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中華圏の大学へ行こう!                   ―大学世界ランキングから考える

こんにちは(^_-)-☆
2024年秋、THE(Times Higher Education)世界大学ランキングが
発表になりましたが、その結果はご覧になられましたでしょうか。
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2024/world-ranking#
第1位 イギリス オックスフォード大学
第2位 アメリカ スタンフォード大学
第3位 アメリカ マサチューセッツ工科大学
第4位 アメリカ ハーバード大学
第5位 イギリス ケンブリッジ大学
第6位 アメリカ プリンストン大学
第7位 アメリカ カリフォルニア工科大学
第8位 イギリス インペリアル カレッジ ロンドン
第9位 アメリカ カリフォルニア大学バークレー校
第10位 アメリカ イェール大学
と、イギリス、アメリカ勢がトップを占めています。

アジアトップは、中国の清華大学で第12位に入っています。
ちなみに東京大学は29位、京都大学は55位です。
前の年は東京大学は39位でしたから、これでも10位のランクアップ!

では、アジアランキングも見てみることにしましょう!
教育、研究、知識移転、国際的展望などTHE世界大学ランキングと同じ指標を使いながらも、
アジアの教育機関の特性を反映させるために再調整されたのだとか。

第1位 清華大学
第2位 北京大学
第3位 国立シンガポール大学
第4位 南洋理工大学
第5位 東京大学
第6位 香港大学
第7位 上海交通大学
第8位 復旦大学
第9位 浙江大学
第10位 香港中文大学
(ちなみに京都大学は13位です)

第10位までにランクインした大学の中で
5位の東京大学以外は、すべて中華圏の大学。
中華一人勝ちのイメージ。。ですね。

こうなると日本に暮らす人たちにとっても、
中華圏の大学が進学先の選択肢の一つになってくる
のではないでしょうか。

では、中華圏の大学に進学するには、
どのような条件が必要でしょうか。
日本の高校に通う生徒も、国籍が日本人なのか
国籍が中国人なのか、また、授業は中国語で受けたいのか、
英語で受けたいのか、によっても、条件は異なってくるでしょう。

今日は、中国人のお母さんと日本人のお父さんを持ち、
日本で暮らす高校一年生のAさん(国籍は日本)から受けた相談をもとに、
中国大学進学のために必要な条件について見ていきたいと思います。

Aさんは、小さい頃からお母さんが中国語で話しかけてくれていた
ため、基本的な中国語会話はできますが、
日本の学校に通っており、中国語での読み書きは、できません。
それでも、できれば中国の大学に進学したいと考えています。
Aさんのお話をよく聞いてみると、理数系科目と英語が得意で、英語は高校一年生ですが英語検定で準一級を取得しているとのことでした。
上海に祖父母が住んでいることから、上海の大学に進学できれば・・という、ご相談でした。

え?英語で学べるの?

Aさんは、高い英語力と基礎的な中国語力、そして優れた理数系の素質がある。。。
そこで、上海交通大学を候補として、進学準備をしてはどうかと、アドバイスをさせていただきました。

上海交通大学(SJTU)には、工学クラスター・プログラムという学部国際プログラムがあります。そして、すべての専攻科目を英語またはフランス語で履修することができること、世界中から工学に興味を持つ学生が集まってくることが魅力です。
つまり、中国・上海にいながらにして、世界中の仲間たちと英語で交流しながらアジアトップレベルの学部の学位が取得できるのです。

詳しくはこちらの大学のHPに英語で書いてありますが、
英語が苦手な方のために日本語で紹介させていただきます。
  ↙
Study@SJTU

学べる分野は以下にある多様な工学関連の分野だそうです。
-機械工学
-電気・コンピューター工学部
-材料科学・工学部
-コンピューター科学技術
-情報工学
-オートメーション
-海軍建築・海洋工学
-電力・エネルギー工学

授業はすべて英語で行われるそうですが、
学位プログラムに在籍している間、
中国文化および中国語の授業を履修する必要があり、
卒業に必要な最低限の中国語能力としてHSK4(中国語検定試験)を満たすことが求められるということでした。

気になる入学要件は❓

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