしっかりと筆記していただいていた方のブログを参考にしつつご紹介し、読んでいただいているのは、まだまだお若い皆さんでしょうが、少しの警鐘を鳴らしましょう。

【認知症にならないための7つの習慣】

①散歩をする・・・歩くと、脳への血流が増える。
②新聞を声に出して読む・・・・声を出すと喉・舌・頬の筋肉が活性化し、脳への刺激が増える。
③料理を作る・・・料理はクリエイティブな作業。脳のあらゆる場所、運動神経・記憶中枢など全部刺激される。
④社会と交わる・・・現役のときとなるべくかわらないように社会と交わったほうが良い。人と交わり、いろんな事を刺激しあい、感激することが大事。生き甲斐や意欲も生まれてくる。
⑤電車・バスで出かける・・・家にいるだけでなく、外に出る習慣をつける。初めての土地に行く事で軽い緊張感が生まれ、認知症予防に繋がる。このように軽い緊張感は良い。(洋服もそれなりにしなきゃと思うようなマイルドな緊張)重い緊張感は逆にストレスになる。
⑥日記をつける・・・認知症の予防にかなり重要。今日何があったのか、思い返す事が大事。実際に、認知症の治療の一つとして回想法というのがある。その日一日のけじめがつき、翌日への生き甲斐も生まれ、認知症予防に繋がる。
⑦恋をする・・・恋をする事が一番簡単に脳を刺激する。オシャレをしたり、若作りしたり、楽しい話題のためにいろいろ考えたり。

上記の項目を、無理してやるんではなくて、楽しんでやることが大事。それによって認知症になる確率は、ぐんと低くなると放送の中では紹介していました。

要するに、幾つになっても人と交わりつつ健康に身体を動かして、かつ五感をフルに働かせていれば、ボケることが無いということなのでしょう。

私は異業種の交流会を26年間主宰し、300回以上継続しています。

この長寿もですが、男性が主宰している会に、平均すると4割近い女性参加者の構成が決して珍しくない交流会も、なかなか希少なのではないかと思います。

そんな意味で私たちの交流会は、この項目の中の④社会と交わる・⑤電車・バスで出かける・⑦恋をする・を充分に満たしてくれるものだと思います。

そして、②新聞を声に出して読む・は、毎回、会の終わりに行われる参加者全員の1分間スピーチがそれに該当するのかな?とムリムリ思っています。

ここでもますます、ひとと人との交流の大切さを実感する主宰者です。

アフターコロナやウィズコロナへの試行錯誤がさまざま話題として取り上げられる昨今。交流会としても、個人的にも、新しい触れ合いへの有り方を模索しつつ、充実した“刺激的な”日々の習慣を目指します。

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